きらきら新聞 7月号 ★日焼け対策と紫外線 ★旬の食べ物紹介 オクラ メリーコーポレーショングループ新聞発行 係発行 紫外線量が1年のうちで最も多いのは、5月から9月にか けて。5月から増え始め、6月には真夏とほぼ同量にな ります。最も多く紫外線が降り注ぐのは10時から14時 の間。この時間帯に1日のうちで約60%の紫外線が降り 注ぎます。曇りの日は晴れの日の70%近く、雨の日で も20%の紫外線が届いています。 紫外線が少ない時期で注意が必要なのは春の日焼け。冬 のうちは紫外線量が比較的少ないので、肌の紫外線に対 する抵抗力が低下しています。そこに春になって増えて きた紫外線を浴びると、ダメージは夏以上になるとも言 われています。季節・時間・天候問わず、適切な日焼け 対策を行うようにしましょう。 紫外線はしみ・しわの原因になるだけでなく、紫外線ア レルギー、皮膚癌、白内障の発症率を高め、皮膚の免疫 力を低下させ感染症になりやすくなる事もあります。し かし大切な役割も担っています。ストレス解消、体内の ビタミンDの合成を促進、殺菌効果などの働きがありま す。過剰な対策は控え、肌や健康に影響が出ない程度に 効果的な日焼け止め対策を行いましょう。 紫外線は「A・B・C」の3種類あります。紫外線Cは現 在のところ私たちが生活する地上には届いていないと言 われていますが、標高の高い山頂などには届いているこ とが確認されています。夏場の晴天時に最も降り注ぐの は紫外線B(UV-B)です。 日焼けの種類 日焼けは2種類に区別されています。 ○サンバーン(sunburn) 紫外線Bを浴びて肌が赤くなっている状態。 ○サンタン(suntan) 赤くなった後、黒く(褐色)なった状態。 肌が赤くなったり黒くなったりするのはなぜか? 赤くなる 血管が拡張し血液量が増え赤くなる。 黒くなる 紫外線を浴びるとメラニンという色素 細胞 が作られ、肌が黒くなる。 メラニンを作る能力は遺伝によって決まっていて、 メラニンを作る能力が高い人は肌が黒くなりやす く、メラニンを作る能力が低い人は肌が赤くなる だけで黒くなりにくいです。メラニンを作る能力 が高い人ほどシミを作ってしまう可能性も高くな ります。 メラニンには紫外線からお肌を守ってくれる力が あるので、肌が赤くなるだけで黒くならない人は 紫外線の悪影響を受けやすくなります。メラニン を作る能力が低い人はより紫外線に対して注意が 必要です。 日焼け止めの使い 方 日焼け止めは汗で落ちやすいのでこまめに塗り直しま しょう。 日常生活でも3~4時間に1回塗り直すと効果が期待で きるようです。数値が高いものを一度だけ塗るよりも、 数値が低くても繰り返して塗った方が効果が期待でき ます。 鼻の頭やおでこ、肩などは日光が当たりやすく、日焼 けしやすい部分なので、こまめに塗り直しましょう。 帰宅後は石鹸などでキレイに洗い流しましょう。 水・汗でも流れ落ちないウォータープルーフタイプの 日焼け止めは通常の石鹸やボディーシャンプーではな かなか落ちないので、専用のクレンジング剤などで きっちり落としましょう。 日焼けした後はもちろん、石鹸やクレンジング剤など を使用して日焼け止めを落とした後のお肌は水分が不 その他の対策 足しているので、ローション・クリームなどで保湿す るようにしましょう。 ○サングラス ○カーディガン・パーカー ○帽子・サンバイザー ○日傘 ○アームカバー・ストール なども使用しましょう! ✿旬の食べ物紹介✿ オクラ アオイ科トロロアオイ属の熱帯植 物 ハイビスカスに似た花を咲かせ、開花後4~6日 後の若い果実を収穫したものが、いつも目にし ているオクラです。6月から8月が旬の時期で、 独特のネバネバ成分には胃腸の調子を整える役 割があり、夏バテ防止にも効果的です。 選び方 ○緑色が濃く鮮やかなもの ○切り口が新しく表面がうぶ毛でびっしり覆われ てい るものが新鮮 ○育ちすぎると味が落ちるのであまり大きすぎな い ものを選ぶ ○角が茶色くなっているものは鮮度が悪いか、育 保存方法 ち 乾燥や低温に弱く、傷みが早いので、できるだ 過ぎている証拠 け早めに食べましょう。保存は、ポリ袋や新聞 紙に包んで冷蔵庫の野菜室で保存します。ゆで てから保存した方が長持ちします。 主な栄養素と働き オクラの特徴のネバネバはペクチン、ムチン、ガ ラクタンやアラバンといった食物繊維です。 ペクチンは、血糖値の上昇を抑えたり、腸の調子 を整える働きがあり、糖尿病の予防や便秘の改善 に効果があります。 ムチンは、たんぱく質の吸収を助け、コレステ ロールの吸収を抑えてくれます。 他にもβカロチン、ビタミンB1、ビタミンC、ビ タミンE、カルシウム、鉄などを含んでいます。 これらの栄養素を無駄なく摂るには、生で食べる か、ゆで時間を短めにするのがおすすめです。 疲れやすい夏にはピッタリの食材です!
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