Web3Dを用いたコンテンツ開発 桑子敏也・中村員己・村上裕司・長谷川毅・大竹達也・井門俊治 埼玉工業大学工学部情報工学科知的感性システム工学研究室 Web3Dとは、Webブラウザ上で3Dオブジェクトをインタラクティブに 利用できる技術のことで、Web上に表示されたWeb3Dオブジェクトを 自由に回転・拡大・縮小、アニメーションが可能である。このような Web3D技術は1995年に登場したVRML1.0から始まり、近年では Viewpoint、Cult3D、Yappa3D、Shockwave3Dなどがある。 Web3Dを用いたコンテンツ開発を行うことにより、有用性を評価し、 教育分野の応用、開発を行う。 Viewpoint VET(Viewpoint Experience Technology) という動画像、静止画像、音声、FLASH等、 多様なメディアを統合したインタラクティブな ページの作成ソフト VRML 合成結果 VRML VRMLで作成した3DCGデータを変換させ、Viewpointを用いて Web3Dとして表示し、Webページとの合成を行った結果である。 3D AVS Player AVS/Expressで作成できるGFAという3 次元データファイルをWindows環境で 再生・閲覧することが出来るソフト 66個の磁石を使ったイ オン源の磁場の表示を 行った結果を3D AVS Playerに変換 AVS/Express 3D AVS Player 磁石をU字型に並べ 磁場の表示を行った 結果を3D AVS Playerに変換 AVS/Express 3D AVS Player VRML(Virtual Reality Modeling Language) とは仮想現実設計言語であり、3次元幾何学図形を 記述する言語である。Webブラウザ上での表示、ア ニメーションが表現できる。 VRML 3ds maxで作成し た3DCGを変換させ、 VRMLで表示した結 果 3ds max VRML Webブラウザ上においてテキスト、アニメーション、静止画像、動画 像を複合した質の高いWebページが作成可能であり、Web3Dは教 育コンテンツとしても十分威力を発揮することが可能である。
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