「元気カフェ」の概要

「元気カフェ」の概要
1 設置
設置目的
目的
障がい者雇用の場の拡充とともに、接客等を通じた市民との交流機会を創出し、障
がいのある方に対する理解促進を図っていくことを目的に、白石区複合庁舎1階に障
がいのある方が働くカフェ(『元気カフェ』)を設置します。
2 コンセプト
「元気カフェ」の設置にあたっては、白石区複合庁舎のあり方を検討してきた区民
の方々と、基本コンセプトや運営方法等について意見交換を重ねてきました。
①誰もが気軽に時間を過ごすことできるオープンな
【まちのタマリ場】
②複合庁舎内の機能や地域のコミュニティ活動と連携したイベントを展開する
【まちの交流スペース】
③施設内のイベントや地域活動の情報に何気なく出会うことができる
【まちの情報スペース】
3 カフェ周辺の
カフェ周辺のレイアウト(イメージ)
レイアウト(イメージ)
複合庁舎 1 階ロビー(戸籍住民課前)内に、カフェ厨房【面積約 15㎡】を整備し、
木製テーブル、いす等を設置する予定です。
戸籍住民課 記載台・待合スペース
スタンディングカフェエリア
スタンディングカフェエリア
サイン
厨房
販売・サービス
カウンター
テーブルシートエリア
テーブルシートエリア
スツールベンチエリア
スツールベンチエリア
中庭(民間ビルとの中間地帯)
4 竣工
竣工時期
時期及び周辺環境
時期及び周辺環境
平成 28年 10月中旬を予定。営業開始は、平成 28年11 月 7 日(複合庁舎供用
開始日)の予定です。
なお、複合庁舎内には区役所のほか、区保育・子育て支援センター、保健センター、
区民センター、えほん図書館、食堂等が入ります。また、隣接する民間ビル内にはレ
ストラン、居酒屋、定食屋、喫茶店、洋菓子店、コンビニエンスストア、美容室、学
習塾、医療クリニック、薬局、銀行等が入居を予定しています。
5 整備予定の厨房設備等
シンク、調理台、製氷機、冷蔵冷凍コールドテーブル、換気設備、冷暖房機器(空
調設備)、排水設備を予定しています。
その他、IH ヒーター及びカフェの運営に必要な機器・備品等については、札幌市と
協議の上、運営事業者に準備していただくことになります。
6 設備上の留意点
厨房には、電話回線(1 回線)を配線していますが、電話会社との契約及び通話の
ための工事は、運営事業者が直接契約し、工事費・基本料、通話料等を負担すること
となります。
7 メニュー
メニューや価格
や価格等
や価格等
火気を使用することができる場所ではありませんので、飲料品(コーヒー、紅茶等)
及び既に調理済のもの(例えば、仕入れたパンや菓子等)を中心に提供することを想
定しています。軽食を提供する等の場合には、運営事業者のほうで IH ヒーターを用意
していただくこととなります。ただし、厨房内のフードの排気量は、煮炊き程度のも
のを想定した容量となっており、本格的な料理の提供は困難です。提供するメニュー
については、事前に札幌市に協議をしてください。
また、販売価格は、
「障がい者協働事業」により運営している同様の店舗(市社会福
祉総合センター、市役所、中央図書館の元気カフェ)等の価格を参考にしてください。
8 営業日及び営業時間
原則として、区役所の開庁日及び開庁時間内(平日の午前8時~午後6時)を想定
していますが、詳細は札幌市と協議の上、決めていただきます。
9 施設使用に
施設使用に係る
係る負担額
係る負担額
厨房部分や控室の施設使用料、電気・上下水道料金の加算料(施設全体を按分した
分及び厨房部分で使用する実費分)について、必要な額を負担していただく予定です。
(施設使用料については障がい者協働事業としての一部補助があります)
10 事業の継続
「元気カフェ」は、
「札幌市障がい者協働事業」として運営費の一部に補助金を交付
することになりますので、毎年度、補助金実績報告書を提出し、事業内容の審査を受
ける必要があります。
また、事業を継続し、補助金の交付を受ける場合には、毎年度、事業計画書(補助
金交付申請書)など、関係書類を提出し、審査を受けていただく必要があります。
あわせて、前項「9」に掲げる施設使用についても、毎年度、関係書類を提出し、
審査を受ける必要があります。
11 運営についての留意点
(1)複合庁舎の性質上、特に区役所の開庁時間中については、大きな音を出すこと
等は、来庁者への影響があるため、十分配慮するようお願いします。
(2)白石区複合庁舎にて想定している来庁者数(職員含む)は 1 日あたり約 2,300
人です。運営にあたっては、障がいのある方の継続的かつ安定的な雇用を実現す
るためにも、収益性を確保するよう十分工夫した運営に努めてください。
(3)カフェ前のスペースは、来店者の喫茶スペースや来庁者の休憩スペースとなる
ことに加えて、複合庁舎地下 2 階の区民広場で行われるイベントや区役所が行う
事業の情報発信等を行うスペース(パネル展示等を想定)となる予定です。区役
所開庁時間にイベントが行われる可能性はあまりないと思われますが、小規模な
ミニセミナーやワークショップが行われる場合は、テーブルやイス等を移動する
場合があります(テーブル、イス等はすべて可動式の予定)。なお、区民広場及び
カフェ前のスペースの運営に関して、カフェ運営事業者として参画をお願いする
予定です。
(4)上記(3)に関連して、区役所が閉庁している土曜・日曜・祝日等においても、
イベントの開催などにより、イベント開催中のカフェの営業依頼等が来る可能性
がありますので、可能な範囲で協力をお願いします。
12 その他
(1)食品衛生法に基づく営業許可や消防法に基づく防火管理者の配置、札幌市庁舎
管理規則等の関係法令を遵守して、必要な許可・講習を受けて運営を行ってくだ
さい。
(2)このほか、運営に係る必要な事項については、随時、札幌市と協議して決めて
いただきます。