中山間地域耕作条件改善等事業パンフレット

平成27年度新規創設
「中山間地域耕作条件改善等事業」
～中山間地域の棚田、畑(樹園地)の有する価値を創造支援～
事業概要
●中山間地域の棚田、畑（樹園地）において、景観形成などの多面的機能に配慮しつつ、区画拡
大や耕作道整備により耕作条件の改善を図ることで棚田等の有する価値の創造を支援
●迅速的、かつ安価に整備を進めるため農業者の自力施工も活用
対象地域
●次のいずれかに該当する地域にある農振農用地であって、水田は主傾斜が1/100以上、畑は8
度以上であること
①地域振興５法（過疎、山村、特農、離島、半島）指定地域に存在する地域
②農林統計上の中山間地域（中間農業地域又は山間農業地域）
③多面的機能を確保する必要性は高いが、農業生産条件が不利で、耕作放棄地の発生の懸念
が大きいと市町村長が認める地域で、次の(a)かつ(b)の要件を満たす地域
(a)農業従事者割合が10%以上または、農業従事者の高齢化率が30%以上の地域
(b)ＤＩＤを含まない地域、又は農業従事者の高齢化率が30%以上の地域
●又は、「日本の棚田百選」に認定された棚田であること
事業主体
実施要件
●区画が未整備(不成形)であり、道路、水路の整備がされていな
い農地であること。
●１地区当たりの受益者数が農業者２者以上であること。
●１地区当たりの事業費の合計が概ね４０万円以上であること。
●「耕作条件改善等計画（宣言書）｣が作成されていること。
●良好な景観や環境など多面的機能の維持、発揮が見込まれる
こと。
●整備した農地が５年間は耕作されること。
●土地改良区、ＪＡ、農業法人、集落、多面的
機能支払活動組織、生産組合等の農業者等が
組織する団体
事業メニュー・補助率(定額助成)
事業種類
参考：対象範囲
中山間地域（5法指定地域）
対象範囲
５法指定地内等に存在する田、畑（樹園地）であって、水田は主傾斜が
1/100以上、畑は主傾斜が8度以上の農地が対象
(1)区画拡大
(2)暗渠排水
(3)湧水処理
(4)客土
(5)耕作道路整備
(6)除礫
(7)石積補修
主傾斜区分：水田主傾斜区分：水田
1/20以上,畑15度以 1/100以上,畑8度以
上
上
助成単価
助成単価
50万円/10a 20万円/10a
15万円/10a 15万円/10a
15万円/100m 15万円/100m
20万円/10a 20万円/10a
25万円/100m 25万円/100m
24万円/10a 24万円/10a
2.5万円/m2
-

Download Report