通信工学 (担当 梅林健太) レポート 2016 年 6 月 28 日 レポート締め切り

通信工学
(担当 梅林健太) レポート 2016 年 6 月 28 日
レポート締め切り:7 月 12 日 13:-00 締め切り
提出先:5 号館 405 前 レポートボックス
レポート用紙:A4 4 ページ以内・複数枚の場合はホッチキス止め
上の図のフェージングチャネルを考える.但し,送信信号を xb[m],平均 0, 分散 1 の対称複
素ガウス乱数であるチャネルゲインを hb,0,そして平均 0, 分散 σ2 の対称複素ガウス乱数で
ある複素ガウス雑音を w[m]= wI[m]+ jwQ[m],とする.また,送信信号は振幅 A の BPSK 信
号:
とする.また,複素ベースバンド信号モデルを想定する.
1: AWGN チャネルモデルでは,チャネルゲイン hb,0 はどのようになるか答えよ.
また,そのときの送信信号の判定方法を説明し,SNR(信号対雑音電力比)はどのようにして
計算するかを示せ.
2: 図のフェージングチャネルモデルにおいて,受信信号から送信信号を判定する方法を示
せ.但し,フェージングによる位相変動はキャンセル出来るものとする.
3: レイリーフェージングとは何か調査し、説明せよ.図のモデルがレイリーフェージング
に従う場合,チャネルゲイン|hb,0|とその二乗|hb,0|2 はどのような分布に従うかを述べよ.
4:レイリーフェージング環境化での平均 SNR をΓ=2A2/σ2 としたとき,BER は以下の通り
に与えられる.この式の導出を示せ.
BER=