現 状 ・今年に入ってから府内で児童虐待死亡事案は5件発生 ・市町村の

児童等の虐待防止対策の強化
現 状
・今年に入ってから府内で児童虐待死亡事案は5件発生
・市町村の相談件数(41市町村6,471件)は子ども家庭セ
ンター(3,270件)の倍であり市町村の機能強化が必須
・今年度は通告促進のためテレビCMなど広報啓発を強
化したことにより通告件数が増加したが、一時保護能力
の欠如により子どもの安全確保に支障。
障がい者虐待については法的枠組みが不存在の中、件
数が増加。今年度に入ってから大きく報道された事案が
本府では5件と多発(いずれも知的障害児者施設)
事案の検証結果から見えてきた具体的課題
【児童虐待の早期発見力の強化】
・要保護児童対策地域協議会は全市町村に設置されているが、有効に機能して
いない。
・市町村への技術支援機能の強化が必要。
【要保護児童の受け入れ体制の強化】
・一時保護のうち約4割が機能の弱い委託であり5年後には5割を超過
・知的障がい児施設の枠不足から被虐待障がい児等への専門的療育が欠如
【障がい児者虐待への対応】
・閉鎖的な状況に陥りがちな入所施設への外の目の導入
・対応ノウハウの蓄積や施設職員の資質向上
来年度の取組~3つの柱、4つの事業による穴のない取組強化
【3つの柱】
■児童虐待の早期発見力の強化
【4つの事業】
1.児童虐待早期発見力強化事業
2.一時保護機能強化事業
■要保護児童の受け入れ体制の強化
3.被虐待障がい児緊急保護体制整備事業
■障がい児者虐待への対応
4.障がい児者虐待防止対策支援事業
効 果
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児童虐待の早期発見力が強化され、子どもの安全確認、確保が充実!
一時保護体制の充実により、子どもの生命・安全をしっかり守る!
障がい特性を踏まえた保護により障がい児の療育を改善!
障がい児・者入所施設に外の目が入り処遇環境が抜本的に改善、施設内虐待ゼロへ!