教官ひとこと通信

消防大学校
第1号
2016年(平成28年) 5月
今月のひとこと教官
・戸嶋
明子(横浜市消防局) 写真右
・飯田
美和(東京消防庁)
写真左
4月に着任しました横浜市消防局から派遣の戸嶋と東京消防庁から派遣の飯田です。
着任してまもなく2ヶ月、初の女性教官として二人で協力してがんばっています。
戸嶋「着任して1ヶ月過ぎましたが・・・」
飯田「だいぶ慣れてきましたね。今まさに自主防災組織育成コースの担当をしているので、授業の
準備や学生対応をがんばっています」
戸嶋「今回は女性が7人入ってきましたね」
飯田「自主防のコースは、消防吏員だけではなく、一般行政職員も対象にしているので、
他の課程より女性の参加率が高いんですね。そういえば、さくら倶楽部(※1)は、
いよいよ本格始動となりましたが、名付け親としてはいかがですか?」
戸嶋「感慨深いものがありますよ。施設の使い勝手も確認できたし、
私も学生として使いたいくらい(笑)
今年は他の課程でも、女性の参加が増えるようですし、私たちもやりがいがありますね」
飯田「まだまだ消防は男社会という認識が強いと思うので、ここで学んだ女性職員が今まで以上に
活躍してもらえれば・・・」
戸嶋「きっかけの一つとして、私たちが消大でやったことが女性の活躍や地域への貢献や発展に
繋がれば嬉しい限りですね」
飯田「そういえば、消防大学校の隣にある消防研究センターでは、朝ドラの『とと姉ちゃん』、
暮らしの手帖の記事の検証場所(※2)になったことがあるそうですよ」
戸嶋「へぇー、いろんな歴史がありますね。私たちも、初の女性教官として、消防大学校の新しい歴
史の1ページを作っていきましょう!」
飯田「はい!」
※1 消防庁発行「消防の動き4月号」の「消防大学だより」参照
※2 消防研究センター発行「消研輯報22号」p9参照
消防研究センター内「消研輯報」のページ
次回のひとこと通信は、森教官(相模原市消防局)と黒木教官(鹿児島市消防局)です。