参考資料2 借地を活用した特別養護老人ホーム等設置支援事業

参考資料2
借地を活用した特別養護老人ホーム等設置支援事業
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制度の概要
○
補助対象は、国有地又は民有地において以下の対象施設を整備するにあたり、土地
所有者に対して賃料を支出した場合です。
○
補助対象期間は、賃貸借期間が開始された日から60か月です。
(賃料が無償の期間
も対象期間に含めます)。なお、都の施設整備費補助を受ける場合には、施設整備費の
補助内示後に契約を締結して支出した地代60か月分が対象となります。
○
対象施設は、以下の①~②となります(①の整備は必須)。
① 介護老人保健施設
② 介護老人保健施設に併設する以下の事業所(補助対象面積は、①の補助対象面積
を超えない範囲とします。)
・ 看護小規模多機能型居宅介護事業所
・ 認知症高齢者グループホーム
・ 小規模多機能型居宅介護事業所
・ 認知症対応型デイサービスセンター
・ 介護予防拠点
・ 訪問看護ステーション
・ 夜間対応型訪問介護事業所
・ 定期巡回・随時対応型訪問看護事業所
・ 地域包括支援センター
○
土地所有者と医療法人等が利益相反関係にあると認められる場合(土地所有者が医
療法人等の理事やその親族である(あった)場合など)は、補助は受けられません。
○
賃貸借期間は、当該敷地で整備する施設の財産処分制限期間以上であることが必要
です。
○
本事業の補助を過大に受けることを目的に、補助対象期間と他の期間を比較して、
補助対象期間に高額な地代を設定する場合(「補助対象期間の平均月額賃料(※)」>
「その他の期間の平均月額賃料(※)」の場合)、補助は受けられません。
※ 一時金による減額がある場合には、減額後の賃料
○
補助の対象とならないサービスとの合築の場合には、面積按分により、補助対象外
部分に相当する面積を除外して補助額を算定します(補助対象外部分相当の地代につ
いては法人負担となります。補助対象施設のみを対象とする地代の設定は認められま
せん。)
。
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補助額
○
補助基準額(補助の上限)
補助基準額
5000万円
区
区
部
千代田
区
部
新宿
中野
市
部
武蔵野
3500万円
2000万円
市
中央
台東
杉並
港
江東
豊島
町
村
文京
名
目黒
渋谷
品川 大田 世田谷
北 荒川 板橋
三鷹
上記以外
○
補助額は、都の会計年度内に支払った賃料と補助基準額とを比較して低い方の額に
2分の1(補助率)を乗じた額となります。
○
国有地の場合の補助額は、都の会計年度内に支払った賃料に補助率(1/2)を乗
じた額となります。
3
○
補助の流れ
①土地賃貸借
条件決定
②施設整備費
補助協議
③施設整備費
補助内示
④賃貸借契約
締結
⑤地代補助
交付申請
⑥地代補助
交付決定
⑦年度内の支
払(全額)
⑧地代支払
実績報告
⑨地代補助額
確定
⑩補助金交付
地代は、⑩補助金交付前に、いったん自己資金や借入金により支払う必要がありま
す。
○
⑧の実績報告書の受理から⑩の補助金交付まで、通常1~2か月かかります。
○
⑤~⑩は、年度単位で行うため、最大で6か年(6回)行います。
○
⑤の交付申請には、土地賃貸借契約書の写しの提出が必要です。
○
⑧の実績報告には、借地権設定後の土地登記事項証明書、地代の請求書の写し、領
収証の写しの提出が必要です。