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平成26年度「税に関する作品」
作文の部 優秀賞(清水町商工会長賞)
税金の大切さ
おおしま
り な
清水町立南中学校二年 大島 梨菜
私は消費税が上がったことを機に税金について考えるようになった。今まで私は税金
が何のために、どのように使われているのか全く分からなかった。しかし税金について
興味を持ち調べを進めていくうちに税金が私たちの生活の中でなくてはならないもの
だということを知った。
まず税金の種類だ。私たちがいちばん身近に感じている税金といえば消費税だと思う
がその他にも酒税、たばこ税、揮発税、給料から差しひかれる所得税や住民税など様々
な種類の税金があることが分かった。果たしてこれらはどのようにして使われているの
だろうか。
私たちが納めた税は、国民の安全を守るための警察や消防、道路や水道の整備などに
使われており、私たちの生活を豊かに安全に過ごせるように役立っていることが分かっ
た。また私たちにとって身近な例は、学校である。私たちが授業を行う上で必要不可欠
な教科書や、部活動で使用しているテニスコートなど学校にあるほとんどの物が税金に
よって作られているのだ。私たちが不自由なく快適に学校生活をおくることができてい
るのは税金があるからだと知り、もっと税金があるということに対して感謝しなければ
ならないと思った。 もし税金がなかったとしたら、救急車が有料になったり、医療費
がすべて自己負担になってしまうのだ。これらのことから税金のありがたみをよく知る
ことができた。
つぎに私が調べていくうちにいちばん驚いたことは日本が借金を抱えているという
ことだ。私は初めて日本に借金があることを知り驚いた。そしてこの問題は未来を背負
う私たちにも影響するのだ。グラフをみると、このまま借金は増えつづけていくと予想
されていた。もし本当に増えつづけていけば、私たちが大人になった頃の日本が危ない
状況に陥る可能性も充分に考えられる。だから一刻もはやく少しでも借金を減らす必要
があるのだ。私はこの問題をどのようにしたら解決できるか考えてみた。そして私は考
えていくうちに一つの答えにたどりついた。それは、私たち一人一人が税金の大切さや
ありがたみを理解し、きちんと納税するということである。このように考えたのは、意
外と身近に感じている税金だが使い道やありがたみを知らない人が多くいるのではな
いかと思ったからである。日本中の人にもっと税金を詳しく知ってもらいたいと心から
思う。
私はこの作文を通して税金のことを少しだけ理解し、ありがたみを感じることができ
た。税金がどこでどのように使われているのかをまずは友達に広めていきたいと思う。
そして税金があるからこそ、今の私たちの生活が成り立っていることをより多くの人々
に知ってもらいたい。皆が税金を理解し、これからも安全で豊かな生活が送れるように
なれば良いと心から思う。