きらきら新聞2014年7月号

きらきら新聞
7月号
★日焼け対策と紫外線
★旬の食べ物紹介
オクラ
メリーコーポレーショングループ新聞発行
係発行
紫外線量が1年のうちで最も多いのは、5月から9月にか
けて。5月から増え始め、6月には真夏とほぼ同量にな
ります。最も多く紫外線が降り注ぐのは10時から14時
の間。この時間帯に1日のうちで約60%の紫外線が降り
注ぎます。曇りの日は晴れの日の70%近く、雨の日で
も20%の紫外線が届いています。
紫外線が少ない時期で注意が必要なのは春の日焼け。冬
のうちは紫外線量が比較的少ないので、肌の紫外線に対
する抵抗力が低下しています。そこに春になって増えて
きた紫外線を浴びると、ダメージは夏以上になるとも言
われています。季節・時間・天候問わず、適切な日焼け
対策を行うようにしましょう。
紫外線はしみ・しわの原因になるだけでなく、紫外線ア
レルギー、皮膚癌、白内障の発症率を高め、皮膚の免疫
力を低下させ感染症になりやすくなる事もあります。し
かし大切な役割も担っています。ストレス解消、体内の
ビタミンDの合成を促進、殺菌効果などの働きがありま
す。過剰な対策は控え、肌や健康に影響が出ない程度に
効果的な日焼け止め対策を行いましょう。
紫外線は「A・B・C」の3種類あります。紫外線Cは現
在のところ私たちが生活する地上には届いていないと言
われていますが、標高の高い山頂などには届いているこ
とが確認されています。夏場の晴天時に最も降り注ぐの
は紫外線B(UV-B)です。
日焼けの種類
日焼けは2種類に区別されています。
○サンバーン(sunburn)
紫外線Bを浴びて肌が赤くなっている状態。
○サンタン(suntan)
赤くなった後、黒く(褐色)なった状態。
肌が赤くなったり黒くなったりするのはなぜか?
赤くなる 血管が拡張し血液量が増え赤くなる。
黒くなる 紫外線を浴びるとメラニンという色素
細胞
が作られ、肌が黒くなる。
メラニンを作る能力は遺伝によって決まっていて、
メラニンを作る能力が高い人は肌が黒くなりやす
く、メラニンを作る能力が低い人は肌が赤くなる
だけで黒くなりにくいです。メラニンを作る能力
が高い人ほどシミを作ってしまう可能性も高くな
ります。
メラニンには紫外線からお肌を守ってくれる力が
あるので、肌が赤くなるだけで黒くならない人は
紫外線の悪影響を受けやすくなります。メラニン
を作る能力が低い人はより紫外線に対して注意が
必要です。
日焼け止めの使い
方
日焼け止めは汗で落ちやすいのでこまめに塗り直しま
しょう。
日常生活でも3~4時間に1回塗り直すと効果が期待で
きるようです。数値が高いものを一度だけ塗るよりも、
数値が低くても繰り返して塗った方が効果が期待でき
ます。
鼻の頭やおでこ、肩などは日光が当たりやすく、日焼
けしやすい部分なので、こまめに塗り直しましょう。
帰宅後は石鹸などでキレイに洗い流しましょう。
水・汗でも流れ落ちないウォータープルーフタイプの
日焼け止めは通常の石鹸やボディーシャンプーではな
かなか落ちないので、専用のクレンジング剤などで
きっちり落としましょう。
日焼けした後はもちろん、石鹸やクレンジング剤など
を使用して日焼け止めを落とした後のお肌は水分が不
その他の対策
足しているので、ローション・クリームなどで保湿す
るようにしましょう。
○サングラス
○カーディガン・パーカー
○帽子・サンバイザー
○日傘
○アームカバー・ストール
なども使用しましょう!
✿旬の食べ物紹介✿
オクラ
アオイ科トロロアオイ属の熱帯植
物
ハイビスカスに似た花を咲かせ、開花後4~6日
後の若い果実を収穫したものが、いつも目にし
ているオクラです。6月から8月が旬の時期で、
独特のネバネバ成分には胃腸の調子を整える役
割があり、夏バテ防止にも効果的です。
選び方
○緑色が濃く鮮やかなもの
○切り口が新しく表面がうぶ毛でびっしり覆われ
てい
るものが新鮮
○育ちすぎると味が落ちるのであまり大きすぎな
い
ものを選ぶ
○角が茶色くなっているものは鮮度が悪いか、育
保存方法
ち
乾燥や低温に弱く、傷みが早いので、できるだ
過ぎている証拠
け早めに食べましょう。保存は、ポリ袋や新聞
紙に包んで冷蔵庫の野菜室で保存します。ゆで
てから保存した方が長持ちします。
主な栄養素と働き
オクラの特徴のネバネバはペクチン、ムチン、ガ
ラクタンやアラバンといった食物繊維です。
ペクチンは、血糖値の上昇を抑えたり、腸の調子
を整える働きがあり、糖尿病の予防や便秘の改善
に効果があります。
ムチンは、たんぱく質の吸収を助け、コレステ
ロールの吸収を抑えてくれます。
他にもβカロチン、ビタミンB1、ビタミンC、ビ
タミンE、カルシウム、鉄などを含んでいます。
これらの栄養素を無駄なく摂るには、生で食べる
か、ゆで時間を短めにするのがおすすめです。
疲れやすい夏にはピッタリの食材です!