マクロ経済学Ⅰ- 2016 年度前期 担当:蛭川雅之 宿題 No.1 提出期限:5 月 19 日(木)24:00(厳守) 注意事項 次の手順に従い、個人で答案を入力し送信してください。紙媒体での提出 は不要です。 1. 講義ウェブページの「回答フォーム」をクリックし、ウェブブラウザ上 で回答フォームを開く。その際、講義名および宿題番号を必ず確認する。 2. 回答フォームに氏名および学籍番号を入力する。なお、学籍番号は必ず 半角英数字で入力する。特に“W”を全角入力しないよう注意すること。 3. 答案を入力し、入力内容を確認したうえで送信ボタンを押す。 4. 「回答を記録しました」というメッセージを確認してウェブブラウザを 閉じる。 答案を誤って送信してしまった場合は、以下の要領で対処してください。 なお、この操作は提出期限内であれば何度行っても構いません。 1. 「回答を記録しました」というメッセージのある画面を閉じる前: 「回答を編集」をクリックし、「以前の回答を編集しています」という 見出しのある画面を開く。この画面上で入力内容を訂正し送信する。 2. 「回答を記録しました」というメッセージのある画面を閉じた後: 上記手順に従って全ての答案の入力をやり直し、再送信する。 問 提出期限を厳守してください。いかなる理由があろうと、期限後に送信さ れた答案は採点対象とはなりません。 題(全35問) 問1 ~ 問5 以下の空欄に該当する用語を選べ。 GDP(国内総生産)とは、生産面、( 問1 )、支出面の三つの側面から見るこ とができる。生産面から見たとき、それはすべての産業の( 問2 )を足し合わ せたものであり、( 問3 )から見たとき、それは( 問4 )、利潤、地代など 諸々の所得の総和であり、支出面から見たときには、( 問5 )、投資、政府支 出、純輸出を足し合わせたものである。 問1:a. 所得面 b. 分配面 c. 分割面 d. 配分面 問2:a. 売上高 b. 中間投入財 c. 付加価値 1 d. 原材料費 マクロ経済学Ⅰ- 2016 年度前期 問3:a. 生産面 b. 分配面 担当:蛭川雅之 c. 支出面 d. 所得面 問4:a. 借金 b. 貸金 c. 鍍金 d. 賃金 問5:a. 消費 b. 浪費 c. 国費 d. 歳費 問6 ~ 問8 以下の空欄に該当する用語を選べ。 ケインジアンの世界では、生産量は( 問6 )の大きさに依存するが、新古典派 の世界では、生産量は( 問7 )サイドによって決まってしまい、需要の変化は すべて( 問8 )の動きに吸収されてしまうと考える。 問6:a. 供給 b. 需要 c. 一般理論 d. 雇用保険 問7:a. 供給 b. 需要 c. 一般理論 d. 雇用保険 問8:a. 為替レート b. 生産量 c. 失業率 d. 物価 問9 ~ 問16 以下の説明が正しければ a 、誤っていれば b を選べ。 問9:いろいろな産業の付加価値の和であるGDPは、いろいろな産業の生産額 を足し合わせたものよりも大きくなっているはずである。 問10:GDPは一国の経済活動を集計したグロスの概念であり、ネットの概念で 他国との経済活動を比較するためには原材料などの中間投入財を差し引 いて比較しなければならない。 問11:国内純生産は市場価格表示されたものである。 問12:GDPは生産・分配・支出といった経済の三つの局面における等価関係で とらえることができるが、タイム・ラグが存在することからインフレ期 には等価関係が成立しない。 問13:新古典派の経済学では価格調整の力が弱いので、政府の介入はあまり望 ましくないと考える。 問14:新古典派の経済学では総需要を高めるために財政政策や金融政策を行う ことが必要であると考える。 問15:経済変数を変化率で表しても、それぞれの単位に依存してしまう。 問16:消費の伸び率はそれほど大きくなくても、消費がGDPに占めるシェアは 大きいので、寄与度の大きさは消費の伸び率よりも大きくなる。 2 マクロ経済学Ⅰ- 2016 年度前期 担当:蛭川雅之 問17 ~ 問21 以下の項目がGDPに含まれるのであれば a 、含まれないのであれば b を選べ。 問17:製造業企業が支払った電力料金。 問18:日本国内で労働する外国人労働者の賃金。 問19:値上がりした土地の売却益。 問20:農家が自家消費した米の代金。 問21:持家の家賃相当分。 問22 ~ 問28 以下の空欄に該当する数値を選べ。もし正答が見つからない場合は、正答に最 も近い数値を選択せよ。 衣料品、食料品、住宅サービスの3部門からなる簡単な経済を考える。この経 済の2000年と2010年の価格と数量が以下のように与えられているとする。この 経済の2000年と2010年の名目GDPはそれぞれ( 問22 )および( 問23 )である。 また、2000年を基準年とする2010年の実質GDPは( 問24 )であり、2010年の GDPデフレーターは( 問25 )と求められる。さらに、2000年を基準年とする 2010年のラスパイレス物価指数、パーシェ物価指数およびフィッシャー物価指 数はそれぞれ( 問26 )、( 問27 )および( 問28 )である。ただし、フィッ シャー物価指数はラスパイレス物価指数とパーシェ物価指数の幾何平均(=こ れら2つの物価指数の積の正の平方根)と定義される。 年 2000 2010 衣料品 食料品 住宅サービス 価格 数量 価格 数量 価格 数量 50 80 25 200 100 45 40 120 35 160 110 40 問22:a. 13,500 b. 14,000 c. 14,800 d. 15,150 問23:a. 13,500 b. 14,000 c. 14,800 d. 15,150 問24:a. 13,500 b. 14,000 c. 14,800 d. 15,150 問25:a. 89.1 b. 94.6 c. 105.7 d. 112.2 問26:a. 89.1 b. 94.6 c. 105.7 d. 112.2 問27:a. 89.1 b. 94.6 c. 105.7 d. 112.2 問28:a. 100.0 b. 103.0 c. 108.9 d. 112.2 3 マクロ経済学Ⅰ- 2016 年度前期 担当:蛭川雅之 問29 ~ 問30 以下の空欄に該当する数値を選べ。 ある年の国民経済が以下のようであったとする。このとき、国民純生産および 国民所得はそれぞれ( 問29 )兆円および( 問30 )兆円である。 国民総生産 固定資本減耗 280兆円 輸出 30兆円 在庫品増加 輸入 20兆円 間接税 補助金 15兆円 問29:a. 250 b. 260 c. 265 d. 274 問30:a. 240 b. 256 c. 259 d. 264 15兆円 6兆円 24兆円 問31 ~ 問33 以下の空欄に該当する数値を選べ。 海外への貿易はなく、経済には3つの生産要素、すなわち労働、土地、資本が あるとする。この経済の支出は消費75、投資35、政府支出20であるとする。ま た、労働に分配される(税引き前)所得は80、土地に分配される所得は15であ るとする。政府の財政収支は均衡しており、政府の補助金や固定資本減耗を考 えないとき、政府の税収は( 問31 )である。また、GDPは( 問32 )になり、 さらに、資本に分配される額(税引き前)は( 問33 )である。 問31:a. 0 b. 10 問32:a. 95 b. 110 問33:a. 15 b. 30 c. 20 d. 35 c. 120 c. 35 d. 130 d. 60 問34 ~ 問35 以下の空欄に該当する用語または数値を選べ。 ある国のマクロ経済の需要項目の動きとして、消費が2%、投資が3%、政府支 出が4%、純輸出が1%でそれぞれ増加しているとする。また、各需要項目のシ ェアは、消費55%、投資25%、政府支出15%、純輸出5%であるとする。このと き、この国の経済成長率は( 問34 )であり、また、寄与度の最も大きい項目 は( 問35 )である。 問34:a. 1.5% b. 2.5% c. 3.5% d. 4.5% 問35:a. 消費 b. 投資 c. 政府支出 d. 純輸出 4
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