学校便り 7月号

平成28年7月1日
平成28年度 広島市立河内小学校学校だより
たくましく
すなおに
7月号
NO.
5
学校教育目標
よく学び 思いやりのある子どもの育成
~知・徳・体のバランスのとれた子どもの育成~
校長
長本 英高
さる年が始まり、はや半年が過ぎました。年の初めに立てた「1年の計」は順調に進んでいるで
しょうか。学校では「あたりまえのことを」
「ベストをつくし」
「ちゃんとする人こそ」
「できる人」
を目指して、子供達に『自分が言われたり、されたりしていやなことは、人にはしない』
『自分か
ら気持ちのよいあいさつをする』『話す人の顔を見てきく』ことを伝えて、取り組んでいます。家
庭や地域での子供達の姿はいかがでしょうか。
家庭学習定着週間の結果から
6月13日(月)から17日(金)まで、「家庭学習定着週間」に取り組みました。その期間、
めあてができたかどうかを全学年で調べました。河内小全体では次のような結果でした。
け
できた
できて
いない
べんきょう
84%
16%
べんきょう
78%
22%
56%
44%
いつもテレビやゲームを消して 勉 強 できた
がくねん
き
じかん
学年で決められた時間はいつも 勉 強 できた
じ し ゅ がくしゅう
できるときには、自主 学 習 をした
静かな環境の中で、宿題をやっていた児童が多いようで安心しました。多くの児童が、学年で決
められた時間勉強もしています。
「宿題はしなければいけない」という意識はついているようです。
自主学習については、少しずつ身に付くように繰り返し指導をしていきたいと考えています。
感想や気づきの中から・・・・・
「できていたことはこれからも続けていきたい。自主学習をもっ
とすればよかった。テレビやゲームを消してやったら、集中できた。どの項目もできていたのでよ
かった。次はできていないところをがんばる。」など、前向きな意見ばかりでした。6年生は「中
学生は毎日こんなに勉強をするのはすごい。
」と感じたようです。
次回は、9月12日からです。今回の反省を生かし、日々の家庭学習
が定着することを願っています。今後とも、声かけをよろしくお願いい
たします。
10オフ運動
夏の強化週間のお知らせ
広島市では携帯電話やスマートフォン等の夜間の利用をせず、規則正しい生活
習慣の定着を図るために、10オフ運動に取り組んでいます。今回7月4日(月)
から10日(日)までを強化週間としています。家庭でも生活習慣を振り返るよ
い機会だと思いますので、10オフ運動にご協力をお願いします。携帯電話やス
マートフォンの長時間使用が子供の学力や健康に影響していると言われています。
そのため「夜9時以降は送信しない」
「遅くとも10時までには電源をオフ」をすすめています。
河内小学校では、長時間ゲームをすることによる悪影響がでている児童がいます。次のような研
究結果が科学的に示されていますので、携帯やスマホだけでなくゲームも各家庭で利用の約束を決
めて、長時間の使用はやめさせましょう。
TVゲームは脳の発達に悪影響
東北大が警告
TVゲームは子供の脳の発達に悪影響を与えると、東北大加齢医学研究所の研究グルー
プが発表した。調査した竹内光准教授(神経科学)は「ゲームに興じる時間と、脳の発達
の遅れは比例する」と警告する。
グループは宮城県在住の5~18歳283人を対象に、脳画像解析と知能検査を実施し
た。
磁気共鳴画像装置(MRI)で脳を調べると、テレビゲームで長時間遊ぶ子供は、物事
を認知したり記憶したりする領域の発達が遅れていた。
快楽を感じたときに出る神経伝達物質「ドーパミン」の過剰放出により、意欲をつかさ
どる領域にも悪影響があった。これは覚せい剤常用者と同じ特徴だという。
また、テレビゲームで遊ぶ時間が長ければ長い子供ほど、言語能力が低く、類似する言
葉を見つけたり、読み上げられた算数の文章題に暗算で答えたりする検査の成績が劣って
いた。
3年後に再び調査すると、テレビゲームが習慣化している子供は、脳の発達がさらに遅
れていた。
(2016.1.7)
忘れまい6.29集会に参加
6月26日(日)午後1時30分から、18回目の「忘れまい6.29集会」が開催され、地
域から沢山の参加者がありました。河内小学校も、6年生の企画運営委員の上野 裕史君、木野 紗
羽さん、末政 翠蓮君、安井 悠雲君の4名が代表で参加して献花をしました。学校朝会でも災害
について、毎年話をしていますが、地域の6.29集会に参加するなど、繰り返し学ぶことで自分
のこととして考えることができるようになると思います。河内に住んでいるかぎり、自分の口で伝
えられるようにしてほしいものです。
河内小学校の様子は、学校のホーム
ページをごらんください。