広報「根っこ」Vol.152(6月号) - NOSAIひだ『飛騨農業共済事務組合』

根っこ
6.20
2016.
Vol.152
新緑の四十八滝(高山市国府町)
資料提供・お問い合わせ
徹底しましょう!!
飛騨農林事務所農業普及課
☎〈0577〉33 - 1111
下呂農林事務所農業普及課
☎〈0576〉52 - 3111
斑点米カメムシ類
飛騨地域における主な斑点米カメムシ類の種類、生態は下図のとおりです。斑点米カメムシ類は、卵また
は成虫で越冬し、5~6月には畦畔などのイネ科雑草に寄生し繁殖します。7月以降は、エサとなる植物を求
めて出穂直後のイネへ移動し、加害します。秋には再び水田から周辺の雑草地に移動し、産卵・越冬します。斑
点米カメムシ類にとって、
イネは一時的なエサに過ぎず、ほとんどはイネ科雑草や牧草で生活しています。
約 11mm
約 6mm
アカヒゲホソ
ミドリカスミカメ
アカスジ
カスミカメ
トゲシラホシ
カメムシ
飛騨地域の主な斑点米カメムシ類
ホソハリ
カメムシ
斑点米カメムシ類の生息場所と飛来経路
○ 斑点米カメムシ類対策のポイント
◦生息場所やエサ場となっている畦畔などは、雑草が繁茂しないように管理し、特にイネ科の雑草は、穂が
出る前に刈り取りましょう。
◦イネの出穂10日前までに地域一斉で畦畔などの草刈りをおこない、斑点米カメムシ類を水田に近づけ
ないようにしましょう。
◦ヒエ、ホタルイなどの水田内の雑草は、斑点米カメムシ類のエサになるので除草を徹底しましょう。
◦斑点米カメムシ類の防除は地域一斉に効果の高い薬剤を出穂後に2回、散布をおこなうと効果が高くな
ります。
紋 枯 病
紋枯病は、高温多湿条件となる7~8月に発生し、近年、飛騨地域でも増
加しています。紋枯病は、前年、水田に落下した紋枯病の菌核(菌糸のかた
まり)が水に浮いてイネの茎に接することで感染します。病斑は小判形の
淡褐色で、葉鞘(葉の部分がさや状になり茎を包む部分)を下から上へ次
第に上がっていき、多発すると倒伏の原因となります。また、止め葉まで発
病するとモミに実が入らなくなり、大幅な減収となります。
○ 紋枯病対策のポイント
葉鞘と葉に発生した紋枯病(甚発生)
◦上位葉まで進行すると収量に大きく影響するため、出穂10~20日
前に防除を実施すると効果的です。
◦出穂期以降、高温多雨で経過し、上位葉へ進行が認められる場合は、追加防除をおこないましょう。
◦昨年発生したほ場では、防除をおこないましょう。
病害虫防除の薬剤については、稲作情報誌「飛騨のこめ」やJAひだ「営農の手引き」を参照してください。
農薬を散布する時は、住宅や他の作物、家畜、養蜂に配慮して危害防止に努めましょう。
根っこ
2
イネの病害虫対策を
気象庁の発表した3ヶ月予報(平成28年5月25日発表)では、7月は「前線や南からの暖かく湿った気流の影響
で、平年に比べ曇りや雨の日が多いでしょう」、8月は「平年と同様に晴れの日が多いでしょう」となっています。
イネは、曇りや雨の日が多いといもち病が、晴れの日が多いと斑点米カメムシ類や紋枯病が発生しやすくなり
ます。
イネの病気や害虫について、その特徴を理解して早めに対策をとり、被害を未然に防ぎましょう。
いもち病
イネにとって大きな減収の原因となる「いもち病」は恐ろしい病気であり、飛騨地域で栽培されている「コ
シヒカリ」や「ひとめぼれ」は、いもち病に対する抵抗性が弱いため注意が必要です。
いもち病は、最低気温が16℃以上で湿度が高い状態が続くと発生しやすくなります。飛騨地域では6月下
旬頃から「葉いもち」が発生するようになります。
「葉いもち」で形成されたいもち病の胞子は、
「穂いもち」の
伝染源となり、出穂期に穂首などに感染し、モミに実がまったく入らない白穂を発生させ、減収の原因とな
ります。
葉いもち(写真左)
と穂いもちによる白穂(穂首いもち)
○ いもち病対策のポイント
◦補植用の苗は、いもち病の発生源となりますから、早めに廃棄してください。
◦移植時に使用する箱施用剤は、いもち病に最も効果が高い予防剤です。箱施用剤を使用していない場合
は、初発の時期となる6月中・下旬に予防剤を散布し、
「葉いもち」の発生を抑えましょう。なお、箱施用剤
を使用した場合でも、出穂10~20日前に再度予防剤を使用すると「穂いもち」の予防に効果的です。
◦出穂の時期は「穂いもち」が感染する時期で、防除には重要な時期になります。予防剤を使用していない
場合や「葉いもち」が発生しているところでは、穂の出始めから穂が出そろう頃が最も感染しやすいた
め、
この時期に防除を確実におこないましょう。
3
根っこ
水稲共済加入者の
皆さまへお願い
申し込み受付期間 6
果 樹 共 済
15
日です。
15
7
月
7
水稲共済掛金の引落は
水稲共済掛金の口座引落を 月 日㈮に行
います。
また、水稲共済無事戻金の振込も同日に行
います。指定口座のご確認をお願いします。
な お、 経 営 移 譲 や 死 亡 な どの 理 由 によ り、
名義や金融機関の口座情報を変更される場合
については、手続きが必要となります。速やか
にNOSAIひだまでご連絡ください。
細目書異動申告票に変更があった場合は
ご連絡をお願いします。
平成 年産水稲の作付けについて、「水稲共
済 細 目 書 異 動 申 告 票 」の記 載 内 容に変 更が
あった 場 合は、NOSAIひだまたは各 市 村
農 務 担 当 課 まで、ご 連 絡いただきますようお
願いします。
水稲共済のお問い合わせは
NOSAI ひだ 事業課
0310 まで
TEL〈0577〉35 ―
28
全ての災害に対応!
総合一般方式
月 30 日~ 7 月 15 日
近年、晩霜や局地的なひょうが発生するなど、不安定な気象が続いています。
また、台風の襲来や、天候不順による病気などの発生も心配されます。
りんご・ももの被害に対する経営安定の備えとして、果樹共済の加入をおすすめします。
◆加入資格
◆対象となる災害
類区分(早生、中生、晩生)ごとの栽培面積
が 5 アール以上で、りんご 5 年以上、もも 3 年
以上の樹齢の樹が対象です。
風水害、ひょう害、凍霜害、雪害など気象上
の原因による災害や病虫害、鳥獣害、火災など
全ての災害が対象です。
◆加入方式の選択
◆補償期間
半相殺方式、または樹園地方式のいずれかを
選択できます。(下表参照)なお、いずれの方
式も全園地の加入が必要となります。
花芽の形成期(今年の 7 月頃)から来年の
収穫期までの約 1 年半の期間。
(平成 29 年産の収穫に対しての加入となります)
加入方式
補償内容
支払対象となる被害
半相殺方式
すべての災害による果実の減収を農家単位で補償
類区分ごとに 3 割を超えた部
分に係る被害
樹園地方式
すべての災害による果実の減収を園地ごとに補償
類区分ごとに 4 割を超えた部
分に係る被害
農業共済は農業災害補償法により国が共済掛金のおよそ半分を負担する
公的保険制度です
お問い合わせ・お申し込みは
NOSAIひだ事業課 TEL〈0577〉
35-0310 FAX〈0577〉35-0388
根っこ
4
平成27年度家畜共済一般損害防止事業
2 種類のワクチン接種に対する助成金 400 万円
を支払いました
◦ 牛下痢 5 種混合ワクチン
◦ 牛クロストリジウム感染症 5 種混合ワクチン
平成 27 年度に上記 2 種類のワクチンを接種した農家 152 戸に対し
助成を行いました。助成額はワクチン費用の 3 分の 1 以内としており、平成 27 年度は、牛下痢 5
種混合ワクチンは 2,912 頭、牛クロストリジウム感染症 5 種混合ワクチンは 4,711 頭が対象となり
ました。
平成 28 年度もこの 2 種類のワクチンに対する助成を行ないますので、引き続き予防接種を行なっ
てください。
ワクチン接種により疾病を予防して、経営安定に繋げてください。
NOSAIひだのホームページ!!
検 索
NOSAIひだ
農家の皆様へのお知らせ、事業内容の紹介、情報開示などを掲
載しています。随時更新をしているので、ぜひご覧ください。
ホームページアドレス http://www.nosai-hida.jp/
表紙写真の募集について
月発行の「根っこ」に掲
8
広報紙「根っこ」の表紙の写真を募集しています。テーマは
飛騨地域の風景・農作業風景です。過去に撮影した写真でも応
募可能です。採用された写真は次回
根っこ
E
載されます。
5
もしくは CD―ROM で郵送してください。応募写真は返却
お問い合わせ
TEL〈0577〉35-0310
ホームページ:http://www.nosai-hida.jp/
E メール:[email protected]
郵 送 先
〒506-0052
高山市下岡本町 2115 番地
NOSAI ひだ総務課
1
サ イ ズ は 500 万 画 素(2560 × 1920 ピ ク セ ル )
以上で住所、氏名、電話番号、撮影した場所を書いて メール
Vol.149
高山市 小島 孝さん撮影
8
できませんので、必ず複写したものでご応募ください。応募写
11.20
2015.
大白川 白水の滝(白川村)
桜(下呂市萩原町)
真 に 関 す る 著 作 権 は 撮 影 者 に 帰 属 し ま す。 採 用 さ れ た 方 に は
1.20
Vol.150
Vol.151
日㈪
2016.
夜明け(高山市国府町)
4.20
2016.
月
根っこ
根っこ
根っこ
年
28
「根っこ」でご紹介している「自慢の逸品」をプレゼントします。
月号締切 平成
写 真 は 随 時 募 集 を し て い ま す。 詳 し く は お 問 い 合 わ せ 下 さ
い。ホームページにも募集情報を掲載しています。
8
トマトづくりに魅せられて
「トマト農家でアル
バ イ ト を し た 年 目 に、
トマトづくりの魅力に
魅 せ ら れ、 も の づ く り
の原点は農業にあると
感 じ ま し た。 都 会 か ら
ものづくりがしたくて
飛騨へやってきて、色々
な 出 会 い が あ っ て、 ト
マトづくりに出会えた
ことに感謝していま
す。」 と 話 す の は、 高 山
市丹生川町でトマト
アールを栽培している
井 関 さ ん。 大 阪 府 出 身
で 高 校 を 卒 業 後、 高 山
市の木工専門学校へ進
み、 そ の 後 市 内 の 木 工
会社へ就職しました。
年前にトマト農家
の 方 と 知 り 合 い、 ト マ
トの話を聞いているう
ち に、 興 味 を 抱 く よ う
に な り ま し た。 木 工 会
社 を 退 職 し、 丹 生 川 町
のトマト農家で 年間
ア ル バ イ ト と し て 働 き、
年 間 の 研 修 を 経 て、
3
1
1
30
高山市丹生川町
たかふみ
井関 貴文さん(30)
い せき
今年春から独立してト
マ ト 農 家 に な り ま し た。
色々な人に支えられ
昨年の秋に自分で初
めてビニールハウスを
建 て ま し た。 研 修 先 の
方 や、 先 輩 農 家、 若 手
の 農 家 仲 間、 友 人 に 手
を 貸 し て も ら い な が ら、
ビ ニ ー ル ハ ウ ス を 建 て、
独立の準備を進めてき
ました。
「 独 立 し ま し た が、ま
だまだ若葉マークの新
人 で す。 す べ て の 仕 事
を 自 分 で 考 え、 作 業 を
進めていかなければな
り ま せ ん。 日 の 仕 事
1
がんばってます。
2
内 容 を 決 め た り、 ト マ
トの生育状況を見極め
ながら頑張っています
が、 失 敗 す る こ と も あ
り、 そ ん な 時 に ま わ り
の方々にすごく助けて
い た だ い た り、 協 力 し
ていただき感謝してい
ます。」
夏はトマトづくりを
し て、 冬 は ス キ ー 場 で
働 き な が ら、 趣 味 の ス
ノーボードを楽しむと
いう井関さん。
「夏場はトマトづく
り に 夢 中 に な り、 冬 は
スノーボードに夢中に
なれる飛騨高山のライ
フスタイルに魅せられ
現 在 の 自 分 が あ り ま す。
これからまだまだ大変
な 事 も あ り ま す が、 好
きなことに夢中になれ
る環境に感謝をしなが
ら全力で頑張りたいで
す。」 と 元気 に 話を さ れ
ました。
6
根っこ
こ だ ま
~ みなさんからのお便りを
ご紹介します~ らべが始まります。
( 下呂市金山町 川尻尋子さん)
● 前 号「 がんばってます 」の
大下畜産の大下さんの様に他
地域からみえた人の方が、「地
域に貢 献して馴 染みたい」と
努力してみえると思います。
ひだ
広報係 宛
高山市下岡本町
10. イタリア中西部の斜塔で有名な都市
答え ○○○○
〒 住所・氏名
電話番号
ご意見・ご感想 など
クロスワードパズル
当選者発表
お寄せいただきましたご
意見・ご感想などは、こだ
まコーナーに掲載させてい
ただくことがあります。
「シンリョク」
前回の正解は、
でした。厳正な抽選の結果、
次の方々が当選されました。
賞品は、前号で紹 介しまし
た自 慢の逸 品、なかや農 園の
ドライトマトとトマトジュースで
した。おめでとうございます。
(敬称略)
都竹 輝子 高山市冬頭町
長瀬 邦彦 高山市久々野町
平坂 順子 高山市国府町
舩坂 清子 高山市国府町
田中 耕一 飛騨市河合町
桜坂 恵子 飛騨市宮川町
都筑 節子 下呂市萩原町
今井 友子 下呂市萩原町
中島 聡江 下呂市乗政
神戸 忠浩 下呂市金山町
8 月 1 日 必着〆切
(横書きでも良いです)
ご応募をお待ちしています!
2115
7. 物事のおくそこ。秘密
〒506‒0052
● 暖 冬で雪 が 少 なかったおか
げで、 春が早く来 ました。 あ
ずき菜、わらびが例 年より 顔
を 出 すのが 早 くて、 おいしい
山 菜 を 味わいました。 山 国 な
らではの春 を 満 喫しましたが、
熊本の震災に心を痛め、早く
余 震 がおさ まって元の 生 活 が
出来る様にと祈る毎日です。
(飛
騨市神岡町 齋藤美由紀さん)
●サルが家の前の畑に来るの
で、 じいちゃんが 柵の 上 に 電
線 を 段つけてやっとでこ な
くなりました。 今 年も玉ねぎ
がたくさんとれるかな。
(下呂市金山町 熊﨑友美さん)
D
8. 芸術品の製作者や小説家
N
O
S
A
I
(飛
騨市神岡町 椙﨑由美子さん)
● 今 年 も 田 ん ぼの 仕 事 が 始
まり、 あ ちらこ ちらでトラク
ターや 耕 運 機 が 活 躍していま
す。 秋には黄 金の稲 穂が田ん
ぼになびくことを願っています。
(下呂市森 二村登美夫さん)
(高
山市久々野町 長瀬邦彦さん)
●いよいよ農 作 業 が 始 まり ま
した。 今 年は何を 作ろうかと
色々思案している時期が一番楽
しいです。
● 田んぼの季 節となりました。
● 春になって気が付 くと、 昨
毎週末は忙しく農作業をして
年の 秋に 落 ち た 種 なんでしょ います。
う、 あ ち こ ち で ひ ま わ り や、 (飛騨市古川町 森瀬辰浩さん)
トマト、 し そ、 えん ど うの 芽
が 出ています。 生 命 力の 強 さ
に感心します。
(高山市国府町 平坂順子さん)
●夏野菜の植え付けの時期に
なり、今年も動物との知恵く
根っこ
7
11
2. 助手・補佐役
3. 集めてまとめること
応募ハガキの書き方
4月に発生した平成 28 年
熊本地震は人命を奪うととも
に、家屋、農地等多くの被
害を与えました。いち早く復
旧・復興することを願います。
飛騨から遠い九州での地震
ですが、少なからず飛騨の
農業にも影響を生じていると
耳にします。
異常気象が日常な状態と
思われる今日この頃、いつ
何時、地震を始め様々な災
害がこの地でも発生するかも
しれません。今回の熊本地
震を教訓に事前に出来る備
えや、もしも発生した場合の
対応、協力体制をしっかりと
準備することが大切であると
考えます。
(中垣)
1.さかんになること。たかまり
あとがき
11. ニワトリなどの頭頂部にある赤い冠状突起
D C
B
A
9. 今年、ブラジルのリオデジャネイロで開催されます
10
たてのかぎ
8. 大豆やエンドウなどマメ科植物の果皮
B
C 9
6. 奈良盆地南部の一地方
5. たとえ
6
7. 遠浅の海岸で、潮が引いて現れた所
8
7
右 の クロスワード パ ズ ル を 解
き、A ~ D を順に並べてできる
ことばを答えてください。
正解者の中から抽選で 10 名の
方に、「ひだびと自慢の逸品」で
紹介しましたミチナル株式会社の
ほうれん草加工品をプレゼント !!
4. 以前の。「○○○日の思い出」
5
答えは
何でしょう?
1. イースター島にある巨大な石像
A 4
よこのかぎ
3
2
1
頭の体操
2
おうちで作ろう
学校給食
抹茶のタフィ
大 豆
地元の農家さんから入れて
いただく大 豆を 使 用していま
す。「 畑の 肉 」といわれるほど
のたんぱく質の多い大豆です
が、
カルシウムや食物繊維など
の栄養素も豊富です。また、
こ
の料理は噛みごたえもあるた
め、子 ど もたちの歯やあご を
強くするために献立に多くと
りいれています。
給 食では、子どもたちが食
べやすいように抹 茶ときな 粉
と混ぜて、苦味が少なく、
お茶
の風味を感じられるようにし
ました。
タフィは豆が苦手な子
どもでも美 味しく食べられる
人気のメニューです。
材 料(4 人分)
作 り 方
ことにしました。
うことで廃棄されてしまう現状
る品と差が無いのに、規格外とい
ました。味などは正規に出荷され
までそのほとんどが廃棄されてい
格外品となってしまったものは今
茎が折れてしまったものなど、規
作業の際、省かれる下葉や丸葉、
うれん草農家が出荷前に行う調整
草の加工品を製造しています。ほ
です。
ので調理に使いやすく便利と評判
荷されます。バラ凍結されている
して、袋詰めされて商品として出
る選別後、ゆでてから急速冷凍を
を洗浄し、自動選別機と目視によ
メインのバラ凍結ほうれん草
は、農家から集荷したほうれん草
造しています。
と、加工
来ないか
ことは出
定です。
今後も商品を多数開発していく予
産ほうれん草カレーなどを展開。
その他にも、ほうれん草パウ
ダー、ほうれん草ペースト、飛騨
を変える
品にして
をつけ、
ミチナル株式会社
お問い合わせ
付加価値
市場に流
℡〈0577〉53―3776
地球にやさしい大豆イン
キを使用しています
この 印 刷 物 は 、再 生 紙
を使 用し印 刷 用の紙へ
リサイクルできます。
ひだびと
自慢の逸品
ミチナル株式会社
「捨てない農業」を目指して
今年度は高山市内の契約農家
軒から原料を調達し、加工場で製
ほ
うれん草加工品
高山市一之宮町にあるミチナル
株式会社では、 月からほうれん
30
通させる
リサイクル適正 A
TEL(0577)35‒0310
TEL(0577)32‒1191
発行:飛騨農業共済事務組合 高山市下岡本町2115
印刷:飛騨印刷㈱
高山市西之一色町3丁目647‒28
4
きな粉 … 大さじ 1
砂糖 …… 大さじ 3
塩 …………… 少々
水 ……… 小さじ 1
大豆 ………… 50g
でん粉 … 小さじ 2
揚げ油
抹茶 … 小さじ 1/2
① 大豆を一晩水につけて、ふやかす。
② 水を切った大豆にでん粉をまぶし、165℃の油でカラリと揚げる。(11 分程度)
③ 鍋に水と砂糖を入れ、砂糖を溶かす。
④ 揚げた大豆を鍋に入れ、抹茶、きな粉、塩を合わせたものを入れる。
⑤ 弱火で水分が飛ぶまで煮詰める。
抹 茶
88
立 春 から 数 えて 日 目 の
八 十 八 夜の 頃 に 摘み 取 ら れ
るお茶は、昔から不 老 長 寿の
縁起物の新茶とされてきまし
た。八 十 八 夜とお茶が結びつ
いたのは、「夏も近づく八十八
夜 … ♪ 」と 茶 摘みを 歌った 唱
歌の影 響も大きいようですが、
縁起を担ぐという意味合いと
気候条件も含めてこの時期の
お茶は極上です。
また、お茶の新 芽には秋か
らひと 冬かけて蓄えられてき
た成分があふれています。特有
の若々しい香りが失われない
うちに製 茶された一番 茶は二
番 茶 以 降のお茶より も、うま
みのもとであるテアニンな ど
の成 分を 豊 富に含んでいます。
写真提供・取材協力:古川国府給食センター