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被动句的翻译
一、被动句的用法与译法
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1.受动者为施动者行为、动作的直接对象,主语大都由施
动补语“得益”或“受害”,被动式由他动词构成,主语大
多数由有生命名词充当。
例1:二十三歳の若い妻が昨夜、九時から九時半の間に、強
盗に入られて絞殺(こうさつ)された。
例2:私は、きっと笑われる。私の一家も笑われる。
例3:中川一郎は百姓に殴られて、正気を失った。
例4:ああ、ぼくは弘子さんと一緒に殺されちゃう。ぼくは死ん
じゃうんだ、と彼は思った。
例5:彼は外国船に助けられていたのだ。
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例6:「それだから、走るのだ、信じられているから走るのだ。」
例7:もう先生に抱かれたまま死んでしまいたいような心持に
なってしまいました。
例8:ふとぼくは肩を軽くゆすぶられて目をさましました。
例9:ぼくたちは若い女の先生に連れられて教場に入り銘銘の
席に座りました。
例10:太陽の光は黒い雲にさえぎられてしまった。
例11:私たちはこちらの美しい景色に心をひかれた。
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2.受动者为施动者行为、动作的影响对象,主语不是施
动补语行为、动作的直接承受者,但施动补语行为、动作
的结果却直接“加害”于主语,被动式由自动词构成。这
是典型的“日本式被动句”。
例12:君も現実離れしたそういう夢をみているから、女にも逃
げられたりするんだ。
例13:雨に降られて、びしょぬれになった。
例14:母は子供に泣かれてどうすることもできない。
例15:こう夜にも自動車に通られてはたまらない。
例16:毎日人に来られて勉強もよくできない。
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3.以受动者为主,句中没有施动补语,主语多为有感情、
生命的人或动物,往往具有“得益”“受害”的含义。这
类句子的特点是,施动者不必说出,无从说出,或泛指,
有突出受动者的含义。
例17:彼は人民代表に選ばれた。
例18:先に持った先入観は完全に覆(くつがえ)された。
例19:太郎は棒で頭を殴られた。
例20:ドアを閉められて、中に入ることができない。
例21:机の上に本が置かれている。
例22:花壇に花が植えられている。
二、不译为被动句的情况
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1.物质或抽象名词作主语的情况下,一般不出现施动补语时。
例23:彼の発言は、すべて書類となって、裁判所のどこかに保
存されていた。
例24:帰ってくるまでに、滞貨(たいか)は一掃され、現金にか
わっているわけだ。
例25:その王の顔は真青で、眉間の皺は、刻み込まれたように
深かった。
例26:彼は、葬列のあとは追わなかった。追う必要がなかった。
この二つの死、結局はおれの中に埋葬されるほかはないのだ。
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2.日语独特的间接被动句,有时可以不译为被动句。
例27:私は一人っ子で、幼い頃に父に死なれ、ずっと母の手で
育ちました。
例28:今度の旅行は雨に降られてしまってつまらなかった。
例29:朝早くから客に来られると閉口する。
例30:あの人も息子に死なれてから急にふけた。
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3.当句中由一个中心句节支配数个并列句节时,其中的被
动形式和主动形式具有语法上的一致性。这是日语的一条语
法规则。
例31:これは古くから伝えられたままの、日本の伝統的な美意
識というものである。
例32:現在では巨大なタンカーやパイプラインで完全な輸送が
できるようになっているが、単位だけは昔の関係がそのまま使
われている。
例33:一橋(ひとつばし)大学は1875年に創設され、日本の近
代化に大きな役割を果たした。
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4.从汉语表达习惯和修辞等方面考虑,要译成主动句。翻
译时,原句的施动补语变为主语,原句中的主语变成宾语。
例34:日本は温泉に恵まれている。
例35:あの人の駄洒落には当てられた。
例36:彼女にあっさり振られた。
例37:彼は先生に教室でタバコを吸わないように注意されまし
た。
例38:しかし、あとになって考えてみると、このとき課長に渡され
た一枚のボロ布ははなはだ象徴的な役目になっていた。
例39:おかしなことを言ったので、私は笑われました。
例40:「卓球がお上手ですね」と言って、私は褒められました。
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5.使役被动句。
例41:私は『恍惚(こうこつ)の人』を読んでいろいろと考えさせら
れました。
例42:田中先生の決断には、本当に私は感心させられた。
例43:裸足のまま、砂利の多いこの道をかけて通学させられた
小学生の頃の自分を、急になまなましく彼は思い出した。
例44:私なんかどうでもいい。ただ私が着せられている衣装だ
けが問題なんです。
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6.表示委婉断定的被动句。……と言われる/考えられる/思
われる/見られる/見なされる/される/認められる/疑わ
れる/期待される/予想される/推定される/伝えられるなど。
例45:権威筋によれば、その事件は大体解決に近づいてきたと
見られる。
例46:戦闘は空港付近で展開されたと伝えられている。
例47:総括していうと、これは机上の空論ではないかと思われ
る。
例48:つまり地球上のすべての生物は太陽のエネルギーに
よってささえられていると考えられる。
練習1:
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日本の文化は、かつて中国文化を受け売りしたものである。特
に文物(ぶんぶつ)制度に至っては、中国のものをそのままプリ
ントして使った。ところが、模倣の天才と言われる日本人でさえ
も採用しなかった制度が二つある。それは「科挙」と「宦官」であ
る。
「宦官」の方はさておいて、「科挙」が日本に採用されなかった
のは、それが政治権力の所在であったからである。鎌倉時代
以来、日本の権力は皇室や幕府を中心とした武士階級の手に
よって独占されていた。この権力の中枢を、ただ学問ができる
という理由だけで、どこの馬の骨か分からない人間に平等に開
放するのは、心の狭い日本の統治階級にはとてもできなかった
からである。
練習2:
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東南アジアのある国で、日本語の達者な台湾人、つまり華僑
がこんなことを言った。「この国は、なんでもかんでも、ワイロを
取るのよ。」ワイロがなくては何も動かないのよ。例えば税金
だって、役人に何もやらなかったら、たくさん取れるばかりだか
らね。ワイロをやれば向こうもトクするし、私もトクする。時間
だって待たせないし、万事トクするのよ。日本人はワイロが悪
かったって言うけれど、お金をとっておいて何もしない人なら悪
い。だけど、お金を取っただけちゃんとやってくれるんだから別
に悪いことはないと思うだけどね。」そう言われてみると、なるほ
ど筋も通っているように見えるし、それが華僑といわれる人たち
の人生観のか笑ってしまった。