業務仕様書(PDF:78KB)

多様な働き方普及啓発事業仕様書
業務委託契約書第5条に定める委託業務仕様書の内容は、次のとおりとする。
1 目的
県内企業及び求職者を対象に、多様な働き方を普及・啓発するためのセミナーや就業に役立
つセミナーを実施し、あわせて企業と求職者が直接出会う場を設定することで企業・求職者双
方が共に多様な働き方の出来る職場環境づくりを目指していくことで、県内の働きやすい職場
環境づくりをより一層推進していくとともに、他の模範となるような働き方を行う県内企業の
増加を目的とする。
2 委託業務の範囲
(1)普及・啓発イベントの実施
多様な働き方を普及・啓発するためのセミナー・講演会を実施すること。
ア 対
象
県内企業の経営者や人事担当者、一般
イ 実施時期
契約締結の日~平成29年3月末まで
ウ 開催回数等 ・7回程度開催。
・1回あたり50人程度。
・広く県内に普及・啓発できるよう、3地区以上で実施すること。
エ 内
容
・時代のニーズや動向を抑えた内容であること。
・県内企業でも取り組める、あるいは宮崎県だからこそ有利となる働き方
の紹介等、内容を工夫すること。
・3回程度は「テレワーク」の普及啓発に特化した内容にすること。
(2)求職者向け就職支援セミナーの実施
女性や中高年齢者等をターゲットとしたセミナーを実施すること。
ア 対
象
現在離職中あるいは求職中の女性、中高年齢者等。
イ 実施時期
契約締結の日~平成29年2月末まで。
ウ 開催回数等 ・女性向け、中高年齢者向け、その他一般(転職希望者や正社員希望者等)
の3コースを実施すること。
・女性向け3回、中高年齢者向け1回、その他一般向け1回程度をそれぞ
れ開催すること。
・1回あたり3日間程度とすること。
・1回あたり20人程度。
・開催地区については1地区に偏らないようにすること。(女性向けセミナ
ーは県北・県央・県南各1回程度とすること。)
エ 内
容
・女性や中高年齢者に、多様な働き方があることを伝えるとともに、就業
に役立つ知識や情報等を提供するものであること。
・女性向けセミナーについては、県の「女性再就職応援事業」で実施する
女性再就職支援セミナーと日程等の調整を図ること。
オ そ の他
・女性向けセミナーについては託児サービスを付けること。
(3)マッチング機会の提供
企業と求職者の出会う面談会・相談会を実施すること。
ア 対
象
県内企業、求職者等。
イ 実施時期
契約締結の日~平成29年2月末まで。
ウ 開催回数等 ・6回程度開催。
・県内3地区以上で開催すること。
・1回あたり参加企業20社程度、求職者40人程度。
エ 内
容
・女性や中高年齢者が気軽に参加できるような面談会・相談会に工夫する
こと。
・業種別や働き方別の相談会・面談会を設定するなど、企業と求職者のマ
ッチング率が高まるよう工夫すること。
オ そ の他
・託児サービスを付けること。
(4)実績報告書の作成等
ア 上記(1)~(3)の事業については、事業終了後に参加者に対して、満足度や改善点
等についてのアンケートを行い、集計し、実績報告書を作成すること。
イ 上記(3)の事業については、就職実績をとりまとめ実績報告書を作成すること。
(5)共通要件
参加者からの費用は一切徴収しないものとする。
また、参加者への交通費や受講手当等は一切支給しない。
3 委託事業に係る経費について
次の各号に係る経費は、支出対象外経費とする。ただし、事前に甲に協議の上、了解を得た
ものについては、その限りでない。
(1)5万円以上の機械・器具等の備品購入費
(2)租税公課(消費税及び地方消費税は除く。)
4 協議
この仕様書に定める事項について疑義が生じた場合又はこの仕様書に定めのない事項につい
ては、県と協議の上、定めるものとする。
5 その他
委託業務の実施に当たっては、業務従事者はもとより、県民やサービス利用者等の第三者か
ら事業執行や予算の執行又は業務従事者の勤務態度に関して、いささかも批判を受けることの
ないよう十分配慮するとともに、万一批判やトラブルが発生したときは、速やかに問題の解決
に当たること。