破骨細胞の制御剤

ライフサイエンス
破骨細胞の制御剤
出願日:2007年6月7日 番号:特願2007-151307
出願者:国立大学法人 長崎大学、財団法人 ヒューマンサイエンス振興財団
ココがすごい!
破骨細胞の骨吸収能、骨粗鬆症の進展を緩和
する方法を見出しました!
応用分野
効 果
技術概要
・破骨細胞の制御剤とそのスクリーニング法
・破骨細胞を標的とする骨粗鬆症及びその他の骨疾患の治療が可能と考え
られます。
・生体内の破骨細胞の形成や機能の調節が可能と考えられます。
・既存の薬剤の適用拡大ですので、新規化合物からの開発より少ない負担で
実用化可能と考えられます。
破骨細胞は、骨組織にのみ存在し、骨やカルシウムの恒常性の維持に極め
て重要な役割を果たしています。閉経後骨粗鬆症などでは、過剰に形成され
た破骨細胞による骨吸収の亢進が、病態の中核となっています。従って、破
骨細胞の制御は、骨粗鬆症をはじめ、関節リウマチによる骨・軟骨の破壊、
癌の骨転移など、骨吸収の亢進によってもたらされる疾患の治療に有効と考
えられます。発明者らは、ある物質Aが、破骨細胞の形成や骨吸収機能に必
須であることを見出し、破骨細胞の骨吸収能、骨粗鬆症の進展を緩和する方
法を開発しました。
卵巣摘除マウスの骨
長崎大学
連
絡
先
卵巣摘除マウス+物質Aの阻害剤
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