介護職員処遇改善加算について (PDF:56KB)

介護職員処遇改善加算について
1.算定要件
○キャリアパス要件(算定する加算による)・職場環境等要件・介護職員への周知
○加算受給額<賃金改善額(給与及び賃金化善に伴う法定福利費等の増加部分のみ)
○毎年度,計画書及び実績報告書の提出が必須
2.留意事項
問い合わせや実地指導等で指摘・誤りが多い事項を紹介します。
○賃金改善以外の費用を賃金改善として計上している。
→例えば,職員の研修費や資格取得のための費用は賃金改善には含められません。
○介護職員以外へ処遇改善加算を支給している。
→看護職員や介護支援専門員等へは支給できません。
(介護職を兼務している場合は可)
○計画書や実績報告を毎年度行っていない。
→計画書や実績報告書は毎年度提出が必要です。
○当該加算について,職員へ周知されていない。
→職員への周知が算定要件となっており,適切に職員へ周知すること。
また,介護職員から当該加算が支給されていないという苦情が寄せられることもあり
ます。
以上の事項が改善されない場合は,介護報酬の返還や指定の取り消し等もありうるので,
注意してください。