低分子化に成功しました。

ライフサイエンス
低分子ポリフェノール:オリゴノール
出願日:2005年2月25日 番号:特願2005-051070
出願者:国立大学法人長崎大学、ウサイエン製薬㈱、㈱アミノアップ化学
ココがすごい!
ポリフェノールの吸収を促進するために、低分子
化に成功しました。
応用分野
・飲料、菓子、キャンディーなどへの応用
・サプリメントの主剤として応用
・特定保健用食品(機能性のあるサプリメント)への応用
・化粧品分野への応用
効 果
・ポリフェノールの一種であるプロアントシアニジンを低分子化することにより、
腸管からの吸収を容易にしました。
技術概要
ポリフェノール化合物は植物の二次代謝産物で、植物に多量に存在し、多彩
な生理活性を示すことが知られています。ポリフェノールの中でも、特にプロ
アントシアニジン類は幅広く植物に含まれています。
しかし、プロアントシアニジンの分子量は一般に数千から数万と言われ、食品
として摂取した際に腸管からの吸収は困難です。すなわち、プロアントシアニ
ジン化合物が多彩な生理活性を示すには、プロアントシアニジン化合物の分
子量を小さくし、腸管を通じて体内に吸収される必要があります。
そこで、プロアントシアニジンを
低分子化を試みました。その結
果、腸管からの吸収を容易にし
て、この素材が持つ多彩な生理
活性機能を生体内で十分に発
揮させることに成功しました。
長崎大学
連
絡
先
〒852-8521長崎市文教町1-14共同研究交流センター2階
TEL 095-819-2188 FAX 095-819-2189
E-mail:y-fuji@nagasaki-u.ac.jp
http://www.ipc.nagasaki-u.ac.jp/