指示词的翻译 一、日语与汉语指示词的比较 指示詞の概念 指示詞とは、話し手のいる地点と状況をもとにしてものを指し示 す機能を持つ語であり、特に代名詞や限定詞として用いられるも のをいう。日本語の「これ」「その」や中国語の “这、那” などは典 型的な指示詞である。 分類: (1)現場指示:談話の場において実際に近くにあるものを指して用いる用法 である。 (2)文脈指示:話題になっているものや記憶の中にある要素を指す用法で ある。 2.日本語の指示詞と中国語の指示詞 事物 场所 方向 人物 时间 指定 样子 形状 程度 日本語 (こそあ)れ (こそあ)こ (こそあ)ちら (こそあ)いつ (こそあ)の時 (こそあ)の (こそあ)ー (こそあ)んな (こそあ)んなに 中国語 {这·那} (个) {这·那}里/{这·那}儿 {这·那}边 {这·那}家伙/{这·那}小子 {这·那}时候/{这·那}时刻 {这·那} {这·那}么/{这·那}样 {这·那}么的/{这·那}样的 {这·那}么/{这·那}样 3.比較 1.現場指示の場合: 日本語:アソアはそれぞれ何を指すか。 说话人和听话人到指示对象的距离都会影响アソア的选用‚ 中国語:“这”“那儿”的选用仅仅局限在说话人对距离的判断。 不仅包括实际距离也包括心理距离。 それは何ですか。/你这(那)是什么呀? 2.文脈指示の場合: (1)ア系列: 例1:私には酒好という変わった名前の友人がいる。この人は名 前とは逆に、一滴も酒が飲めない。 例2:「運転するなら飲むな、飲むなら運転するな」この言葉をど こかでみたことがあるでしょう。 例3:日本国民たる用件は法律でこれを定める。 例4:この話は山川さんの奥さんから聞いたんですけど、今度山 川さんはアメリカに転勤されるそうです。 例5:千恵子がこう言いながら、入ってきた。 「おはようございま す、よろしくお願いします」 (2)ソ系列 例6:日本人はアメリカに対する関心が、非常に高い。それに対 して、アメリカ人は日本に対する認識は総体的低いといってよ い。 例7:昨日渡辺という人に会った。その人は、父の古い友人と いっていた。 例8:『三四郎』という本を読みましたか。 ええ、なんですか。それは。 知らないのですか。夏目漱石の有名な小説ですよ。 例9:十年前、私にプロポーズしてくれる人がいたら、私はその 人と結婚していただろう。 (3)ア系列 例10:「『吾輩は猫である』を読みました。」「ああ、あれは面白 いですね。」 例11:「アメリカに留学することは、皆に知らせたのですか。」 「いいえ、あのことはまだ誰にも言っていないんです。」 例12:(独り言)あの演奏は実に美しかったな。 例13:「駅前に、ちょっと感じのいいレストランがあったでしょ う。」「ええ、ありましたね。」「今度、あそこへ行ってみましょ う。」 例14:「大学院生の、木村さん、ご存知ですよね。」 「ええ、知っています。あの人とは、十年以上の友達です。」 二、译法 1译成指示代词 例15:新聞のええネタををやろうか。これは極秘だがな。お前さんにだけ教 える。 例16:これはまだ単なる情報に過ぎません。確かな証拠はないんです。 例17:一人旅は自由だが、普通の人間には、その自由に、わびしさの代価 がつきまとう。 例18:翌日は雨だった。わたしたちは、車で日南海岸をドライブすることにし た。道から見える小さな山をおおう飫肥杉の形と、まるで夕日のさしたような、 葉の赤い反映が美しかった。それが、この土地の人間の、自然に対する愛 情のようなものを感じさせるのだった。 例19:千恵子が先に家を出た。左右の道をうかがい、背中から 手招きする。それがいつもの合図だった。 例20:そうなると、この世の中があまりにさびしい、つまらないも のになってしまうかも、それはわからない。 例21:ところが、いくら傾けても倒れない場合がある。それは、 だるまさんのような形のものである。 2.译成其他具体意义 例22:けれどもジムが僕を疑っているように見えれば見えるほ ど、僕はその絵の具がほしくてならなくなるのです。 例23:小型の三面鏡は石野貞一郎が先月買ってやったのであ る。その横にある洋服ダンスもそうである。 例24:普段は前橋辺りに若い妾と住んでいて、夏になるとそれ を連れて山へ来て、山での収入を取り上げていったそうだ。 例25:石野貞一郎は、内心で仰天した。とんだところで杉山孝 三に会ったものだ。それを言えばわが身の秘密が公然と暴か れるだろう。 例26:そこがさ、世の中は妙なもので、自分の好いている人の 悪口などはことさら言ってみる事もあるからね。 例27:むろん、その約束は守れなかった。男は、友達に話した。 それが、事件を担当している弁護士の耳にはいった。 例28:ちか女は茫然として応接間の椅子に腰を下ろし、また立ち 上がった。その度に腹部から胸部へかけて固く締め付けている 帯が鳴った。 例29:どうも非常に苦しい。そこを我慢して無理やりにはってゆく とようやくのことでなんとなく人間くさいところへ出た。 3.略去不译 例30:このあいだおさんのさんまを盗んでこの返報をしてやって から、やっと胸のつかえがおりた。 例31:もともと磯川(いそかわ)正樹は長野県の出身で、その実 家は信州北部の名家であり、彼はそこの次男坊であったが、彼 の死後には当時の金で何百万円という莫大な財産が未亡人ち かおんなに残されたのであった。 例32:東京国立衛生試験所は外国の研究所ができてまもなく、 それを模範としてできた。 4.增译指示代词 ①拆分长句子时,需要使用“这、这些、那、那些、此、之、 该”等指示代词来复指前面的内容,起承上启下的作用。 例33:もちろん、敗戦から占領時代を通じて、日本の内外の政 策が、対米関係によって大きく左右されたことは事実でもあり、 必然でもあった。 例34:会談はほとんど見るべき成果を上げることができなかった というのが、外交観側筋のほぼ一致した評価。 ②翻译定语时,常在定语的前面加上一个指示代词,使之与后 面的被修饰成分前后呼应,自成一个意群,形成一个整体, 使文章的层次、条理显得更清晰。 例35:止めどなく邦枝は自問自答を続けていた。寒く広い部屋に 一人、湿気で何がなし埃っぽい畳の上に座っていた。 例36:膝においた手の指には、婚約指輪の上にエメラルドのプ ラチナリングが重なっている。 ③指示代词常和量词结合,放在长定语之前,和被修饰的名 词前后呼应。 例37:信利は社歴三四年になる若者の輝くように白い前歯を眩 しく見上げた。 例38:隣室に駆け込んで診察の中止を懇願したい衝動を抑えな がら、昭子は落ちつかなかった。 例39:「無駄なことは一切やらないという合理主義かね。」 練習 六つになる親類の子供が、去年の暮から東京へ来ている。こ の子に、東京と田舎とどちらがいいかと聞いてみたら、「田舎のほ うがいい。」と言った。「どうして」と聞くと、「田舎の川には、エビが いるから」と答えた。 この子供が「エビ」と言ったのは、必ずしも動物学上のエビのこ とではない。エビのいる小川の流れ、森や山、それに、川のほとり に咲く花、そういうようなもの全体をひっくるめたいなかの自然を 象徴するエビなのだ。 私自身も、このエビのことを考えると、田舎が恋しくなる。しかし、 それは、現在の田舎ではなくて、過去の思い出の中にある田舎で ある。エビはいまでもいるが、「子供の私」はもう、そこにはいない からである。
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