ふるさとグローバルプロデューサー 研修生 募集要領

ふるさとグローバルプロデューサー
研修生 募集要領
ふるさと名物応援事業(ふるさとプロデューサー等育成支援事業)
平成 28 年 5 月 24 日
当事業は中小企業庁の補助事業として株式会社ジェイアール東日本企画が実施しています。株式会社ジェイアール東日
本企画は、カリキュラムの作成・実施を学校法人日本教育研究団 事業構想大学院大学に委託しています。
1、目的
地域の多くの関係者を巻き込み、地域の特色を活かした地域資源や産品をブランド化し、個
性的商品・サービスを創出したり、海外市場に販路を獲得したりするとともに、海外での商品
ニーズを高め、ファンを呼び込むことのできる、資質や能力を有する人材(以下「ふるさとグ
ローバルプロデューサー」という。)を育成することを目的とした事業です。
「ふるさとグローバルプロデューサー」とは、概ね下図の活動領域において、主体的に活動
する者を想定しています。
※ 尚、国内マーケットを念頭にブランド化や販路開拓等の取組を主体的に実施する者の育成事
業「国内版ふるさとプロデューサー育成支援事業」の公募については5月上旬に開始していま
す。
2、研修内容
ふるさとグローバルプロデューサー育成支援事業運営事務局(以下「事務局」という。)は、
研修生がふるさとグローバルプロデューサーとして活動するために必要な知識・スキルを習得
するために必要なプログラムを提供します。
(1)東京研修(7 月〜9 月)
地域の魅力を世界へ届ける「ふるさとグローバルプロデューサー」としての構想案を策
定します。
その上で、構想案の実現に向けて最適であると思われる研修先とのマッチングを行いま
す。
(2)国内・海外での OJT 研修(10 月〜1 月 / 18 日以上 90 日迄)
国内外の OJT 受入機関にて実践的な研修を行います。
(3)東京研修(1 月〜2 月)
世界へ届ける地域の商品・産品の販路開拓に向けた計画の具体化、アクションプランの
策定、実践に向けた仲間づくりなど、
「ふるさとグローバルプロデューサー」としての活動
を始めるために必要な準備を行います。
(4)発表会(2 月〜3 月)
東京および地元で発表会を実施します。
※ 東京研修の日程は、3.のとおりです。やむを得ず受講できない方に対しては、講義内容を
WEB 動画にて配信する予定です。
※ OJT 研修の期間については、OJT 受入機関と調整の上決定することになります。
3、カリキュラム(予定)
年間を通じたカリキュラム(予定)は、下表のとおりです。
研修内容は、事業構想大学院において、座学研修(概ね 10 日間、地域ブランド作りやマーケ
ティングなどの知識を取得)及び OJT 受入先における OJT 研修(18 日以上(最大 90 日迄)、
海外販路獲得実務や地域の巻き込みなどの知識・ノウハウの取得)を予定しています。
No 日時 テーマ 1
7/28(木)
到達点の理解 2
7/29(金)
計画の策定 3
9/8(木)
中間発表(1) 4
9/9(金)
OJT 受入機関とのマッチング 5
9 月下旬
ツーリズム EXPO への出展(予定) 6
10 月〜1 月
国内外 OJT 7
1/26(木)
中間発表(2) 8
1/27(金)
個別面談 9
2/11(土)
行動計画への落とし込み(1) 10
2/12(日)
行動計画への落とし込み(2) 11
2/13(月)
行動計画への落とし込み(3) 12
2 月中旬
ギフトショー・フーデックスへの出展(予定) 13
3月
地域成果報告会 4、講師(一例)
◯小塩 篤史(事業構想大学院大学 教授・研究科長)
<経歴>
・東京大学大学院新領域創成科学研究科博士課程
・マサチューセッツ工科大学スローン経営大学院 客員研究員
・株式会社 CSK-IS 研究員、東京大学政策ビジョン研究センター特任研究員
・日本医科大学医療管理学教室助教
・文部科学省科学技術政策研究所 客員研究官
・国立保健医療科学院 協力研究員、明治学院大学国際学部 非常勤講師
などを歴任。
<専門分野>
経営科学、システム科学、未来学など。(統計データ解析や将来推計、システム思考などを用
いて未来社会の構想や構想案の評価を行う。)
◯山本聖(一般社団法人地球 MD 代表理事、(独)中小機構本部プロジェクトマネージャー)
<経歴>
・(独)中小機構本部プロジェクトマネージャー(地域資源・農工商・新連携担当)
・(株)小田急百貨店 商品統括部マーチャンダイザー
<専門分野>
専業ブランド開発、マーチャンダイジング(MD)、地域活性化など。
5、国内・海外 OJT 受入先(一例、予定) OJT 受入先は研修生の希望を元に、事務局にて審査をし、9 月末頃に結果を通知します。
受入機関の数は 20〜30 を想定しています。
※OJT 受入機関は随時更新いたします。
OJT 先 企業・団体名 企業・団体の主な業務内容 カテゴリー 内容 ・食材調達 ・集客 ・食材の貿易作業 北海道 夢笛 国内外に幅広い分野で直営・フランチャイ
ズ飲食店を約 30 店舗展開。 飲食店出店 宮城・ 岩手 GLO-berry Japan 日本のクリエイティブな農産物や農産加
工品を通じて、美しく健康的な生活シーン
を世界へ提案。 販路開拓 埼玉 秩父地域おもてなし観光公社 観光庁が第一弾として認定した日本版 DMO
登録候補法人。 東京・ 愛媛 ライヴス 地域に昔からある技術や商品を現代のニ
ーズと掛け合わせ、新たな価値を創造・販
売。 マーケティ
ング・販促 東京 シラカシフーズ・ コンサルティング 海外販路開拓コンサルタント。香港、台湾、
中国、シンガポール等の知見を有する。 販路開拓 石川 和倉温泉観光協会 日本唯一の海の温泉「和倉温泉」における
観光客誘客。 インバウン
ド ・ツアーの企画 ・海外販路開拓 ・事業計画作成 京都 T.C.I.研究所 現地ニーズにマッチした新商品企画・開
発、展示商談会、見本市出展。 伝統産業 振興 ・商品開発 ・海外販路開拓 京都 ブレンドファーム
農産物の流通及び卸し。20 軒の農家で連
携し農産品を取りまとめ出荷・販売。 地域連携・マ
ーケティン
グ 熊本 スノーアイティエヌ
地域産品を活かした商品開発と、その海外
輸出。 マーケティ
ング・販促 ・地域関係者調整 ・卸営業業務 ・事業計画作成 シンガ
ポール LINK & SUPPORT
Consulting Services
海外販路開拓のコンサルティング。特にシ
ンガポールへの知見が深い。 販路開拓 ・輸出方法 ・マーケット情報 ・意見交換会 ディスティネ
ーションマー
ケティング ・企画開発 ・海外販路開拓 ・観光資源調査 ・商談会出展 ・事業計画作成 ・物産展の企画立案 ・輸出業務全般 ・マーケティング調査 ・輸出方法 ・マーケット情報 ・意見交換会 ・マーケティング勉強会 ・商談会出展 ・農業指導 6、応募資格
以下の要件をすべて満たしていることが必要です。
(1)本事業の趣旨、内容を十分に理解していること。
(2)地域の特色を活かした商品・サービスのブランド化を図り、海外展開を目指す中小企業
者を支援する機関の職員(商工会・商工会議所の経営指導員、都道府県・市区町村の職員、
金融機関の職員等)、地域の特色を活かした商品のブランド化・海外販路開拓により地域の
活性化に資する活動に取り組んでいる中小企業者や NPO 法人等の職員等。
(3)研修の修了後、研修成果を直ちに活かして地域活性化に貢献できる環境にあること。
7、審査方法
原則、以下3点による書類審査で審査します(場合によっては、面接等を行う場合あります。)。
なお、研修生の選考にあたっては、「ふるさと名物応援宣言に関するガイドライン」に則り、
ふるさと名物応援宣言を行った市区町村が推薦する人材を優先します。
<審査書類>
1)個人調書(必須)
2)企画書(必須)
-
地域を活性化させるための構想とあなたの役割を教えてください。
-
現在の業務内容を教えてください
3)推薦書(任意) ※所属組織(地方自治体、民間企業など)の代表者名のもの。
(参考)ふるさと名物応援宣言
(URL)https://www.mirasapo.jp/shigen/information/support.html
8、実施期間
2016 年 7 月下旬〜2017 年 3 月
OJT 実施期間は 10 月から 12 月を予定しており、期間は 18 日以上で最長 90 日迄となります。
9、募集人数
150〜200 名
10、参加費
原則として、交通費や OJT にかかる費用等は事務局から支給します。
詳細については、別紙「旅費規程」を参照ください。
11、研修生の義務
(1)原則として、前項「2. 研修内容」で記載した全ての研修を誠実に受けること。
(2)研修修了後の事業成果報告会に参加し、求められた場合には、研修成果について発表す
ること。また、事務局指定の研修報告書を指定の期日までに事務局へ提出すること。
(3)全研修の日報を毎月指定の期日までに事務局へ提出すること。
(4)円滑な研修の実施のため、事務局からの現状確認に誠実に応じること。
(5)研修の過程で知り得た業務上の秘密、入手した資料に関して、事務局の書面による承諾
なく発表、公開、漏洩又は利用しないこと。
(6)事務局が提示する研修課題及び研修受入先が提示する研修カリキュラムを、事業の趣旨
に則り、定められた期日を守って、遂行すること。
(7)本事業、事務局又は受入先団体の名誉を傷つけ又は信用を失墜させる行為をしないこと。
(8)その他、研修受入先団体、事務局及び株式会社ジェイアール東日本企画の指導監督に従
うこと。
12、研修の修了・中止等
(1)研修の内容を全て修了した研修生に対し研修修了証を交付する。
(2)研修生は、研修の期間中、やむを得ない事情によって研修の継続が困難になった場合に
は、直ちに、理由を記載した書面(様式自由)を事務局に提出しなければならない。事務
局は、当該事情を勘案し、妥当と判断した場合には、当該研修生に対する研修の中止を決
定する。
(3)事務局は、研修生が次の各号のいずれかに該当する場合、該当する研修生に対する研修
の中止を決定する。
① 申請内容に虚偽の記載があった場合
② 前項に述べた「11. 研修生の義務」に違反した場合
③ 事務局が研修生と1週間以上連絡が取れないなど、事務局が研修生の状況把握が困難
になったと判断した場合
(4)事務局は、研修生が次に該当し、反社会的勢力であると判断した場合は、該当する研修
生に対する研修の中止を決定する。
① 研修開始後、暴力団、暴力団員、暴力団でなくなったときから5年を経過しない者で あること、暴力団準構成員、暴力団関係企業、総会屋等、社会運動等標榜ゴロまたは特
殊知能暴力団集団等及びその他これらに準ずるもの(以下、これらを「暴力団員等」と
いう。)に該当する者であることが判明した場合
② 暴力団員等が経営を支配していると認められる関係を有する者
③ 暴力団員等が経営に実質的に関与していると認められる組織に所属している者である
ことが判明した場合
④ 研修生若しくは第三者の不正の利益を図る目的又は第三者に損害を加える目的をもっ
てするなど、不当に暴力団員等を利用していると認められる関係を有する者であること
が判明した場合
⑤ 暴力団等に対して資金を提供し、又は便宜を供与するなどの関与をしていると認めら
れる関係を有する者であることが判明した場合
13、申込手続き
個人調書、企画書、推薦書(任意)を WEB サイト(https://furusato-global.mpd.ac.jp)から
提出してください。
締め切り日時は以下の通りです。
1 次募集:2016 年 5 月 31 日(火)
2 次募集:2016 年 6 月 15 日(水)
※ 1 次募集で多数の応募があった場合、2 次募集は若干名の募集となります。
※ 平成 28 年(2016 年)熊本地震に係る災害救助法適用地域(平成 27 年4月 27 日現在にお
いては熊本県全域。詳細は下記HPを参照。)の研修参加者の受付期限は、平成 28 年 7 月
15 日(金)までとします。
(なお、状況に応じて募集期間を再延長する可能性があります。)
内閣府防災情報(http://www.bousai.go.jp/taisaku/kyuujo/kyuujo_tekiyou.html)
14、審査結果の通知
審査結果は、事務局よりメールにて 6 月 30 日(木)までに通知します。
※ ただし、熊本地震に係る災害救助法適用地域の研修参加者は、事務局よりメールにて 7 月
20 日(水)までに通知します。
15、留意事項
提出された書類は返却いたしません。
なお、法令等により定められている場合を除き、事務局は、申請者及び研修生の個人情報を
本人の同意なく第三者に開示又は提供することはありません。ただし、この事業の実施に必要
な範囲に限り、中小企業庁及び株式会社ジェイアール東日本企画に対して前記個人情報を開示
又は提供する場合があります。
16、本件に係る連絡先
ふるさとグローバルプロデューサー育成支援事業 運営事務局
田中・原山
電話:03-5730-0830