「補強教育科目」,「専門基礎科目」および「教職科目」の履修に関する

「補強教育科目」,「専門基礎科目」および「教職科目」の履修に関する注意事項 (工学部新入生ガイダンス用) 1.補強教育科目(工学入門数学 I/Ⅱ、工学入門物理 I/Ⅱ、工学入門化学)の履修につい
て ①「工学入門数学 I/Ⅱ」の履修対象者は高校で「数学Ⅲ」を履修しなかった者とする。 ※工学入門数学 I, II は、両方履修すること。
(I のみ、または II のみは認めない。
) ②「工学入門物理 I/Ⅱ」と「工学入門化学」についてはいずれか1科目を履修できる。履修対
象者は高校で「物理Ⅱ」または「化学Ⅱ」を履修しなかった者とする。 ※工学入門物理 I, II は、両方履修すること。
(I のみ、または II のみは認めない。
) ③担任が必要と認めた者も履修対象者とする。 ④上記の履修対象者はいずれも必ず履修しなければならない(必修)
。それ以外の希望者も履修
できるので、高校での学習に自信のない者は履修することが望ましい。 ⑤授業はそれぞれ週2回行い、工学入門数学 I、工学入門物理 I、工学入門化学は、6月
に終了し、工学入門数学Ⅱ、工学入門物理Ⅱは、6月最終週から始め、9月に終了す
る。 ⑥これらの「補強教育科目」を履修して試験に合格すれば、専門科目(選択)の単位として認定
されるが、卒業に必要な単位に含めることはできない。したがって、卒業時に修得単位を計算
する際には十分注意すること。また、これらの科目は履修単位制限(各期24単位)から除外
される。 2. 専門基礎科目(線形代数学、微分積分学 I/Ⅱ、物理学 I/Ⅱ、化学、化学 I/Ⅱ)の
いて ①「専門基礎科目」は専門教育科目を履修するために必要な基礎的素養を培うことを主要な目的
としているが、それに止まらず数学と自然科学における「基本的な考え方」を学ぶことも重
要な目的としている。このように、専門基礎科目は専門科目の学習に直接役立つことだけを目
指して開講されている訳ではないことに留意して、履修に際しては安易な対応をしないこと。
②「専門基礎科目」はほとんどのものが必修であり、1年次に単位を修得できないと2年次以降
の再履修が非常に困難となる。なお、
「微分積分学Ⅰ/Ⅱ」については、再履修者を対象とした
授業を開講している(前期・後期とも木曜日3・4校時)
。 3.教職関連科目の履修について ①教員免許(高校Ⅰ種)を取得するためには,
「教科に関する科目」
(殆どは各学科で開講されて
いる授業科目で代替えできる)の他に,「教職に関する科目(教職科目)」(25単位)も
履修しなければならない。その中には「教育実習」
,
「教職実践演習(中・高)」等も含まれ,
全部の単位を4年間で取得するためには相当の努力が必要である。 ②編入学生の教員免許取得は、正規の年限(編入後2年間)で卒業することを前提とすれば、事
実上不可能である。したがって、留年を覚悟しないで教員免許取得を目指しても殆ど無意味で
ある。 ③最近では免許を取得しても教員になれる可能性は極めて小さい.したがって,
「取り敢えず,
教員免許を取っておこう」といった安易な気持ちで教員免許取得を考えないこと.例年,教
員免許を取得するのは工学部全体で15名程度しかいない。 ④大学院進学後に取り残した教職関連の科目を10単位まで履修することはできるが,
「教育
実習」は履修できない。したがって、学部卒業までに「教育実習」をしなかった者は、大学院
進学後に教員免許を取得することはできない。 ⑤教員免許取得希望者は、金曜日9・10校時開講の「教職入門」を1年次で必ず履修する
こと。 平成14年3月作成 平成18年3月修正 平成21年3月修正 平成23年4月修正