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大阪府における障がい者虐待防止の取組み
H25.3.28
資料3-3
大阪府障がい者権利擁護センターの体制
障がい者虐待防止のための連携協力体制について
【運営形態】
直営(障がい福祉室内でセンター機能発揮)
夜間休日(24時間365日)の市町村担当部局からの
緊急連絡には、府職員が専用の携帯電話で対応。
市町村障がい者虐待防止センターの設置状況
【設置状況】
43全市町村で設置済み
【内容】
障がい者虐待の未然防止や早期発見、迅速な
対応その後の適切な支援等に関することを協議。
・単独設置 37市町 ・共同設置 6市町村
【委託・直営の別】
直営28、 委託10、 直営+委託5
これまでの大阪府の体制整備に向けた取組
・広報啓発、大阪労働局等関係機関との連携
・市町村等の体制整備のための支援
①虐待防止対応強化研修
(市町村、事業者対象。1200名規模)
②市町村向け対応マニュアル整備
③専門性強化事業(弁護士等のアドバイス)
④一時保護のための居室確保に向けた調整 等
障がい児者施設等サービス改善支援事業
(平成23年度から3か年の知事重点事業)
法施行後3か月の虐待通告等の状況
通報・相談件数等
◆ 第三者が施設を訪問しサービス改善を支援 (都道府県レベルでは全国初)
◆ 「施設内虐待ゼロ」を目標に対話型の手法により施設自らの改革を 支援
⇒ 行政と施設との新しい「協働」モデルの提案であり、大阪型障がい児者
虐待防止システムの構築をめざす
訪問効果を高めるため、23年度の訪問結果をもとに利用者の権利擁護の視点から、
24年度については重点課題を設定し、125施設を訪問
【趣旨】
障害者虐待防止法第4条及び法第39条に基づく
関係機関や民間団体等との連携協力体制を構築。
障害者自立支援法に基づく「大阪府障がい者自
立支援協議会」の下に「障がい者虐待防止推進
部会」として位置づけ。
【構成委員】
学識経験者、障がい当事者団体、医師会、弁護
士会、社会福祉士会、社会福祉協議会、警察・労
働局等関係行政機関 等
障がい者虐待防止に関する平成25年度予算について
計298件
206件
障がい児者虐待防止対策支援事業
(1)虐待防止支援チームの運営
(2)サービス改善支援員派遣事業
(3)虐待防止に関する実践的研修
78件
14件
19,139千円
被虐待障がい児緊急保護体制整備事業
被虐待者の障がい種別
298件のうち虐待と疑われる件数 計112件
緊急保護のための居室を確保、民間知的障がい児施設
における被虐待障がい児への専門的ケアを充実
9,464千円
21件
56件
障害者虐待防止法推進事業
38件
今後の障がい者虐待防止施策について
当面の課題
○ 障がい者の虐待防止に係る広報・啓発
○ 障がい者の虐待防止等に関する情報収集・分析・提供、支援策の事例研究
○ 障がい者の虐待防止等に携わる人材の資質向上
今後の課題
○ 障がい者虐待防止におけるモニタリング手法の検討など評価体制の構築
○ 障がい者権利擁護センターや障がい者虐待防止センターの体制拡充
○ 児童虐待防止施策、高齢者虐待防止施策、DV防止施策との連携
2,478千円
4件
(1) 障がい者虐待防止推進部会の運営
虐待類型(重複あり)
計165件
70件
20件
47件
虐待防止等に係る方策の協議、関係機関との連携体制の確保等のための会議
を設置・運営
(2) 虐待防止・対応力強化の研修
虐待防止や虐待対応に係る職務に携わる人材の資質向上に向けた研修を実施
(3) 専門性強化事業
虐待対応時において法的専門的助言を得る機会を確保
6件
22件
(4) 広報啓発事業
障害者虐待防止法における通報や救済制度等を周知