発表:頭文字 Rチーム 今回のゲームの考察 • 今回のゲームに隠されていたテーマは • • • • • 集団の問題解決と意思決定 集団極化現象 リスキーシフト コーシャスシフト 環境対策 集団の問題解決と意思決定 • 昔から色々な実験で示されていること。 →個人と集団のパフォーマンスの比較では、 一貫して、集団による遂行は平均的な個人 の達成よりも優れているということを示してい た。 集団極化現象 • 1960年まで ~集団の意思決定はメンバーの意見の 平均だと思われていた~ • その後の研究で ~集団極化現象というのは、集団の 意思決定の過程で、個人の持っていた 意見の平均よりも、より極端な方向に 意見がシフトしてしまうとわかった~ 集団極化現象が起きた理由 • 社会的比較 ~他者からの圧力によって自分の意見を変え てしまう。 :正しい判断をしたいが、他の人と意見が違うと、自 分の意見が間違っているのでは?と思う。 →情報的影響 :他者から受け入れられたい、自分だけ違うことを 言って目立ちたくないとおもう。 →規範的影響 • 意見の変化ではなく、意見の集約の過程で極化が 起こる 集団極化現象には2種類ある •リスキーシフト •コーシャスシフト リスキーシフトとは • 個人の意思決定や判断が集団での討議を M.Aワラック、N.コーガンが証明。 • 個人の意思決定や判断が集団の討議を通じ て、メンバーの討議前の決定の平均よりリス キーなものになること。 ではリスキーシフトが起こっていた チームは?? • 4位 ゼミ長チーム 前半は環境対策に重点をおいていたが、6月、 公害が起こった後に一位になるため賭けにで た事が裏目に出て最下位へ・・・もともと悪い カードの方が多いゲームだっただけに進行班 の狙ったとおりの結果に。 そして・・・ • 3位 東チーム • 序盤は完全に10、0のようなリスキーシフト。 環境負荷が溜まるにつれ、環境対策に力を 入れるが結局-400万の罰金をもらう。その 後考えを改めず全体を見れば終始リスキー シフトだといえた。 男性陣、全員危険思考 • 2位 小西チーム 最初はどのチームよりリスキーシフトの傾向が 強かった。最初の公害で-600万を食らうが そこから考えを変える。それが二位になった 理由だとおもわれる。 勝手にまとめ • 集団内の態度分布により優勢になったほうへ シフトする集団極化現象。今挙げた3チーム のメンバーが一人ひとりでこのゲームをして いたのなら、このような極端な方向へシフトす る人は少ないと思われる。 コーシャスシフト • コーシャスシフトとは? 集団の意思決定の過程で、最初の個人の意 見が、安全志向であれば集団決定の段階で、 より安全な方向へ意見がシフトすること。 今回のゲームでは? • コーシャスシフトが起こっていたと思われるチー ムは、1位になった能登チームと、後半の小西 チームだけでした。 事前の個人の配分決定でも、能登チームは全 員がコーシャスな意思だったことから、意見の 集約の段階でコーシャスシフトになったのは 必然的だったと思われます。 小西チームは一回目の失敗を考えて、安全思 考になり、コーシャスに移動したと思われます。 • 企業における環境に関する取組の変化 「社会貢献の一つ」 ◎「企業の業績を左右する重要な要素」 ◎「企業の最も重要な戦略の一つ」 なぜ変化した?? • 環境に良いものを好む消費者の増加!! • 改正省エネ方など、政府の変化への対応!! • ISO14001認証取得の広がりによる 市場のグリーン化!! 近年、環境を配慮した製品や ビジネス増加中!!! 例 ・省エネ (トヨタのハイブリット自動車など) ・リサイクル製品 (ユニクロのフリースなど) など。 • 現在成功している企業は環境対策にも 力を入れている!!
© Copyright 2024 ExpyDoc