広報「根っこ」Vol.150(1月号) - NOSAIひだ『飛騨農業共済事務組合』

根っこ
1.20
2016.
Vol.150
夜明け(高山市国府町)
齢 化や 離 農 等 により、水 稲や
こ うし た 中で、各 共 済 事 業
の上半期の引受については、高
たことに感謝する次第です。
ます。その一つが昨 年
る 中で新 た な 局 面 を 迎えてい
わが国の農
ご存知のように、
業 は 、さ まざ まな 課 題 を 抱え
状況でした。
月のT
の安定を図るセーフティネット
ず な を さらに 深 め、農 業 経 営
当 事 務 組 合といたしまして
は 、農 家の 皆 様 との 信 頼のき
存でございます。
明 け ましておめでとうござ
います。
皆 様 に は 、ご 家 族 お 揃いで、
希 望に満ちた新 年をお迎えの
家 畜で減 少 傾 向が続いており
と ご 支 援 を 賜 り、誠 にあ り が
業 共 済 事 業への格 別のご 理 解
農家の皆様や関係諸団体等
におかれましては、日頃から農
等は減少し、近年においては最
発 生し た ものの、病 害や 獣 害
に 実 が 入 ら ない状 態 )が 多 く
一方、被害状況については、水
稲では 、
一部 地 域で不 稔( もみ
ます。
度 を 上 回る 状 況と なっており
ますが、大 豆や 園 芸では 前 年
また、農 林 水 産 省が農 業 経
営 全 体に着 目し 調 査・検 討 を
を期待しております。
り 添ったしっか り とし た 対 策
うとしており、農家の不安に寄
て発 効に備えた施 策を 進めよ
が、政 府 は 政 策 大 綱 を 決 定し
済 連 携 協 定 )の 大 筋 合 意です
PP交 渉( 環 太 平 洋 戦 略 的 経
と と もに、皆 様のご 健 康 と ご
より一層のご理解
今後とも、
と ご 協 力 をお願いいたし ます
ます。
に、全 力 で 取 り 組 んでまいり
し適 正かつ効 率 的な事 業 運 営
よう、構成市村等と連携、協力
風水害
(倒伏等)
166
1,601
3,631
5,834
多幸、本年が実り豊かな一年と
としての役 割 を 十 分 果たせる
温暖化など地球環境が変化
する 中で、昨 年 も 約 1 1 0 億
も少 額の約240万 円の共 済
なりますことを祈念申し上げ、
1,492
新年の
ごあいさつ
こととお慶び申し上げます。
円の農作物等の被害をもたら
進めている、農産物の価格低下
新年のごあいさつといたします。
484
信頼のきずなで
農業経営の安定を
した 関 東・東 北 豪 雨 を はじめ、
金 支 払いと な り まし た 。ま た、
を含め農家の収入減少を補填
鳥獣害
飛騨農業共済事務組合
全国各地で大きな自然災害が
雪解けが遅かったことで、麦の
する収 入 保険制 度、そして、農
2,631
とうございます。
発生いたしました。被災された
すべての加 入 農 家で土 壌 湿 潤
業 災 害 補 償 制 度の見 直しにつ
715
島
芳
明
方々にお見 舞い申し 上 げます
害が発生しましたが、他の共済
病虫害
(穂いもち等)
ほてん
と と もに、飛 騨 地 域では 春 先
いても 注 視し 対 処していく 所
10
では、例年になく被害が少ない
が 割を占めました。
一部地域
割に減 少し、過 去 最 少の
6
支払い額となりました。
災害別の被害申告面積状況
以 降 、比 較 的 平 穏な一年であっ
うち、共済金支払い対象(被害
が3 割 超 過のもの)と された
被 害の内 容としては、冷 害
が 割 を 占 め、次いで病 虫 害
総被害申告面積は前年対比で約6割に減少
平 成 年 度の 第 回 損 害
評価会・農作物共済(水稲)部
のは、1 3 7 筆( 9 4 4 ㌃ )と
で冷 害 が 多 発し ましたが、総
日に 開 催 さ れ ま
なりました。
約
会が、 月
した。
その後 、国の最 終 認 定 を 経
て、 月 日に総 額 2 4 0 万
被 害 申 告 面 積 は 前 年 対 比で
部会では同年産の水稲共済
減 収 量の認 定が行われ、管 内
円の 共 済 金 を 被 害 認 定 さ れ
21
で被害申告(野帳提出)
があっ
110
合 計
6
2
1
た農家にお支払いしました。
2,266
冷 害
17
た594筆(3,631㌃)
の
12
27年産
26年産
被害申告面積 被害申告面積
(a)
(a)
災害名
11
27
管理者 國
平成27年産
水稲共済損害評価結果
2
根っこ
平成27年産 水稲共済 地区別損害評価結果
市村名
地区名
3割以下の被害
筆 数
面 積
3割超過の被害
筆 数
面 積
合 計
筆 数
面 積
共済引受収量
共済減収量
筆
a
筆
a
筆
a
㎏
kg
円
33
239.2
14
85.4
47
324.6
2,227,887
365
48,608
丹生川
23
139.6
23
139.6
1,330,065
2,280
318,336
清 見
14
115.4
14
115.4
387,200
1,678
328,888
86,132
0
0
高 山
高 山 市
荘 川
一之宮
1
3.9
12
89.0
13
92.9
304,401
1,948
362,776
2
8.7
2
8.7
363,879
48
9,408
18
100.4
21
123.1
215,819
1,896
334,800
2,518
0
0
1,287,943
561
97,164
久 々野
朝 日
3
22.7
高 根
国 府
398 2,242.3
上 宝
1
計
13
84.0
9.8
8
73.4
436 2,517.9
104
695.9
飛 騨 市
古 川
11
43.1
河 合
411 2,326.3
83.2
484,346
629
123,284
540 3,213.8
9
6,690,190
9,405
1,623,264
9
63.9
20
107.0
1,350,561
1,053
206,388
2
8.5
2
8.5
126,389
153
29,988
106,374
0
0
5
38.1
5
38.1
414,471
986
193,256
宮 川
神 岡
計
下 呂 市
11
43.1
16
110.5
27
153.6
1,997,795
2,192
429,632
萩 原
1
15.0
4
37.4
5
52.4
554,968
161
31,556
小 坂
2
40.0
下 呂
金 山
1
馬 瀬
5
49.3
7
89.3
88,140
851
166,796
8
50.8
8
50.8
397,306
657
124,404
1
17.7
332,913
0
0
17.7
6
53.8
6
53.8
151,611
0
0
10
126.5
17
137.5
27
264.0
1,524,938
1,669
322,756
153,022
0
0
0
0
0
0
0
0
153,022
0
0
457 2,687.5
137
943.9
594 3,631.4 10,365,945
13,266
2,375,652
219 1,932.8
584 3,901.3
803 5,834.1 10,589,937
58,607
白川村
計
白 川
計
合 計
平成26年産
※数値は主食用・米粉用・飼料用の各数値を合算したものです。
参考: 主食用米共済単価
米粉用米共済単価
飼料用米共済単価
9,744,280
196円/Kg
84円/Kg
40円/Kg
10
27 16
27
長 期 積 雪 等 による 雪 腐
病の 影 響 が 減 収の 要 因 と
なりました。
お願いします。
また、経営所得安定対策
制 度 も 引 続 き 施 行 さ れる
年産麦共済損害評価結果
27
平成
ゆきぐされ
雪腐病の影響で
全加入農家で減収
平 成 年 月 日に 開
催された平成 年度第
1
回 損 害 評 価 会・農 作 物
共 済( 麦 )部 会において、災
害 収 入 方 式 に 係る 同 年 産
麦の 共 済 減 収 量 及 び 生 産
金 額 の 減 少 額 について 認
定が行われました。その後 、
国 の 最 終 認 定 を 経 て、約
30
万 円の共 済 金 を 被 害 認
定された農家にお支払いし
1
ました。
28
水稲共済細目書の記入について
月 にかけて各 農 業 改
2
平 成 年 産の水 稲 共 済
細 目 書 異 動 申 告 票が 月
~
は内容をよく確認し、正確
こ と から、記 入 にあ たって
れる予定です。
に提出いただきますようお
良 組 合 から 農 家 に 配 付 さ
米 粉 用 米 と 飼 料 用 米の
作 付 け を 予 定 している 方
願いします。
根っこ
に記 入・押 印して期 日まで
は、記入例を参考に記入を
3
支払共済金額
園芸施設共済
本体の補償が大幅アップ!
「もしも・・・」
に備えて入って安心
あなたも園芸施設共済に加入しませんか!?
昨年の制度改正により、①本体時価額の引き上げ ②復旧費用の創設 ③撤去費用の
対象拡大が行われ、補償が充実しました。
加入できる施設
農作物の栽培を目的としたビニールハウスやガラス温室などの施設
○施設設置面積の合計が2アール以上あること
○所有または管理している全ての園芸施設の加入が必要
加入期間(補償期間)
施設の被覆期間に合わせてご加入いただきます(準備・片付け期間を含みます)
○降雪や突風等に備えて、余裕を持った期間設定をお勧めします。
○加入期間は、掛金引落日の翌日(原則土曜日)から月単位となります。
○申し込みから加入までの手続きに2週間程度かかりますので、早めの手続きをお願いします。
共済金支払対象となる被害
○風水害 ○ ひょう害 ○ 雪害 ○ 鳥獣害 ○ 落雷 ○ 火災
○航空機からの物体の落下、
墜落 ○ 車両の衝突 ○ その他、
気象上の原因
(地震および噴火を含む)
※共済金は、1事故・1棟ごとの損害額が3万円または、共済価額(時価額)の1割のいずれかを超える場合に
支払われます。
※事故が発生した場合は、速やかにNOSAIひだ事業課までご連絡をお願いします。
共済金額(補償金額)
と掛金
○施設の1㎡あたり単価は、次のように定めています。
(※一般的な雨よけハウスの場合)
パイプハウス本体 1,800円/㎡ 被覆材(一般ビニール) 139円/㎡
○経年による時価現有率は、次のように定めています。
(※一般的な雨よけハウスの場合)
パイプハウス本体
被覆材(一般ビニール)
新品~1年未満 100%
6年~ 7年未満 70%
新品~1年未満 100%
1年~2年未満
95%
7年~ 8年未満 65%
1年~2年未満
50%
2年~3年未満
90%
8年~ 9年未満 60%
2年以上
25%
3年~4年未満
85%
9年~10年未満 55%
4年~5年未満
80%
10年以上
50%
5年~6年未満
75%
○共済金額(補償金額)および掛金の目安
例 : 雨よけハウス 間口5.4m ・ 奥行40m ・ 被覆ビニールは新品 ・ 9ヵ月加入・付保割合80%
90%
5年目
80%
7年目
70%
9年目
60%
11年目以上
50%
427千円
388千円
350千円
311千円
272千円
233千円
全損の際、農家へ
100%
3年目
共済金額
(最高補償額)
支払われる最高額
1年目
共済価額
(時価評価額)
ハウス1棟あたりの
時価現有率
評価額
設置経過年数
農家負担掛金
(9ヵ月)
農家負担掛金
(9ヵ月・撤去復旧費用あり)
341千円
4,087円
4,214円
310千円
3,716円
4,110円
280千円
3,356円
4,026円
248千円
2,973円
3,918円
217千円
2,601円
3,831円
186千円
2,229円
3,050円
※詳しくは、NOSAIひだ事業課までお問い合わせください。 TEL〈0577〉35-0310
根っこ
4
ホームページを開設しました!!
検 索
NOSAIひだ
飛騨農業共済事務組合では平成 27 年 10 月 1 日にホーム
ページを開設しました。農家の皆様へのお知らせ、事業内容の
紹介、情報開示などを掲載しています。ホームページの開設で
今まで以上により多くの情報を提供できるようになりましたの
で、ぜひご覧ください。
ホームページアドレス http://www.nosai-hida.jp/
果 樹 共 済
特定危険方式(りんご)
近年、春先の低温や降霜による被害が発生しています。
3月1日から15日まで
申し込み期間
〈近年の被害(共済金支払)状況〉
●りんごの開花期に低温や降霜があると花そうが著しく損傷し、結果、胴サビ
(右写真参照)等の被害果が多く発生します。
この被害により、平成24年産で
は278万円、
また翌25年産では1,929万円の共済金が支払われました。
果樹共済に加入して、万一の被害に備えましょう。
◆栽培面積が20アール以上の方が加入できます。
◆対象となる災害を選択できます。
凍霜害による被害果
3種類の災害を対象とする
風害のみを対象として掛金を抑えた
暴風雨・ひょう害・凍霜害方式
暴風雨方式
◆発芽期(4月頃)から収穫期までの約7ヵ月間を補償対象としています。
◆類区分(早生、中生、晩生)
ごとに、対象となる災害による損害が、2割を超える場合に共済金の支払いがあ
ります。
(2割を超えた部分に対し支払われます)
※すべての災害を対象とする総合一般方式は、6月30日からの申し込みとなります。
※掛金や補償内容など、詳しくはNOSAIひだ事業課までお問い合わせください。 TEL〈0577〉35-0310
表紙写真の募集について
根っこ
広報紙「根っこ」の表紙の写真を募集しています。テーマは飛
騨地域の風景・ 農作業風景です。過去に撮影した写真でも応募
5
4
月 発 行の「 根っこ」に掲 載
お問い合わせ
TEL〈0577〉35-0310
ホームページ:http://www.nosai-hida.jp/
E メール:[email protected]
郵 送 先
〒506-0052
高山市下岡本町 2115 番地
NOSAI ひだ総務課
可 能です。 採 用された写 真は次 回
Vol.147
されます。
2015.
天生県立自然公園(飛騨市河合町)
31
サイズは 500 万 画 素(2560 × 1920 ピクセル) 以
上で住所、氏名、電話番号、撮影した場所を書いて E メールで
向日葵(下呂市金山町)
送 信 もし く は CD―ROM で郵 送してく だ さい。 応 募 写 真 は
高山市 小島 孝さん撮影
Vol.148
返 却でき ませんので、 必 ず複 写した ものでご 応 募 をお願いしま
大白川 白水の滝(白川村)
8.20
2015.
3
す。応募写真に関する著作権は撮影者に帰属。採用された方に
Vol.149
日
6.20
11.20
2015.
月
根っこ
根っこ
根っこ
年
28
は「根っこ」でご紹介している「自慢の逸品」をプレゼントします。
月号締切 平成
写 真 は 随 時 募 集しています。 詳しくはお問い合 わせく だ さい。
ホームページにも募集情報を掲載しています。
4
建設業から農業へ
建設業の知識と経験を生
社員とともに主食用米
・
㌶、 飼 料 用 稲(WCS)
誰もが認めるおいしい
栽培方法を工夫して農薬
や技術の面で農業と連携し
やすく、荒廃農地再生に役
)。
地域の耕作放棄地が増え
の量を減らすように気を付
年に株式会社和仁農園を設
なければ」との使命感から
はあり得ない。私達がやら
農業を守らずに地域の存続
も受け入れ、飼料用稲の作
どんなに条件の悪い圃場で
し、地域から依頼されれば
を作付けしています。しか
満たす圃場でのみ主食用米
山間地にあって自社基準を
条件の悪い圃場が多い中
の特性を研究し、寒暖差が
供したい」と、コシヒカリ
客さんにおいしいものを提
「 安 心 安 全 は 当 た り 前。 お
されず」だそうです。また、
薬検査では、いつも「検出
けており、収穫後の残留農
立 し ま し た。 現 在
認定農業者となり、平成
名の
地の基幹産業は農業。その
立っていると言います。
和仁松男さん(
す。和仁さんが農業ととも
地の解消に努めています。
付けなどにあて、耕作放棄
和仁 松男さん
割を担う高山市上宝町の株
㌶を作付けしていま
株式会社 和仁農園
お米を作りたい
・
高山市上宝町
に営んでいる建設業は機械
かし、地域農業の中心的役
18
ていく現状を見て「中山間
68
式会社和仁農園代表取締役
62
地域を守り
おいしい米作り
6
21
最大となる
月下旬から
㌃を施肥するのみで追
肥として有機堆肥を
/
2
ほうしょう
めいとうかい
人目となる名稲会ダイヤ
月
・
日に開
より効率的でおいしい
析鑑定コンクールの国際大
どだが、今年は除草対策に
「反 収 は 現 在 410 ㌔ ほ
米作りを目指して
会において、金賞を何度も
よ り 460 ㌔ に 増 収 さ せ
受賞し、平成
com
じかまき
年に
http://www.wani-nouen.
株式会社 和仁農園
と意欲をみせます。
は全圃場で直播にしたい」
じかまき
データをとり、平成
場合の発芽率と雑草対策の
「今 後 二 年 間 で 直 播 し た
和仁さん。
さんは満足してくれる」と
しいお米を提供すればお客
売価格は高くなるが、おい
たい。収量が少ないため販
年に全国で
毎年開かれる米・食味分
以上になりました。
ほとんどの圃場で食味値が
肥は行いません。その結果、
10
85
追及し続けています。
国際総合部門で金賞を受賞
催された同コンクールでも
22
に行っています。また、元
月中下旬
11
され、おいしいお米作りを
より一カ月遅い
モンド褒章を受章されまし
8
月上旬に出穂するよう、田
和仁農園のみなさん
た。昨年
9
植えを地域の標準的な時期
しゅっすい
8
トン
6
23
30
8 57
がんばってます。
24
6
根っこ
すい年の始まりとなりました。し
クロスワードパズル
根っこ
7
当選者発表
年はスタートから暖冬ですが、
穏やかで四季の移り変わりを
しっかりと感じられる年となるこ
( 塚本 )
とを願います。
高山市下岡本町
天候が続いています。平成 28
ひだ
広報係 宛
普段の生活をするには過ごしや
2 月 29 日 必着〆切
前回の正解は、「リツトウ」
でし た。 厳 正 な 抽 選の 結 果、
次の方々が当選されました。
賞 品は、前号で紹介しまし
た自慢の逸品、黒内果樹園の
リンゴジュースでした。おめで
とうございます。
(敬称略)
岩塚ちえ子 高山市上切町
大村しまえ 高山市初田町
坂下かよ子 高山市朝日町
中谷 純子 飛騨市河合町
泉 友子 飛騨市宮川町
若田 洋子 飛騨市神岡町
柚原 忠利 下呂市萩原町
田口 耕市 下呂市門和佐
二村ひさ代 下呂市馬瀬
手塚 洋平 大野郡白川村
こ近年は毎年のように極端な
答え ○○○○○
言葉が使われるようになり、こ
11. 本当の値打ち
いるのに、道路にも雪が無く、
お寄せいただきましたご
意見・ご感想などは、こだ
まコーナーに掲載させてい
ただくことがあります。
暖化が進み、異常気象という
4. 南米ペルー共和国の首都
〒 住所・氏名
電話番号
ご意見・ご感想 など
りない感じがしました。地球温
9. 醤油は英語で○○ソース
N
O
S
A
I
いつもの冬なら、雪かきをして
(横書きでも良いです)
い正月は、なんだか少し物足
ご応募をお待ちしています!
2115
かし、雪も無く、寒さも厳しくな
7. 古典的。「○○○○○バレエ」「○○○○○カー」
〒506‒0052
き、とても不思議な天気でした。
9
3. 常に身近に備えて戒めとする格言
応募ハガキの書き方
年 末 年 始は 暖かい日が 続
2. 主要なこと・主要なもの
あとがき
1. 七柱の福徳の神
E
D
C
B
A
たてのかぎ
A
B しました寒干し大根をプレゼント !!
13. 対面。「○○○にかかわる」
12
14. 明らかに確実なこと
14
に、「ひだびと自慢の逸品」で紹介
12. 各地方での標準時の示す時刻との差
C
A ~ E を順に並べてできることば
13
8. よそおい・いでたち
を答えてください。
正解者の中から抽選で 10 名の方
10. 仔は瓜坊ともいいます
11
6. 水や物にできた油の膜
D
8
10
5. 身分・立場
7
答えは
何でしょう?
右のクロスワードパズルを解き、
などに飾ります
E
頭の体操
5
D
6
よこのかぎ
4
1.しめ縄に縁起物などの飾りをつけたもので、正月に門
3
2
1
こだま
1
~ みなさんからのお便りを
ご紹介します~ ●「根っこ」
の表紙の写真をいつ この 冬 は 汗 を 流して洗いまし
た。漬物おいしくできるか心配
も楽しみにしています。前 号 大
しました。
白川白水の滝、落差があり、壮
大ですね。
いつか訪 れてみたい ( 下呂市野尻 河原サヨ子さん)
です。
( 下呂市夏焼 福井重子さん) ● 農 業は、何と 奥 深く、ダイナ
ミックな仕 事であるか。私はな
● 月 日 開 設 された「NO んだかんだと思いながらも、牛
を 中 心に農 業 を 営んでまいり
SAIひ だ 」のホームページを
ました。素晴らしい職業だなと
開いてみました。最初に子供が
言われる半面、
うらやましいと
田 植えをしている 写 真が眼に
飛 び 込み、大 変 ほほえまし く 、 いう 人 が 何 人いる だろうかと 、
疑 問 を 感じることがあり ます。
感 動しました。今やパソコンの
時代、多くの情報を提供してい 国内で天変地異など大変な事
ただくことを、楽しみにしてい が起きない限り、真の農業の良
さ、大切さが分からないのでは
ます。
( 飛騨市古川町 野中孝司さん) ないか。すべての原 点は農から
始まっているのです。
● 暖 冬と 言われていますが、
つ ( 高山市国府町 川原久尚さん)
いに 雪 が 降 り、子 供 達 は 大 は
しゃぎ
(笑)
大人達はしょんぼり
● 前 号おうちで作ろう学 校 給
( 苦 笑 )でも 、雪 だる ま を 作っ 食にでていたワラビ、あっさ り
たり、そり 遊びをすると 、楽し していて好 き だった だ けの 山
い。次の日の筋肉痛がなければ、 菜 わらびが、実 は 塩 分 を 体 外
もっといいんだけど…
に排出したり、
カリウムや鉄分
( 下呂市萩原町 小池幸奈さん) が豊富と知り、
びっくり。
おいし
く料理して食べようと思いまし
● 毎 年 寒い、寒いと 言いながら、 た。
大根やカブラを洗っているのに、 ( 高山市一之宮町 杉山久美さん)
10
おうちで作ろう
学校給食
鶏肉と大根のスープ煮
ひだびと
蔵しておいた 大 根 を 掘 り 出
し、 水 洗い、 皮 むき、 輪 切
りし、 柔らかくなる までゆ
でて串 刺ししたものを 家 屋
の軒 下で約 日 間 寒にさら
して、 飴 色の寒 干し大 根が
完成します。
平成 年には伝統的に培
われた技 術を 生かして製 造
された地域食品だけが認め
られる「 本 場の本 物 」とし
て認 定され、 昨 年 月には
イタリア・ミラノ国 際 博 覧
会に出展されました。
また、今月よりフランス・
パリにオープンし た 日 本 酒
専 門 店へも 輸 出 され、 国 外
でも日 本の郷 土 食 材として
注目されています。
独特の食感と甘みを活か
し 様々な 食べ方 が 考えられ
ます。是非ご賞味ください。
お問い合わせ
30
JA ひだ 高原営業所
25
電話〈 0578〉 ―1216
地球にやさしい大豆イン
キを使用しています
この 印 刷 物 は 、再 生 紙
を使 用し印 刷 用の紙へ
リサイクルできます。
大 根
自慢の逸品
すずしろグループ
奥飛騨山之村
寒干し大根
日 本 の 里 100 選 に 選
ばれている飛 騨 市 神 岡 町 山
之 村 地 区で、 古くから冬の
保 存 食として作られてきた
寒干し大根。
現在、山之村の主婦たち
名で組 織された「すずし
ろグループ」 が 大 根の 生 産
から加 工 まで自 分たちで行
うことにより、 安 全で品 質
の 高い商 品 を 作 り 出してい
ます。
製 造 方 法 は と ても 手 間
がかかり、 気 温が氷 点 下と
むろ
なる 真 冬に 土 中の 室に 貯
10
リサイクル適正 A
TEL(0577)35‒0310
TEL(0577)32‒1191
発行:飛騨農業共済事務組合 高山市下岡本町2115
印刷:飛騨印刷㈱
高山市西之一色町3丁目647‒28
酒……………………………… 5g
材 料(4人分)
濃口しょうゆ……………………10g
(給食では一人 30g を 2 個ずつ)
片栗粉…………………………50g
大根………………………… 600g
コンソメ…………………………12g
根深ねぎ…………………… 100g
濃口しょうゆ…… 18g(大さじ3)
しょうが………………………… 2g
水………………………… 720ml
食塩…………………………… 1g
※米のとぎ汁…………………適量
し ょ う ゆ を 入 れ て スープ
を作り、大根を入れて弱火
で 分以上煮込む。
⑤ ねぎ に 片 栗 粉 を つ け て
160℃の油で揚げる。
⑥ 油の 温 度 を 1 7 0 ℃ に 上
げて、鶏肉に片栗粉をつけ
て揚げる。
⑦ 皿に鶏肉とねぎ、大根を入
れ て スープ を か け た ら 完
成!
5
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大根は、日本で最も多く作
られている 野 菜です。大 根に
は、
でんぷんの消 化 酵 素であ
るジアスターゼが多く含まれ
ています。日 本の 食 卓によく
見る「ご飯にたくあん」
や
「お
餅に大 根おろし」という組み
合わせは理にかなったものな
のです。
おでんや 煮 物 な ど を する
と き 米のと ぎ 汁 で大 根 を 下
ゆでします。
これは大 根 独 特
の 臭 み や 苦 味 な ど のあ くの
成 分を、とぎ汁のでんぷんが
吸着してくれるからなのです。
た だ の 水 で 下 ゆ です る よ り、
マイルドにな りおいしくなる
のです。「鶏肉と大根のスープ
煮」は馬瀬の給食でとても人
気のある献立です。
2
鶏もも肉…………………… 240g
30
作 り 方
20
① 大根 は ㎝ ほ どの 厚 さ に
輪切りにする。ねぎは3㎝
ほどの長さに切る。鶏肉を
好 みの 大 き さ に 切 る 。( か
ら揚げほどの大きさ)
② 鶏肉とねぎを、すりおろし
た生姜、塩、酒、しょうゆに
漬けておく。
③ 大根 を 米の と ぎ 汁 で 分
ほどゆでる。
④ 水を沸騰させ、コンソメと
写真提供・取材協力 下呂市馬瀬給食センター