物理学(電磁気学)

第4回 ガウスの法則(その1)

ルール:
曲線上の接線の方向がいつもその場所の電場の
向きと一致するように書く
 曲線に垂直な方向の単位面積当たりの曲線の本
数が電場の強さEに一致するように書く

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電荷と電場の関係についての物理法則

カール・フリードリヒ・ガウス
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ドイツの数学者・天文学者・物理学者
特に、数学・電磁気学において活躍
ガウス平面(複素数平面:[数学] )
ガウス分布(正規分布:[統計学])
ガウス(磁束密度の単位:[磁気学])
カール・フリードリヒ・ガウス
(1777年-1855年)

電荷qの荷電粒子を中心とする, 半径rの球面上に
おける電場の大きさ:
q
r

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•
球面上の任意の点において
電場の大きさは等しい
電場の向きは球面に対して垂直


•
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球面上の電気力線の総数を数えてみよう
球面上の任意の点において,
電気力線は球面に対して垂直
(∵ ある点での, 電気力線の向き=電場の向き)
電気力線は単位面積あたりE本ある

球面上の全ての電気力線を足し合わせる
球面上の電気力線の総数
=(単位面積あたりの電気力線の本数×球の表面積)
=
(本)

ガウスの法則( ver.1.0 ):
「球面上の電気力線の総数は,
球面内部の電荷qの1/ ε0 倍に等しい」
・ 球の半径rの値に依存しない
⇒ 途中で電気力線の本数を増やしたり, 減らしたりする
必要はない
・ この法則は電場Eが1/r2に比例していることが要因

1から100までの自然数を全て足し合わせよ.