小・第2表 学校名 立川市立第八小学校 2.指 導 の 重 点 (1)各教科、道徳、外国語活動、総合的な学習の時間、特別活動 ア 各教科 ・ 年間指導計画、授業改善推進プランに基づき週ごとの指導計画を立て、指導目標と評価を明確にした授業を行い、 基礎・基本の習得と思考力・判断力・表現力等の応用力の育成を図る。 ・ 体験的な学習や問題解決的な学習を意図的・計画的に実施し、自ら学び自ら考える力と主体的に判断し表現する 力を育てる。 ・ 「児童・生徒の学習のつまずきを防ぐ指導基準(東京ミニマム)」を活用しながら習熟度別指導や、個の学習状 況に応じたきめ細かな学習指導の充実に努める。 ・ 放課後に行う算数ステップアップ教室や長期休業等に補充学習を行い、基礎・基本の習得を中心とした確かな学 力の定着を図る。家庭学習推進リーフレットを活用しながら家庭学習の充実にも努めていく。 ・ 教員並びに児童の言語環境を整え、校内研究を通し豊かな言語に関わる力の定着を図る。 ・ 学校図書館支援指導員と連携し学校図書館を充実させ、各教科等において学校図書館を計画的に活用した教育活 動を展開し言語に対する関心や理解を深め,言語に関する能力の育成の上で必要な言語活動の充実を図る。 ・ 基礎・基本の習得と思考力・判断力・表現力等を育てるため、学習支援者などを授業において意図的・計画的に 活用する。 ・ 体育の年間指導計画に基づき、全ての領域を全学年通して経験させ、体力向上を図る。また、「一校一取組運動」 として体力アップ週間を設け、長縄、短縄、持久走に取り組み体力の向上と体を動かす楽しさを経験させる。 さらに立川市アクティブプランto2020の「体力向上プラン」を活用し、9年間での自分の成長を意識しな がら体力向上に取り組む。 イ 道徳 ・ 道徳教育推進教師を中心に道徳教育全体計画や年間指導計画を作成し、道徳の時間を要として教育活動全体を通じ て道徳教育を行う。また道徳の時間では、東京都道徳教育教材集や文部科学省の「私たちの道徳」を活用した授業 を行っていく。 ・ 保護者・地域と連携し道徳性の育成を図るため「道徳授業地区公開講座」を充実させる。 ・ 人権教育プログラムを活用した人権教育全体計画に基づき、人権課題との関連を図った道徳教育を行う。特に「他 の人とのかかわりに関すること」「自然や崇高な物とのかかわりに関すること」についての道徳教育を充実させ いじめのない明るく楽しい学校づくりを目指す。 ・ 道徳教育と関連させたプラキャップ回収やベルマーク回収、社会奉仕活動など多様な体験活動の充実を図り、豊 かな社会性や人間性を育てる。 ・「特別の教科道徳」導入に向けての研究や研修を行い、これからの道徳授業の指導法を学び、指導力向上に努める。 ウ 外国語活動 ・ 英語の音声や基本的な表現を使い、英語によるコミュニケーションの楽しさを児童に体験させ、積極的にコミュ ニケーションを図ろうとする態度を育てる。2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて外国語活動 や、外国文化理解に関する学習を取り入れていく。 ・ 外国語による豊かな表現力やコミュニケーション能力を育成するため、年間指導計画に沿って5・6年生におい て外国語活動を年間35時間実施する。また、小中連携外国語活動において中学校の英語科の教師やALTと 協力しながら研修を実施し指導力を高め、効果的な授業を行う。 ・ 外国語活動で育成される表現力やコミュニケーション力を各教科でも生かし、発表や話し合いで取り入れ、自分 の考えを生き生きと発信できる児童の育成に努める。 エ 総合的な学習の時間 ・ 自分の生き方を考えたり生活に生かしたりできる児童を育てるため、各教科等で身に付けた力を活用し、問題の 解決や探究活動に主体的・創造的に取り組む態度を育てる学習指導を行う。 ・ 総合的な学習の時間の全体計画を見直し、第1学年から第6学年まで系統的な取り組みを計画的に実施していく。 ・ ICT機器の活用により情報活用能力や、情報選択、情報処理能力を高めるとともに、情報モラルを学び、安全 に活用できる基礎的な能力を育成する。 ・ 地域の人々や地域社会との連携を図るとともに、うど農家や玉川上水などの地域の教材や学習環境を積極的に活 用した創意工夫のある授業を展開し、発表・発信を通して言語活動の充実も図る。 オ 特別活動 ・ 集団の一員としての自覚を深めさせ、集団への所属感や連帯感、自主的・実践的な態度を育てるとともに、自己 肯定感・自己有用感を味わわせるために、学級集団を中心とした望ましい集団活動を通した指導を充実する。 ・ よりよい生活や人間関係を築こうとする自主的、実践的な態度を育てるため、児童会活動やクラブ活動及び学級 活動において、児童相互の協力によって活動計画を立案し実践する活動の充実を図る。 ・ よりよい学校生活づくりに参画しようとする児童を育てるため、学級活動では話し合い活動等を通した児童相互 の好ましい人間関係を育む指導を充実する。 (2)特色ある教育活動 ・ 教育相談的手法を取り入れたり、ソーシャルスキル活動を取り入れたりしながら、自己肯定感を高める。 ・ 義務教育9年間を見通した学力向上や健全育成を行うため、立川第六中学校並びに第十小学校との小中連携教育 の強化を図る。また、立川市民科や小中連携外国語活動で協力していく。立川市民科では小中連携、小小連携で の具体的な活動に取り組んでいく。(ゴミの減量、ゴミ拾い活動など。) ・ 遊びを通して学ぶ幼児期の教育活動から教科学習が中心の小学校以降の教育活動への円滑な移行を目指し、幼児 教育の成果を小学校教育に効果的に取り入れるため、近隣幼稚園・保育園との一層の行事交流や見学をはじめと して連携の充実を図る。 ・ 縦割り班活動による異学年交流を充実させ、豊かな心や社会性の育成を図る。 ・ 地域への所属意識や地域を愛する心を育てるため、地域の人々との交流を推進し、地域の教育力、自然や文化・ 伝統を教育活動に生かし、市民力を生かしたネットワーク型の教育活動を展開する。 小・第2表の2 学校名 立川市立第八小学校 ・ 学校公開、学校行事、学校評議員会の開催、校内自己評価や保護者アンケート等の実施により、学校の教育活動 を保護者・地域に広く公開して意見を求める。その意見や教育力を児童の学習活動や教育改善に生かしていく。 ・ 週3回の朝学習の時間を設定し、東京ベーシック・ドリルの活用など、学年の児童の実態に応じた学習に取り組 むことで、基礎学力の定着や、落ち着いた朝の時間から一日を始め、一時間目にスムースに移行できるように配 慮する取り組みを行う。また放課後「算数ステップアップ教室」などの補充的な学習の時間を設け、個に応じた 指導の充実を図る。 ・ 歯科医による「歯みがき指導」や「歯のポスターコンクール」への参加、助産師による「命の話」等、保健指導 を工夫することにより健やかな体の育成のための指導を充実させる。 ・ 通級指導学級「つばさ」による指導と連携しながら児童一人一人の個に応じた支援を充実させるとともに、研修 や相談を通して教師の指導力向上の取り組みを行う。 ・ 立川市アクティブプランto2020による、東京オリンピック・パラリンピックに向けての取り組みを、各教 科、道徳、特別活動、総合的な学習の時間などを通して行い、主体的に参画しようとする児童の育成を行う。 (3)生活指導 ・ 人権尊重と、基本的な生活規律を身に付けることを目標に「善悪を判断し、よく考えて行動できる子」を年間目 標に設定し、相手のことを考え、自分で善悪の判断がしっかりできて正しい行動がとれる児童の育成に努める。 そのための計画的・具体的な生活目標を毎月設定し、学校全体で統一した取り組みを行う。 ・ 生命尊重と人権尊重の精神を育て、相手の立場や気持ちをよく考えて行動できる子どもを育てるため、学校いじ め防止基本方針を基に、「ふれあい月間」「いじめ解消・暴力根絶旬間」の取り組みや児童虐待防止研修セット を活用した指導、一人一人の実態に即した心に触れる組織的な生活指導の充実に努める。 ・ 望ましい基本的生活習慣の定着を図るため、学校だよりや生活指導だより、保健だより等のお知らせや教員から の細やかな連絡等により、家庭と連携した生活指導の充実に努める。 ・ 課題を抱える児童の個別適応計画書を作成し、児童の心の安定を図るため、スクールカウンセラーやハートフル フレンド、スクールソーシャルワーカーを活用したサポートチームとしての教育相談体制を充実し、子ども未来 センターと連携した教育相談体制を充実させる。また、通級指導学級(情緒障害)担任と協力し、校内研修を開 いて具体的な対応を学ぶことにより、一人一人に合った指導の充実を図る。 ・ 特別支援教育コーディネータを中心とした校内委員会の充実を図り、生活上の課題に対して全教職員で取り 組み、児童個々の健全育成に努める。必要に応じて家庭や地域、関係諸機関と連携したサポートチームを組織 し、ケース会議を開くなど、事故や事件を未然に防ぎ、児童の適切な支援の在り方を検討しながら解決を図る。 児童虐待について年間を通して児童虐待防止研修セットを活用した研修を計画的に行っていく。また、スク ールソーシャルワーカーや主任児童委員、子ども未来センターなどの機関と連携し、児童虐待に関する課題 解決を積極的に行う。 ・ 個人面談や長期休業日前後の生活指導などを生かして、自己の生活に対する課題意識をもたせる工夫に努めると ともに、見届ける指導を徹底する。また、不審者対応訓練(セーフティ教室)や薬物乱用防止教室、不審電話へ の対応などを計画的に指導することで児童の安全を守る実践的な指導を充実させる。 ・ 安全に関する意識と態度を育てるため「学校危機管理マニュアル」に基づき、児童の安全確保を徹底し、地域安 全マップの活用や体験的な活動を取り入れた実践的な指導を行う。 ・ 東京都教育委員会発行「安全教育プログラム」や、「地震と安全」、「3.11を忘れない」「防災ノート」 「東京防災」を活用し、震災を含む自然災害に関する正しい知識と対応する力を計画的に身に付けさせる。 (4)進路指導 ・ 教育活動全体を通して、自分のよさに気付かせるような指導を行い、自己肯定感・自己有用感を高め、将来の自 己実現を促すための適切な指導を行う。 ・ キャリア教育全体計画に基づき、キャリア教育を効果的に実践し、児童の生き方指導を進める。6年生の中学 校での体験授業参加をはじめとして小中連携教育を充実させることで児童・生徒の実態を把握し、課題や具体 的な対応策を共通して指導することで、9年間を通した指導を行い、児童が安心して進学できる環境を整え、 中1ギャップを軽減し、不登校や不適応をなくすように努める。 ・ 確かな職業観・勤労観の育成を図るため、教科学習や総合的な学習の時間などにおける職業に関わる学習やボ ランティア活動等の体験活動を充実させる。また、小中連携教育の充実を図り立川市民科の取り組みから職業 体験活動の発表などの交流を通して学習を深める。
© Copyright 2024 ExpyDoc