講義の狙い BPM 最も身近にあるパソコンとインターネットを題材として、 「コンピュータとは何か」と「ネットワークとは何か」を理 解する。 これは、我々が情報システムの使い方や作り方を学 んでいく上でのベースとなるものである。 動向:パソコンとインターネットがどこに使われているか。 基本原理:パソコンとインターネットがいかに動くか。 歴史:様々な技術開発がいつどんな目的で行なわれたのか。 応用:現代のネットワークコンピューティング技術との関わり。 将来予測:情報技術の将来の発展方向。 All Rights Reserved Copyright © 2004, Kobayashi 0 BPM 講義進行予定 1 パソコンとインターネット活用の現状 8 HPが表示されるまで 2 ビットについて 9 パケットの流れ(その1) 3 パソコンとは(その1) 10 パケットの流れ(その2) 4 パソコンとは(その2) 11 セキュリティ技術(その1) 5 論理回路 12 セキュリティ技術(その2) 6 演算処理 13 期末テスト 7 インターネットとは All Rights Reserved Copyright © 2004, Kobayashi 1 BPM テキストと参考文献 <テキスト> 1. 2. 石田晴久:新パソコン入門, 岩波新書, \ 700, ISBN 4004307015 石田晴久:インターネット自由自在, 岩波新書, \ 700, ISBN 4004305519 <参考文献> 1. 2. 最低限これだけは購入してください。 これも合わせて読むと大変参考になります。 坂村健:痛快!コンピュータ学, 集英社文庫, \686, ISBN 4087474283 佐々木良一:インターネットセキュリティ入門, 岩波新書, \ 660 , ISBN 400430606X All Rights Reserved Copyright © 2004, Kobayashi 2 BPM 推薦図書 さらに勉強したい人はこれを推薦します。良書です。 <計算機関連> 1. 2. ジョン・L・ヘネシー、デビッド・A・パターソン:コンピュータの構 成と設計(上、下)、日経BP社 ニコラス・ネグロポンテ:ビーイング・デジタル、アスキー <インターネット関連> 1. 2. 3. 4. 竹下隆史他:マスタリングTCP/IP入門編、オーム社 ブルース・シュナイアー:暗号の秘密とウソ、翔泳社 戸根勤:ネットワークはなぜつながるか、日経BP社 村井純:インターネット:岩波書店 All Rights Reserved Copyright © 2004, Kobayashi 3 BPM 講義の進め方と成績評価 講義の進め方 講義+小テスト。 ハンドアウトは月曜日にHPに掲示。 http://www.ne.senshu-u.ac.jp/~thn0674/education.html 授業の前に自分でダウンロード&印刷してください。 成績評価 出席点 (20%) 小テストの点 (20%) 期末テスト (60%) 要するに、毎週授業に出席することを重視します。 All Rights Reserved Copyright © 2004, Kobayashi 4 パソコンとインターネットの普及 BPM <インターネットの普及> 利用人口は7,000万人、人口普及率は55%、世帯普及率は81%。 平成15年版 情報通信白書(http://www.johotsusintokei.soumu.go.jp/whitepaper/ja/h15/index.html)より All Rights Reserved Copyright © 2004, Kobayashi 5 BPM インターネットビジネス <カテゴリ> DEL, amazon, 楽天 Sony, 出版, 映画, NTTドコモ Yahoo!, Edy, IBM, RealNetworks NEC, Sony, 松下 Yahoo!BB, NTT All Rights Reserved Copyright © 2004, Kobayashi 6 インターネットビジネス BPM <売上動向> 端末・システムは頭打ち、ネットワーク、プラットフォーム、コンテンツが伸びる。 All Rights Reserved Copyright © 2004, Kobayashi 7 インターネットビジネス BPM <売上動向> B2Cはインターネット利用者の増加やモバイルコマースへの対応により成長。 B2Bは電子情報関連機器、自動車業界を中心に成長。 電子商取引(B2C) 電子商取引(B2B) All Rights Reserved Copyright © 2004, Kobayashi 8 インターネットビジネス BPM <コンテンツビジネスの動向> モバイルコンテンツが牽引。決済、サービスの利便性、不正使用のしにくさ。 All Rights Reserved Copyright © 2004, Kobayashi 9 BPM ハードウェア <PCビジネスの動向> 先進諸国では成熟、日本では世帯普及率は60%。中国を中心とする途上国 への展開が必要。ワイアレス、画面大型化、バッテリー寿命、サービス力が鍵。 2003年第3四半期パソコン出荷台数 6445100, 15% 24497000, 58% 2267300, 5% 1558700, 4% 1322700, 3% デル HP IBM 富士通 東芝 その他 出荷台数(100万台) 6507000, 15% パソコン出荷台数 200 150 100 50 0 2000年 2001年 2002年 消費者 2003年 2004年 企業 All Rights Reserved Copyright © 2004, Kobayashi 10 ハードウェア BPM <携帯電話ビジネスの動向> 日本の普及率は84.4%で成熟。いかに買換えを刺激するかが鍵。中国、イン ド、南米などへの展開も必要。 cdmaOne→1xMC(au)、PDC→W-CDMA(ドコモ、ボーダフォン)に移行。 All Rights Reserved Copyright © 2004, Kobayashi 11
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