財28委第161号 松島町ふるさと納税業務委託 特 記 仕 様 書

財28委第161号
松島町ふるさと納税業務委託
特
記
仕
様
書
1 目的
本業務は、松島町(以下「本町」という。)を応援しようとする方からの寄附金を通して、寄
附者の思いを反映した魅力あるまちづくり事業を展開し、また、地元の特産品等の送付により本
町の魅力を発信し、多様な人々による個性あふれるふるさとづくりに資することを目的とする。
業務遂行にあたっては、本町の魅力やオリジナリティーの発信、地元産業の育成・振興、シテ
ィセールス、シティプロモーションの充実等が必要である。また、専用サイトの立ち上げ及び寄
附者の受入手続き等の簡素化など、専門性の高い技術力・企画力が必要となる。
このため、公募型プロポーザル方式により、ふるさと納税業務を代行できる事業者及び企画提
案を募集・審査し、最も適正と判断される業者を選定するものである。
2 業務の期間
契約締結日から平成29年3月31日まで
3 業務内容
松島町ふるさと納税の寄附受付、データ管理、返礼品の発送、ホームページでの PR 及びパン
フレット等作成の業務を委託する。
(1) インターネット等を利用したふるさと納税の PR について
①寄附金の使い道や返礼品内容、寄附実績等の情報の他、税金の控除額の計算機能や申込書の
ダウンロード、寄附の受付等の機能を含む町専用のホームページ(他自治体の情報を含まな
いものをいう)を作成すること。
②ふるさと納税ポータルサイト(ふるさと納税に関する全国の自治体の返礼品情報等を掲載す
るサイトをいう)に情報掲載を行うこと(ふるさと納税ポータルサイトの名称は問わない)。
③町専用のホームページはスマートフォンでの表示に対応(レスポンシブ WEB デザイン)する
こと。
④町専用パンフレットを作成印刷し納品すること。パンフレットは以下仕様とする。
仕様:A4 判、フルカラー、1,000 部
(2) 寄附の受付について
①町専用ホームページ内にて寄附申込から決済までの対応が可能であること。
②クレジットカード決済のほか、コンビニ決済や払込取扱票等での受付、決済方法に対応する
こと。
③電話やメール、FAX 等、インターネットを利用しない寄附申込に対応すること。
④申込受付後、寄附者に受付完了の旨通知すること。
⑤寄附金の収納方法について説明すること。ただし、クレジットカード会社との契約は町が行
うこととする。
1
(3) 寄附情報の管理システム及びレポートについて
①寄附者情報をダウンロードできること。
②運用開始からの情報を全て保持し、管理システムにて確認できること。
③管理システムを用いた町と受託者との連絡機能を持つこと。
④連絡機能は町または受託者がそれぞれに送付した連絡の開示確認ができること。
⑤個人情報の取り扱いに関し強固なセキュリティ環境を構築すること。
⑥町にて特定の寄附に紐付されたワンストップ特例申請書等の情報を入力する機能を有するこ
と。
⑦定期的に寄附状況を取りまとめたレポートを提出すること。
⑧ワンストップ特例通知書の印刷を補助する仕組みを持つこと。
(4) 返礼品の開発及び受発注等の対応について
①返礼品を募集する説明会を開催し、返礼品提供事業者へ説明すること。ただし、返礼品提供
事業者への説明会開催の通知については町が行うこととする。
②返礼品提供事業者との交渉、契約の他、返礼品の在庫管理や発注、発送、納品管理等を行う
こと。ただし、返礼品の発送場所は問わない。
③受託者が返礼品提供事業者へ返礼品を発注する際の価格と、受託者が町に請求する返礼品の
価格は同額とすること。
④返礼品発送時の返礼品提供事業者の事務負担を軽減する仕組みを持つこと。
(5) 事務業務の代行について
①電話やメール、FAX 等での寄附申込があった場合、寄附情報の管理システムへの代行入力を
行うこと。
②寄附希望者に対し、必要に応じて寄附申込書や払込取扱票、特典が一覧できる書類、ワンス
トップ特例申請書等を送付すること。
③寄附受領書及び御礼状を作成し、寄附者に送付すること。
④郵送物の郵送費については受託者が負担すること。ただし、封筒等の提供は町が行うことと
する。
⑤町専用に割り当てられた電話番号を用いてコールセンターを運用し、寄附者や返礼品提供事
業者からの様々な問い合わせに対応すること。
4 その他
①この仕様書に定めるもののほか、事業を推進する上でより効果的と考えられる内容を提案す
ること。
②受託者は、委託業務を円滑かつ適正に進めるため、打合わせ協議は必要に応じてその都度行
うこととし、業務の進捗状況等について定期的に委託者へ報告するとともに、委託者からそ
の求めがあった場合は速やかに来庁する。
③受託者は、本業務の処理上知り得た秘密を他人に漏らしてはならない。業務完了後も同様と
する。
④必要な資料の収集については全て受託者で行うものとする。ただし、委託者でなければ入手
不可能と認められるものについては、委託者が収集のうえ受託者に無償貸与する。
2
⑤この仕様書に定めのない次項については、必要に応じて委託者と受託者が協議し定めるもの
とする。
3