別紙2 施設整備にあたっての助成制度(平成28年6月現在) 区は、事業者が保育所施設を整備・運営する際の経済的負担を緩和するため、次に掲げる 補助金等により、保育施設の整備費用等の一部を補助します。 整備費補助(本体工事) 世田谷区保育所緊急整備事業補助金 2 ※ 本補助金は、国の基準額にあわせ現在要綱の改正を予定しております。こちらの掲載 内容は平成 27 年度の制度となっておりますので、ご承知おきください。 貸付金 貸付金 4 1 整備費補助(本体工事) 1 世田谷区保育所緊急整備事業補助金 補助の対象事業者 社会福祉法人、日本赤十字社、公益社団法人、公益財団法人 ※上記以外の実施主体による事業について、該当年度に東京都が「多様な主体による保育所緊急整 備事業補助要綱」を制定した場合には、本補助金でも補助対象とするよう検討する予定です。 2 補助の対象経費 本体工事費/特殊附帯工事費/工事事務費又は設計料加算/保育所開設準備費 ※次の経費は補助の対象となりません。 土地の買収、整地に関する費用/職員の宿舎に要する費用/外構工事に要する費用/世田区次 世代育成支援対策施設整備費補助金交付要綱に基づき補助金の交付を受けることができる費 用/その他、区長が整備費として適当と認めない費用 3 補助額 次の①(補助対象経費)と②(補助基準額)を比較し、いずれか少ない額に補助率を乗じた額の範 囲内の額を補助します。 補助率は、東京都待機児童解消区市町村支援事業補助要綱に定められる補助率引上要件における世田谷 区の充足状況に応じ、4分の3、8分の7、16分の15のいずれかが適用されます。 ①補助対象経費 対象経費 詳 細 本体工事費 実支出額 特殊附帯工事費 実支出額 工事事務費 実支出額(上限:本体工事費の 2.6%) 保育所開設準備費 実支出額 ②補助基準額 対象経費 詳 細 本体工事費 定員区分による基準額(※1)×3/2 特殊附帯工事費 定額 14,100 千円(※2) 地域の余裕スペース活用促進加算 定額 3,300 千円(※3) 設計料加算 (本体工事費+特殊附帯工事費+地域の余裕スペ ース活用促進加算)×5% 開設準備費加算 定員区分による基準額(※4)×増加定員×3/2 ※1、※4 基準額 定員(人) (単位:千円) 本体工事費 (※1) 開設準備費 加算(※4) ※2 「特殊附帯工事」は、建物に固定し て一体的に整備する資源有効活用整備 70 94,900 18 (水の循環・再利用の整備、生ごみ等処 71∼100 123,200 15 理の整備、ソーラーの整備、その他環境 101∼130 148,200 13 131∼160 171,500 12 161∼190 194,800 11 191∼220 216,500 11 221∼250 239,800 11 251∼ 266,500 11 41∼ (平成 28 年度改正予定) 2 保全のための整備であって必要と認めら れるもの)で、その整備にかかる工事費 又は工事請負費が対象となります。 ※3 地域の余裕スペース活用促進加算 は、地域の余裕スペース(公有地含む) を活用して保育所等を整備する場合に加 算します。 算出例(定員60人・特殊附帯工事実施・補助率7/8の場合) ①補助対象経費より②補助基準額が少ない場合 ⇒ ②補助基準額により算出 対象経費 補助基準額(円) 94,900,000×3/2=142,350,000 本体工事費 特殊附帯工事費 地域の余裕スペース活用促進加算 14,100,000 3,300,000 設計料加算 (142,350,000+14,100,000+3,300,000)×5% = 7,987,500 開設準備費加算 合 18,000×60 人×3/2= 1,620,000 169,357,500 計 補助額 補助基準額 169,357,500 円×7/8=148,187,000円の範囲内の額 (千円未満の端数は事業者負担) 4 手続きと交付の時期(予定) (平成30年4月開園の場合) 時期未確定 補助協議(協議に含まなかった工事は補助の対象になりません。) 協議の1∼2箇月後 補助内示 (補助内示後、実施設計契約締結可) 平成30年2∼3月 交付申請・交付決定・請求(請求期限 平成29年3月31日) (請求後20日以内 補助金交付) 平成30年6月 実績報告 ※ 補助協議は数ヶ月毎に国からの依頼により行いますが、年間の協議スケジュールについては、 平成28年6月現在、国からの提示はありません。 ※ 補助内示前に締結した実施設計契約や工事契約は、補助対象外となります。 ※ 分割払いを希望する場合、交付決定額の一部(原則3割分)を先にお支払いすることができ ます。その場合は交付申請手続きを前倒しで行いますので、ご相談ください。 3 貸付金 区は、「社会福祉法人に対する助成の手続に関する条例」等に基づき、必要に応じて保育施設の整 備費用の貸付を行います。ただし、新園舎に抵当権を設定するため、建物を借りて整備する場合は、 貸付を行うことができません。 1 根拠 ⑴ 社会福祉法人に対する助成の手続に関する条例 社会福祉法人に対する助成の手続に関する条例施行規則 ※世田谷区のホームページ(例規類集)で参照・ダウンロードすることができます。 2 貸付対象事業者 社会福祉法人 3 概要 貸付限度額 2億円 ⑵ 貸付期間 据置1年間を含め以下の定める期間 貸付金額 2,000,000 円以内 2,000,000 円を超え、5,000,000 円以内 5,000,000 円を超え、10,000,000 円以内 10,000,000 円を超えるもの 貸付期間 6 年以内 11 年以内 16 年以内 21 年以内 ⑶ ⑷ ⑸ ⑹ ⑺ 貸付利率 貸付期日 償還方法 契約書 連帯保証人 1.8% 平成29年3月(予定) 年賦均等償還 ※繰上償還可 金銭消費貸借契約書 1名以上必要 ※他の貸付金の保証人となっていないこと等の諸条件があります。 また、連帯保証人名義の所有財産証明書を添付していただきます。 ⑻ ⑼ 担保 返済方法 新園舎に抵当権と質権を設定します。 区から送付される納入通知書でお支払いいただきます。 4 その他 ⑴ 貸付を希望する場合は、10月下旬までに協議書を区へ提出していただきます。実際に貸付を 行うのは、3月以降になります。 ⑵ 法人への貸付金額は、法人の資金計画及び区予算の状況に応じて決定します。 ⑶ 区は、貸付担保として新園舎に抵当権を設定します。抵当権設定契約証書を取り交し、登記後 に登記事項証明書を提出していただきます。 ⑷ 火災や地震等で抵当権の担保が取れない場合に備え、区は、法人が加入している保険に質権を 設定します。 ⑸ 法人が福祉医療機構の貸付を受ける場合、区は抵当権・質権ともに順位を2位で設定します。 ⑹ 福祉医療機構から貸付を受ける場合は、以下の点に注意してください。 ・福祉医療機構が法人からの貸付申請を受理したとする受理票の交付後に工事施工業者との契約 を行い、着工となります。また、貸付申込時に区からの意見書が必要です。竣工が遅れること がないように、日程をよく検討してください。 ・利子を補填する制度があります。制度の利用を希望される場合は、東京都福祉保健財団へ直接 お問い合わせください。 4
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