TomokoInagaki_JICP - Tomoko Inagaki / 稲垣 智子

(江之子島文化芸術創造センター)
第 50 回 JICP 会合 2016 年 6 月 21 日 美 術 作 家 稲 垣 智 子 氏 上 映 & ト ー ク 「もうひとつの時空間」
稲垣 智子 Tomoko INAGAKI
美術作家。2001 年英国ミドルセックス大学美術学部卒業。大阪在住。
インスタレーション、映像、パフォーマンスなどを用いた表現で国内外の個展やグループ展、
メディア祭等で発表。人間の身体や内面、消費社会など私たちの生活と密接に関わる要素を糸
口として独自の世界観をつくる。
ハンブルクとの繋がり
2009 年大阪・ハンブルク友好都市提携 20 周年記念事
業の一環として展覧会「TWINISM」(会場:大阪 AD&A
Gallery /クンストハウス ハンブルク)に参加し、大阪
からの派遣作家として 2009 10 年アーティスト・イン・
レジデンスでハンブルク(Kunstler zu Gast in Harburg)
に1年間滞在制作。
2011 年以降、「TEGAMI」展(※)に参加。本年度の
「TEGAMI」展では「TEGAMI - 日本人アーティストの視
点 - 稲垣智子」を個展として開催。(会場 FRISE, ハンブ
ルク/ 5 月 4∼15 日)
同時に会期中のイベントとして上映会「Melting Point」
を開催。ここでは稲垣智子が選出した他 5 名の作家(伊
東宣明、大崎のぶゆき、小泉明朗、松井智惠、山城知佳子)
の映像作品を上映。震災以降に制作された作品が出展さ
れている。帰国後、サードギャラリーアヤ(大阪市西区)
でも上映。(会期 5 月 24∼28 日)
「間 - あいだ -」2011 年 (ビデオ 7 分)
本作『間 - あいだ -』は 2011 年同志社女子大学
内のギャラリー展示にあわせて制作された写真と
映像のインスタレーション作品。撮影も同大学内
で行われた。
※「TEGAMI」展とは…2011 年 3 月 11 日の東日本大震災を受け、ハンブル
ク在住の日本人アーティスト綿引展子氏が発案した。日本にいるアーティス
トが何を感じて、何を考え、どう行動しているのか、その気持ちをハガキに
託してドイツに送り、現地で展示するという企画。
Japanese Identity and Culture Promotion