第二章 体言

第二章 体言
日本語の体言は名詞、代名詞、数詞の三種類
を含めています。以下の特徴がある。
①いずれも活用形がない特徴を持っています。
②また、センテンスで自分の役目を果たすには、
通常助詞か助動詞が必要になります。
③前に修飾語を付けることができる。
体言:体⇒物体 言⇒言葉
第一節 名詞
名詞:物事の名称や概念を表す言葉を名詞とい
います。
例えば:リニアモーターカー
ヘリコプター
ステルス戦闘機
朝顔
建物 等々
1、名詞で区切る場合もある。
夏目 漱石(なつめ そうせき)のプロフィール
1867年2月9日(慶応3年1月5日) - 1916年(大正5年)12月9日)は、日本の
小説家、評論家、英文学者。本名、夏目 金之助(なつめ きんのすけ)。江戸の
牛込馬場下横町(現在の東京都新宿区喜久井町)出身。俳号は愚陀仏。
大学時代に正岡子規まさおかしきと出会い、俳句を学ぶ。帝国大学(後の東京
帝国大学、現在の東京大学)英文科卒業後、松山で愛媛県尋常中学校教師、
熊本で第五高等学校教授などを務めた後、イギリスへ留学。帰国後、東京帝
国大学講師として英文学を講じながら、「吾輩は猫である」を雑誌『ホトトギス』
に発表。これが評判になり「坊っちゃん」「倫敦塔」などを書く。
その後朝日新聞社に入社し、「虞美人草」「三四郎」などを掲載。当初は余
裕派と呼ばれた。「修善寺の大患」後は、『行人』『こゝろ』『硝子戸の中』などを
執筆。「則天去私(そくてんきょし)」の境地に達したといわれる。晩年は胃潰瘍
に悩まされ、「明暗」が絶筆となった。
2、時の名詞
①時点を表す名詞
固有時点名詞:
相対時点名詞:
2016年3月7日
昨日 先週 去年
3月8日の婦人デー
来月
●2014年9月に大学に入学しました。
●先月北京へ出張しました。
②期間を表す名詞
一年 二週間 三日
●日本語を勉強して、二年立ちました。
時間名詞の言い方
明天:
あした、あす、みょうにち
今天:
きょう、本日
昨天:
きのう、さくじつ
今年:
ことし、ほんねん
去年:
きょねん、さくねん
前年:
おととし、いっさくねん
1、他不分白天黑夜地工作。
• 彼は昼も夜も働き続けてい
ます。
2、他不仅当天喝了酒,那一
天的前一天和第二天都喝
了。
• 彼は当日だけではなく、その
前日も翌日もお酒を飲んだ。
常用形式名词
在日语中,常用的形式名词有很多,根据
它们的语法作用我们可以进行以下分类:
1)纯形式名词(まえの用言の名詞化):こと、もの、の
2)添意形式名词(特定の意味を生む):ところ、ため、わけ、うえ、
うち、ほか、まま、とおり、はず、かぎり、次第、つもり、ゆえ、せい、
かわり、ほう
例文:「の」、「こと」
1、私は背筋が寒くなる(の)を感じた。
2、もうすぐ夏休みになる(こと)を思うと、もう
落ち着いて勉強できない。
3、父も私が家を飛び出して東京へ来る(こと)
を理解してくれなかった。
4、野村さんは彼女に会う(の)を嫌がっている。
5、日曜日ごとに、彼女がやってきて洗濯した
り、掃除をしたりする(の)を手伝います。
二者均可用的场合:
「…ことを」
両者の違い:
1、谓语是与“感觉”、“记忆”有关的动词,如「感じる」、
1、表示思维活动的动词,如「思う」、「考える」、「信じる」、
「知る」、「覚える」、「忘れる」、「思い出す」、「発見する」等动词
「…のを」
「理解する」、「疑う等动词时;
时二者均可用,但「の」更多用于具体的宾语,而「こと」更多用
1、整个句子的谓语用有关视觉、听觉、味
2、表示说、讲以及通知、传达等语言传达活动的动词,如
于抽象的宾语。
「言う」、「話す」、「聞く」、「書く」、「知らせる」、「伝える」等动
觉、感觉动词,如「見る」、「見物する」、
○雨がやんだので傘を持ち帰るのを忘れた。
词时;
「見かける」、「聞く」、「耳にする」、「感じる」、
○伊藤先生は李さんが日本語専攻であることを忘れた。
「嫌がる」、「悔しがる」等动词时,一般用
3、谓语用表示命令、希望、决心等动词,如「命ずる」、「勧
める」、「許す」、「望む」、「決める」、「決心する」等时;
2、谓语是表示感情的动词或表示赞否的动词,如『喜ぶ』『悲し
「…のを」;
む」嫌う「恐れる」「賛成する」「否定する」「やめる」「期待する」
4、谓语是表示证实、指出之类的动词,如「示す」、「指す」、
2、句子的谓语是具体的动作性动词,如「待
「自慢する」等动词时二者均可。
「証明する」、「指摘する」、「実証する」时;
つ」、「直す」、「送る」、「追う」、「助ける」等
○私は彼が来る(の、こと)を期待しています。
动词时,一般也用「…のを」;
○私は雑誌に投書する(の、こと)をやめた。
「ところ」の使い方
1)ところだった(差点儿…;几乎;险些.)
○甘い言葉に騙されて、もう少しで偽物を買
わされるところだった。
○すんでのところで、対向車と衝突するとこ
ろだった。
○君が私のアリバイを証明してくれなければ、
私は犯人にされるところだった。
2)ところに、ところへ=ちょうど…時に(后面
多接移动自动词)
○中村君のお母さんに挨拶をしているところ
に、お父さんも出てこられた。
○噂をしているところに、彼が現われた。
○食事をしようとしているところに、田中さん
がやって来た。
○汽車が発車しようとするところへ、見送り
の友人が駆けつけてきた。
3)…ところを(表示在某种状态下)
1)つまみ食いしているところを母に見つかっ
てしまった。
2)お休み中のところをお電話してすみませ
んでした。
3)駅前を歩いているところを警官に呼び止
められた。
4)あの地震は人々がぐっすり寝ているところ
を襲ったんだそうです。
「ために」と「ように」の使い分け
○弟は病気のオジイサンを助けるために、夜道
を一人で走りお医者さんを呼んできた。
○彼は日本に対する理解を深かめるために日本
の新聞を取り寄せている。
○李さんはテレビを買うためにお金を貯めている。
○私はうちへ帰るために切符を予約する。
○運転手に交通安全を促すために横断幕が張
られている。
○母は服が雨に濡れないように傘を持って出かけた。
○学生の日本に対する理解が深まるように、彼は日
本新聞を取り寄せている。
○李さんはテレビが買えるように、お金を貯める。
○私は家へ帰れるように、切符を予約する。
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○図書館は学生たちが日本に対する理解を深める
ように日本の新聞を取り寄せている。
○父は子供たちがよく勉強するように児童百科を
買った。
○学校は学生たちがラジオ体操に出るように奨励制
度を制定した。
やってみよう
○私は自分の教養を高める( )に本を読んでい
る。
○雨が降ってくれる(
)に人々は竜王廟で焼香
した。
○人間は人工的に雨を降らせる(
)にいろいろ
実験し、ついに成功した。
○遠くの人にもよく聞こえる( )に、大きいこと絵
で話します。
○風邪が早く治る( )に注射を打ってもらいまし
た。
特別な言い方
○バスに遅れないために早めに家を出る。
○大事なことを忘れないためにメモしておく。
○失敗しないために十分な練習をする。
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○誰にも分からないようにするために暗号を使った。
○直しやすいようにするために鉛筆で書く。
○学生に正しい発音を覚えさせるために、毎日発
声の練習をさせるようにしている。
○一日も早く借金を返すために、贅沢なことをしな
いようにしている。
「…ことだ」と「…ものだ」の使い分け
1、…ことだ(具有个体性的特点)
1)接在形容词,形容动词等下面,表示某种事情、行
为等。(表个人感叹、感语)
○本当におもしろいことだ。
○本当に素晴らしいことだ。
○こちらから頭を下げるなど、いやなことだ。
○なんておもしろいことだ。
○なんと愉快なことだろう。
○おもしろいこと?
2)接在动词词在时下面,用于对某一特定的对象
的劝告或要求,表示有必要或理所当然要进行某
种活动。(最好、应该等)
○自分のことは自分でやることだ。
○現場へ行って調査研究を行うことだ。
○健康を取り戻すには、何も考えずによく眠ることだ。
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○一人で水泳に行かないことだ。(否定)
○人前では余計なことは言わないことだ。(否定)
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○朝8時までに集合すること。(命令)
○芝生の中に入らないこと!(禁止か命令)
2…ものだ。(具有社会性的特点)
1)接要形容词、形容动词下面,表示某种行为、事情
等。(不仅说话人,其他人也可能有同样感慨。)
○海の旅行は楽しいものだ。
○彼の行為は実に立派なものだ
2)接要动词(包括意志动词、无意志动词)现在时下
面,表示下面几种意思。
A、表示人们的一般倾向。
○こんな時には誰でも腹が立つものだ。
○年を取ると、気が弱くなるものだ。
○人間は本来自分勝手なものです。
B、表示客观事物的规律。
○人はみな新しいものをほしがるものだ。
○人はいずれ死ぬものだ。
C,表示习性。
○赤ん坊は泣くものだ。
○人の足音がすれば、蛇は大抵逃げるものだ。
○ねずみは夜中に出るものだ。
○地球は太陽を取り巻いて回転するものだ。
3)接在意志动词现在时下面,还可以用来表示从生
活习惯或道德观点这一角度对对方提出的劝告。
(应该…)
○知っている人にあったら、挨拶ぐらいするものだ。
○先生の言うことが正しかったら、聞くものだ。
○年長者には助け合うものだ。
○困った時は助け合うものだ。
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○そういうことは学生としてはやるものではない。
○そうしたことには賛成するものではない。
○男は人前で泣くものではない。
○こんな時間に電話をするものではない。
4)接在动词过去时「た」之后,表示回忆往事“经常
做某事”。
○彼は若いころよく痴話喧嘩をしたものだ。
○学生のころはよく貧乏旅行をしたものでした。
○俺が子供のころは、ちょっとでも親に口答えでもし
ようものなら、親にぶん殴られたものだ。
5)接在希望助动词「たい」之后,表示说话人的强烈
愿望。
○一日も早く会いたいものだ。
○第二外国語として私も英語を習いたいものだ。
○そのドラマはぜひ見たいものだ。
5)接在活用词后面,表示感叹。
○よくそんなに夜遅くまで勉強したものだね。
○こんな雨の中をよく来られたものだね。
○月日の経つのは本当に速いものだ。
○人の心はなかなか分からないものだ。
6)比べてみよう(表示劝告时)
○先生の言うことを聞くものだ。(ことだ○)
○疲れた時は早く休むものだ。(ことだ○)
○こういうことを前もって断っておくものだ。
(ことだ○)
第二節 代名詞
●人称代名詞
1、我:わたし、わたくし、ぼく、あたし、おれ、わし、こ
ちら…
2、你:あなた、おまえ、きみ、お宅、そちら、あんた、
手前(おめえ)
3、谁:だれ、どなた、どちら、どちら様、どのかた、ど
のもの…
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妻子:奥さん、妻、細君、女房、家内
丈夫:旦那さん、夫、(ご)主人
●反射代名詞(反身代名词)
--自己、自身、自体、自分—
1)自己
自己管理、自己責任、自己負担、自己紹介、自己満
足、自己中心、自己批判、自己流
2)自身~自体
~
君自身で決める;日本人自身にも分からない;これは
自分自身の問題…(自分自体×)
3)自分
自分の性格;自分でやる;自分の取り柄…
追加:
●太郎は二郎に自分について話した。
●二郎は太郎に自分の家で殺された。
●太郎は二郎を自分の家で殺した。
●太郎は二郎に自分の家で勉強させた。
~
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●太郎は花子が自分を愛していることを知らなかっ
た。
●太郎は花子が自分を愛していないことを悲しんだ。
●花子が自分を愛していないことが、太郎をがっかり
させた。
第三節 数詞
ーー本数詞、序数詞、量数詞ーー
1)本数詞(基数词)
訓読み:ひい、ふう、みい、よう、いつ、むう、なな、や
あ、こ(この)、とお
山口百恵(やまぐちももえ)、八百屋(やおや)、一人、
四日、山本五十六(やまもといそろく)…
音読み:略
2、序数詞(序数词)
第二次:
二回目 第二回 第二回目
第二名:
第二番 二番目 第二番目
第三天:
三日目
2、量数詞
物事の数量を表す言葉、あるいは数える言葉。
1,父亲叫我买了二包香烟
父は私にタバコをふたはこ買わせた。
2、昨天我收到了三封信.
昨日、私に手紙が三通届きました。
3、草地上有四只灰色的兔.
芝生にグレーの兎が四羽いる。
4、建筑物前面飘扬着三面红旗.
ビールの前に三流の旗がひるがえっている。
解釈:
匹:鱼、狗、蛇等小动物;马、猪、象等大动物。
尾:魚(いちび、にび)
頭:象、鯨、イルカなどの大きな動物。
羽:鳥や兎の数える語。
房:葡萄(ひつふさ、にふさ)
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