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科目区分:専門基礎科目
学生が選ぶグッドティーチング賞報告書(平成 25 年度)
氏名
長谷川 薫
所属
基礎医学研究センター
職位
教授
〈略歴・主な研究内容〉
略歴:東京大学大学院(理学系研究科)修了。理学博士。獨協医科大学・第一生理学教室
助手、講師、助教授、ピッツバーグ大学(米国)
・医学部・移植外科客員研究員を経て 1999
年 4 月、国際医療福祉大学・基礎医学研究センター教授として着任。2011 年度は基礎医学
研究センター長。2014 年 3 月定年退職。
研究分野・研究内容:生理学、細胞生物学。細胞増殖の制御機構(初代培養系を用いた成
熟ラット肝細胞増殖誘起の調節機構)
、肝発ガンの初期メカニズム。
〈担当科目およびシラバス(授業概要)
〉
受賞対象担当科目:生理学(言語聴覚学科1年)
シラバス:正常(健康)な人体で日常営まれている生命現象の仕組み(正常機能)につい
て学ぶ。
内容は広範囲に及ぶ。神経系の機能、筋収縮と運動機能、感覚機能、内分泌機能、血液・
循環の機能、呼吸機能、消化・吸収の機能、尿生成と排泄機能、体液平衡の機能など。こ
れらの機能がどのように調節されているのかを理解する。
〈授業で特に工夫している点〉
・ パワーポイントを使用している。各スライドは内容の 20~30%を空欄にしておき、解説
しながら空欄に記入させている。スライドの補足内容などは随時板書している。パワーポ
イントが良いか板書が良いかは問題ではなく、何れの方法においても、教員の個性を生か
した活用の仕方が重要であると考えている。
・ 毎回練習問題(解答なし)を配布している。
(一部は試験に出題するとアナウンス。)
・ 半期2回のレポート課題を提出させている。
(「調べてまとめる」練習。
)
〈この賞を受賞した理由として思い当たる点〉
特別思い当たる点はないが、非常に長い間学生教育に携わってきたことから、講義技法
そのものよりも、
「年の功」や「人柄」や「学生との信頼関係」などが評価されたのではな
いかと考えている。
〈受賞者コメント〉
本学在職の締め括りとしてグッドティーチング賞を受賞できたことを大変光栄に思いま
す。担当した多くの学生からの餞別だと考え拝受いたします。
少子化に伴う学生数減少の中で、入学してくる多様な学生に良質な教育をすることの難
しさをこれまで痛感して参りました。先生方におかれましては熱意と誠意をもって今後の
学生教育に従事されますよう願っています。
科目区分:専門基礎科目