仕様書等 [PDF 543.1 KB]

平成28年度産業廃棄物処理委託基準の検討業務仕様書
(別添2)
1.業務の目的
平成22年に改正された廃棄物の処理及び清掃に関する法律(昭和45年法律第137号。
以下「廃棄物処理法」という。)が施行されてから本年4月で5年が経過し、附則に基
づき、政府において廃棄物処理法の施行状況について検討する必要がある。これを機と
して、生活環境保全上の支障の発生の未然防止を更に推進するために、我々の生活の変
化・多様化に伴う廃棄物の質、量、排出状況、処理状況等の変化を踏まえ、廃棄物をめ
ぐる社会情勢の変化に即した制度の整備を行う必要がある。
本業務はこの整備の一つとして、廃棄物処理法で規制されていない有害物質に着目し、
廃棄物処理法に基づく排出事業者の産業廃棄物の処理に係る委託基準(以下「委託基準」
という。)について検討することを目的とする。
2.業務の内容
(1)情報伝達義務をかける必要性が高い有害物質の抽出
各法令(以下①~⑨を想定)で規制対象とされている有害物質(千数百物質)につ
いて、各法令における規定や取扱いを整理した上で、これらの有害物質のうち、委託
基準として、その含有有無について情報伝達義務をかける必要性が高い有害物質を抽
出(数百~千数百物質を想定)する。
また、バーゼル条約附属書Ⅰに掲げられている有害廃棄物及び附属書Ⅲに掲げられ
ている有害特性と、各法令の有害物質及び廃棄物処理法で規制されている有害物質と
の関係についても対照表等で整理すること。
なお、本業務については平成28年7月29日までに中間報告を行うこと。
① 特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律(平
成十一年七月十三日法律第八十六号)に規定される第一種指定化学物質【約460
物質】
② 化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律 (昭和四十八年十月十六日法律
第百十七号)に規定される第一種特定化学物質【約30物質】
③ 毒物及び劇物取締法(昭和二十五年十二月二十八日法律第三百三号)に規定され
る毒物及び劇物【約500物質】
④ 労働安全衛生法(昭和四十七年六月八日法律第五十七号)第五十七条に規定され
る表示等の義務がかかる物質【約100物質】
⑤ 労働安全衛生法第五十七条の二に規定される文書の交付等の義務がかかる物質
【約630物質】
⑥ 特定化学物質障害予防規則(昭和四十七年九月三十日労働省令第三十九号)に規
定される特定化学物質【約50物質】
⑦ 有機溶剤中毒予防規則 (昭和四十七年九月三十日労働省令第三十六号)に規定
される有機溶剤等【約50物質】
⑧ 消防法 (昭和二十三年七月二十四日法律第百八十六号)に規定される危険物【約
50物質】
-1-
⑨
高圧ガス保安法 (昭和二十六年六月七日法律第二百四号)に規定される高圧ガ
スが充填された容器等
(2)有害物質を含有する廃棄物の処理における留意すべき事項の整理
上記で抽出された有害物質については、厚生労働省が公開する「GHS対応モデルラ
ベル・モデルSDS」等を参考にして、その物性や有害性等からの物質群(1つの化学
物質に対して重複可)に区分する。さらに、「廃棄物情報の提供に関するガイドライ
ン第2版」(平成25年6月環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部)添付資料3に
示される「特別注意事項」、参考資料5に示される「対策」等を参考にして、有害物
質を含有する廃棄物の処理に当たり廃棄物処理業者が留意すべき事項を物質群毎に整
理する。
なお、検討に当たっては、関係者ヒアリングを実施し(対象者:排出事業者・廃棄
物処理業者等、対象地:国内、回数:2回、人数:2名程度を想定)、現在の廃棄物
実態を踏まえて行うこと。
(参考)廃棄物情報の提供に関するガイドラインについて
http://www.env.go.jp/recycle/misc/wds/index.html
(3)廃棄物処理制度専門委員会の資料案の作成
上記委託基準化に向けて、中央環境審議会の下に設置される廃棄物処理制度専門委
員会に提出する資料案(主に上記の業務成果をまとめたもの)を作成する。
(4)その他
上記の検討に当たっては、電話、メール等により有識者(2名程度)の意見を聴取
しつつ、環境省担当官の指示に従い、作業を行う。
3.業務履行期限
平成29年3月24日(金)まで
4.提出物
紙媒体:報告書 10部(A4版 100頁程度)
電子媒体:報告書の電子データを収納したDVD-R 2式
前記「2.(3)廃棄物処理制度専門委員会の資料案の作成」で作成する
資料案の電子データを収納した電子媒体DVD-R 2式
報告書等(業務上発生するパンフレット・冊子等の印刷物を含む。)及びその電子デ
ータの仕様及び記載事項は、別添によること。
提出場所 環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部産業廃棄物課適正処理・不法投
棄対策室
5.著作権等の扱い
(1)成果物に関する著作権、著作隣接権、商標権、商品化権、意匠権及び所有権(以下
「著作権等」という。)は、環境省が保有するものとする。
(2)請負者は、自ら制作・作成した著作物に対し、いかなる場合も著作者人格権を公使
-2-
しないものとする。
(3)成果物に含まれる請負者又は第三者が権利を有する著作物(以下「既存著作物」と
いう。)の著作権等は、個々の著作者等に帰属するものとする。
(4)納入される成果物に既存著作物が含まれる場合には、請負者が当該既存著作物の使
用に必要な経費の負担及び使用許諾契約等に係る一切の手続きを行うものとする。
6.情報セキュリティの確保
請負者は、下記の点に留意して、情報セキュリティを確保するものとする。
(1)請負者は、請負業務の開始時に、請負業務に係る情報セキュリティ対策とその実施
方法及び管理体制について環境省担当官に書面で提出すること。
(2)請負者は、環境省担当官から要機密情報を提供された場合には、当該情報の機密性
の格付けに応じて適切に取り扱うための措置を講ずること。また、請負業務におい
て請負者が作成する情報については、環境省担当官からの指示に応じて適切に取り
扱うこと。
(3)請負者は、環境省情報セキュリティポリシーに準拠した情報セキュリティ対策の履
行が不十分と見なされるとき又は請負者において請負業務に係る情報セキュリティ
事故が発生したときは、必要に応じて環境省担当官の行う情報セキュリティ対策に
関する監査を受け入れること。
(4)請負者は、環境省担当官から提供された要機密情報が業務終了等により不要になっ
た場合には、確実に返却し又は廃棄すること。また、請負業務において請負者が作
成した情報についても、環境省担当官からの指示に応じて適切に廃棄すること。
(5)請負者は、請負業務の終了時に、本業務で実施した情報セキュリティ対策を報告す
ること。
(参考)環境省情報セキュリティポリシー
http://www.env.go.jp/other/gyosei-johoka/sec-policy/full.pdf
7.その他
請負者は、本仕様書に疑義が生じたとき、本仕様書により難い事由が生じたとき、あ
るいは本仕様書に記載のない細部については、環境省担当官と速やかに協議しその指示
に従うこと。
-3-
(別添)
1.報告書の仕様及び記載事項
報告書の仕様は、「環境物品等の調達の推進に関する基本方針」(平成28年2月2日閣議
決定。以下「基本方針」という。)の「印刷」の判断の基準を満たすこと。
なお、「資材確認票」(基本方針204頁、表3参照)及び「オフセット印刷又はデジタル
印刷の工程における環境配慮チェックリスト」(基本方針205頁、表4参照)を提出すると
ともに、印刷物にリサイクル適性を表示する必要がある場合は、以下の
表示例を参考に、裏表紙等に表示すること。
リサイクル適性の表示:印刷用の紙にリサイクルできます
この印刷物は、グリーン購入法に基づく基本方針における「印刷」に係る判断の基準にし
たがい、印刷用の紙へのリサイクルに適した材料[Aランク]のみを用いて作製していま
す。
なお、リサイクル適性が上記と異なる場合は環境省担当官と協議の上、基本方針
(http://www.env.go.jp/policy/hozen/green/g-law/kihonhoushin.html) を参考に適切な表
示を行うこと。
英語サマリーについては、以下により作成すること。
(1)以下の対訳集等を参考に、ネイティブチェックを経ること。
①環境用語和英対訳集(EICネット http://www.eic.or.jp/library/dic/)
②法令用語については、日本法令外国語訳データベースシステムの標準対訳辞書
(http://www.japaneselawtranslation.go.jp/)
(2)海外で参照されることを念頭に入力は半角で行い、全角文字や全角スペースは使用
しないこと。特に以下に注意すること。
・丸数字は使用不可。「℃」→「degrees C」又は「degrees centigrade」
・記号はすべて半角。例:「“ ”」→「" "」、「`」「’
」→「'」、
「-」→「-」
・化学物質は英文名+化学記号(半角の英数字)。1/4文字にしない。二度目以降は化
学記号のみでも可。例:carbon dioxide (CO2)
・環境省の略称は「MOE」(大文字)
2.電子データの仕様
(1)Microsoft社Windows7 SP1上で表示可能なものとする。
(2)使用するアプリケーションソフトについては、以下のとおりとする。
・文章;ワープロソフトJustsystem社一太郎(ファイル形式は一太郎2011以下)、又
はMicrosoft社Word(ファイル形式はWord2010以下)
・計算表;表計算ソフトMicrosoft社Excel(ファイル形式はExcel2010以下)
・画像;BMP形式又はJPEG形式
(3)(2)による成果物に加え、「PDFファイル形式」による成果物を作成すること。
(4)以上の成果物の格納媒体はDVD-R等とする。事業年度及び事業名称等を収納ケース
及びDVD-R等に必ずラベルにより付記すること。
-4-
(5)文字ポイント等、統一的な事項に関しては環境省担当官の指示に従うこと。
3.その他
成果物納入後に請負者側の責めによる不備が発見された場合には、請負者は無償で速
やかに必要な措置を講ずること。
-5-
(別添3)
平成 28 年度産業廃棄物処理委託基準の検討業務に関する
提案書作成・審査要領
環
境
省
本書は、平成 28 年度産業廃棄物処理委託基準の検討業務に関する提案書の作成、審査
等の要領を提示するものである。
Ⅰ
提案書作成要領
1.提案書の構成及び作成方法
以下に、「平成 28 年度産業廃棄物処理委託基準の検討業務に関する提案書の評価基
準表」(以下「評価基準表」という。)から「評価項目」及び「要求要件」を転載す
る。
評価項目
大項目
中項目
要求要件
小項目
0 仕様書の遵守
仕様書に規定する業務の目的や作業事項に反し、
又は矛盾する提案がないこと。
1 業務の基本方針
仕様書を踏まえ、業務の実施に当たっての基本方
針を記述すること。
2 業務の実施方法
2.1 仕様書2(1)の情報伝達義
廃棄物中の有害物質の含有有無について情報伝達
務をかける必要性が高い有害
義務をかける必要性が高い有害物質を抽出するに
物質の抽出
当たり、実施方法について具体的に提案すること
。
2.2 仕様書2(2)の有害物質を
有害物質を含有する廃棄物の処理において廃棄物
含有する廃棄物の処理におけ
処理業者が留意すべき事項を物質群毎に整理する
る留意すべき事項の整理
に当たり、実施方法について具体的に提案するこ
と。
2.3 仕様書2(3)の廃棄物処理
委託基準化に向けて、中央環境審議会に設置され
制度専門委員会の資料案の作
る廃棄物処理制度専門委員会に提出する資料案の
成
作成に当たり、分かりやすい資料案のまとめ方・
見せ方を提案すること。
-6-
2.4 追加的業務の提案
本業務目的を達成するために必要と考えられる追
加的業務の提案があれば、具体的に記述すること
。
3 業務の実施計画
仕様書及び追加的業務(提案がある場合)に係る
作業事項を作業進行予定表にまとめること。
4 業務の実施体制
4.1 執行体制、役割分担等
業務の実施体制について、責任者の氏名・役職、
従事者の役割分担、従事者数、内・外部の協力体
制等を表にまとめること。
4.2 従事者の実績、能力、資格 業務に従事する者の類似業務(廃棄物・リサイク
等
ル制度の設計に関する調査・検討)の実績、本業
務に関係する能力の資料、資格等を明示すること
。業務に従事する者の業務従事期間中における本
業務以外の手持ち業務の状況を記載すること。
5 組織の実績
過去に廃棄物・リサイクル関連の調査業務実績
があれば、その業務名、それぞれの概要等を記
載すること。
6 組織の環境マネジメントシステム認証取得 ISO14001、エコアクション21、KES、
状況
エコステージ、地方公共団体による認証制度等のう
ち、第三者による環境マネジメント認証取得の有無
、有の場合は認証の名称を記載し、証明書の写しを
添付すること。ただし、開札する時点において認証
期間中であること。
提案書は、上記評価項目に基づき、次に従って作成すること。
1)「はじめに」の項を冒頭に設け、「本書は、平成 28 年度産業廃棄物処理委託基準
の検討業務仕様書に基づき、その実施方法等に関する提案を行うものである。本業
務の実施に当たっては、同仕様書を遵守し、本提案書をその実施計画書と位置づけ
て行うものとする。」と必ず記載すること。
このため、提案書の作成に当たっては、仕様書に反し、又は矛盾する事項がないか
十分に点検すること。なお、提案書が仕様書に反し、又は矛盾すると認められたと
きは、評価項目「0 仕様書の遵守」に基づき、当該提案書は不合格となる。
2)「はじめに」以下は、上記評価項目に従い「業務の基本方針」から「組織の環境
マネジメントシステム認証取得状況」までの各評価項目を目次とし、それぞれの要
求要件に基づき提案書を作成すること(別添様式参照)。記述上の必要性に応じ、
各評価項目内を細分化して目次立てすることは差し支えない。
-7-
3)提案書に詳細に記載するよりも添付資料を参照した方がわかりやすい事項につい
ては、提案書中に「△については、別添資料○参照」と記載して、資料添付を行う
ことは差し支えない。ただし、添付資料が大部にわたる場合は、必ずその要点を提
案書中に記載すること。「評価項目」及び「要求要件」との関係が容易にわかり難
い添付資料は、添付されなかったとみなすことがある。
4)提案書は、難解な専門用語には注釈を付す等、専門家以外でも理解でき、審査可
能なように平易な記述に努めること。
2.提案書様式、提出部数等
提案書は、別添様式を踏まえて作成すること。記載上の必要に応じて様式を変更し
ても差し支えないが、様式の変更は必要最小限にとどめること。
提案書は、添付資料を含めて綴じ込んだ1式を7部提出すること。
環境省から連絡が取れるよう、提案書上に連絡先(電話番号、FAX番号及びメー
ルアドレス)を記載すること。
3.留意事項
落札した者が提出した提案書は、仕様書とともに原則としてそのまま契約書に添付
され、本業務の実施計画書になるものであり、確実に実施可能な内容として作成する
こと。提案書に従った履行がなされない場合は、債務不履行として契約解除及び損害
賠償請求の事由となる。
-8-
Ⅱ
提案書の審査及び落札決定の方法
1.落札方式及び得点配分
1)落札方式
次の要件を満たしている者のうち、2)によって得られた総合評価点の最も高い
者を落札者とする。
① 入札価格が予定価格の範囲内であること。
② 「評価基準表」中、必須とされた評価項目の基礎点をすべて獲得していること。
2)総合評価点の計算方法
総合評価点=技術点+価格点
技術点=基礎点+加点 (満点200点)
*技術点は、環境省に設置する提案書審査委員会の各委員の採点結果の平均
値を算出し、小数点第三位以下を切り捨てたものとする。
価格点=100×(1-入札価格÷予定価格)
*価格点は、上記式により数値を算出し、小数点第三位以下を切り捨てたも
のとする。
3)基礎点部分の採点
技術上の基準を満たす場合に、当該基礎点全部を得点とする。
4)加点部分の採点
① 配点5点の場合、技術上の基準に基づき、優:5点、良:3点、可:1
点、不可:0点の4段階評価とし、配点に応じて係数をかけて得点を算出
する。
② 基礎点がある項目に係る加点部分の「不可:0点」とは、基礎点の基準は満
たす(基礎点は得点)が、加点部分の基準をなんら満たさない場合である。
2.提案書審査(技術点の採点)の手順
1)入札資格を有する者から提出された提案書について、「評価基準表」に基づき、必
須とされた項目の基礎点に係る評価を提案書審査委員会の各委員が行う。各委員の評
価結果を同委員会で協議し、委員会において各必須項目毎に基礎点の獲得の可否を判
断する。すべての必須項目の基礎点を獲得した提案書を合格(基礎点を付与)とし、
それ以外の提案書は不合格とする。
2)合格した提案書について、各委員毎に評価項目の加点部分の評価を行い、基礎点と
合計した採点結果を記入する。各委員の採点結果を委員会で確認し、事実誤認等があ
れば各委員において訂正する。確定した各委員の採点結果の技術点について、その平
均値を算出する。
3.落札決定
2.による技術点に、当該提案書に係る入札価格に基づく価格点を加算し、総合評価
点を算出する。各提案書の総合評価点を比較し、最も高い数値を得た提案書の提出者を
落札者とする。
-9-
(別添4)
平成28年
支出負担行為担当官
環境省大臣官房会計課長
月
日
殿
住所
商号又は名称
代表者氏名
印
平成 28 年度産業廃棄物処理委託基準の検討業務に関する提案書の提出について
標記の件について、別添の通り提出します。
なお、書類の提出に当たり、暴力団排除に関する誓約事項に誓約します。
- 10 -
別 添
平成 28 年度産業廃棄物処理委託基準の検討業務に関する提案書
提案書作成責任者
<名称、所属、名前>
<電話番号、FAX番号、メールアドレス>
はじめに
本書は、平成 28 年度産業廃棄物処理委託基準の検討業務仕様書に基づき、その実
施方法等に関する提案を行うものである。本業務の実施に当たっては、同仕様書を遵
守し、本提案書をその実施計画書と位置づけて行うものとする。
1.業務の基本方針
仕様書を踏まえ、業務の実施に当たっての基本方針を記述すること。
(※)A4版2枚以内とする。
2.業務の実施方法
2.1仕様書2(1)の情報伝達義務をかける必要性が高い有害物質の抽出
廃棄物中の有害物質の含有有無について情報伝達義務をかける必要性が高い有害物質
を抽出するに当たり、実施方法について具体的に提案すること。
(※)A4版3枚以内とする。
2.2仕様書2(2)の有害物質を含有する廃棄物の処理における留意すべき事項の整理
有害物質を含有する廃棄物の処理において廃棄物処理業者が留意すべき事項を物
質群毎に整理するに当たり、実施方法について具体的に提案すること。
(※)A4版3枚以内とする。
- 11 -
2.3仕様書2(3)の廃棄物処理制度専門委員会の資料案の作成
委託基準化に向けて、中央環境審議会に設置される廃棄物処理制度専門委員会に提
出する資料案の作成に当たり、分かりやすい資料案のまとめ方・見せ方を提案するこ
と。
(※)A4版3枚以内とする。
2.4追加的業務の提案
本業務目的を達成するために必要と考えられる追加的業務の提案があれば、具
体的に記述すること。
(※)A4版3枚以内とする。
3.業務の実施計画
仕様書及び追加的業務(提案がある場合)に係る作業事項を作業進行予定表に
まとめること。
時期
内容
(※)A4版1枚以内とする。
4.業務の実施体制
4.1執行体制、役割分担等
業務の実施体制について、責任者の氏名・役職、従事者の役割分担、従事者数、
内・外部の協力体制等を表にまとめること。
(※)A4版1枚以内とする。
4.2従事者の実績、能力、資格等
業務に従事する者の類似業務(廃棄物・リサイクル制度の設計に関する調査・検
討)の実績、本業務に関係する能力の資料、資格等を明示すること。業務に従事
する者の業務従事期間中における本業務以外の手持ち業務の状況を記載すること。
- 12 -
氏名
生年月日
所属・役
職
経験年数(うち本業務の類似業務従事
年数)
年(
年)
専門分野
所有資格
経歴(職歴/学
位)
所属学会
類似業務の実績
業務名
業務内容
期間
年
主な手持ち業務の状況(平成 年
業務名
月
日現在
業務内容
月~
年
月
件)
履行期間
(※)業務内容の欄は概要を記入する。
(※)手持ち業務の欄は契約金額が 500 万円以上のものを対象とする。
(※)複数名の場合は、各人について記入すること。
(※)A4版1枚以内とする。
5.組織の実績
過去に廃棄物・リサイクル関連の調査業務実績があれば、その業務名、それぞれ
の概要等を記載すること。
業務名
発注機関
(名称、所在地)
(受託者名)
(受託形態)
履行期間
業務の概要
技術的特徴
- 13 -
主たる担当者の
従事の有無
注1
注2
注3
注4
注5
本様式は、A4版4枚以内に記載すること。
業務名は10件まで記載できるものとする。
発注機関の受託形態欄には、元請受注と下請受注かの区別を記載すること。
業務の概要欄には、業務内容を具体的かつ簡潔に記載すること。
実績を証明するものとして、契約書写し、注文・請書の写し(下請けの場合の
み)を添付すること。
6.組織の環境マネジメントシステム認証取得状況
認証の有無:
認証期間:
認証の名称:
注1
注2
証明書の写しを添付すること。
事業者の経営における主たる事業所(本社等)において、取得しているものに
限る。
注3 申請中の場合は、その旨を明記し、開札前までに証明書の写しを提出したもの
について加点対象とする。
- 14 -
平成28年度産業廃棄物処理委託基準の検討業務に関する提案書の評価基準表
(別添5)
氏名 評価項目
得点配分
要求要件
評価
区分
0 仕様書の遵守
仕様書に規定する業務の目的や作業事項
に反し、又は矛盾する提案がないこと。
必須
10
10
1 業務の基本方針
仕様書を踏まえ、業務の実施に当たっての
基本方針を記述すること。
必須
10
5
大項目
中項目
小項目
技術上の基準
合計 基礎点 加点
基礎点
提案書が全体として仕様書を遵守してお
- り、業務の目的や作業事項に反し、又は矛
盾する内容がないこと。
5
加点
-
-
業務の目的を的確に理解し、妥当な基本
基本方針に創造性、確実性があるか。
方針であること。
2 業務の実施方法
-
2.1 仕様書2(1)の
情報伝達義務をか
ける必要性が高い
有害物質の抽出
廃棄物中の有害物質の含有有無について
情報伝達義務をかける必要性が高い有害
物質を抽出するに当たり、実施方法につい
て具体的に提案すること。
必須
30
10
20
提案された実施方法が、情報伝達義務を
提案された実施方法が具体的で適切なも
かける必要性が高い有害物質を抽出する
のであること。
上で、創造性、確実性があるか。
2.2 仕様書2(2)の
有害物質を含有す
る廃棄物の処理に
おける留意すべき
事項の整理
有害物質を含有する廃棄物の処理におい
て廃棄物処理業者が留意すべき事項を物
質群毎に整理するに当たり、実施方法につ
いて具体的に提案すること。
必須
25
10
15
提案された実施方法が、有害物質を含有
提案された実施方法が具体的で適切なも する廃棄物の処理において廃棄物処理業
のであること。
者が留意すべき事項を物質群毎に整理す
る上で、創造性、確実性があるか。
委託基準化に向けて、中央環境審議会に
2.3 仕様書2(3)の
設置される廃棄物処理制度専門委員会に
廃棄物処理制度専
提出する資料案の作成に当たり、分かりや
門委員会の資料案
すい資料案のまとめ方・見せ方を提案する
の作成
こと。
必須
5
5
-
本業務目的を達成するために必要と考えら
2.4 追加的業務の
れる追加的業務の提案があれば、具体的
提案
に記述すること。
任意
15
-
15
仕様書及び追加的業務(提案がある場合)
に係る作業事項を作業進行予定表にまと
めること。
必須
15
5
10
3 業務の実施計画
加点の採点
提案された資料案のまとめ方・見せ方が
適切なものであること。
-
-
提案に係る追加的業務が具体的であり、業
務目的を達成する上で必要かつ適切なも
のであるか。
実施可能で妥当な作業進行予定表である 作業進行予定表が効率的で確実性がある
こと。
か。
- 15 -
-
評価項目
大項目
中項目
小項目
要求要件
評価
区分
得点配分
技術上の基準
合計 基礎点 加点
基礎点
加点の採点
加点
4 業務の実施体制
4.1 執行体制、役
割分担等
4.2 従事者の実
績、能力、資格等
-
必須
25
15
任意
10
-
業務の実施体制について、責任者の氏名・
役職、従事者の役割分担、従事者数、内・
外部の協力体制等を表にまとめること。
業務に従事する者の類似業務(廃棄物・リ
サイクル制度の設計に関する調査・検討)
の実績、本業務に関係する能力の資料、資
格等を明示すること。
業務に従事する者の業務従事期間中にお
ける本業務以外の手持ち業務の状況を記
載すること。
必須
25
10
適切な役割分担等により実施体制が構築
されていること。
外部の協力者(又は再委託者)に業務の 効果的、効率的な実施体制が構築されて
10
一部を行わせる場合は、業務の根幹部分 いること。
を提案者が実施すること、協力者等の役
割分担が明確で、適切であること。
10
-
業務に必要な外部ネットワークや内部バッ
クアップ体制等が存在するか。
業務に従事する者の手持ち業務の状況
15 が、本業務の実施にあたって支障の生じ
ない妥当なものであること。
業務に従事する者が、廃棄物・リサイクル
制度の設計に関する調査・検討を実施した
実績があるか。ある場合は、可:3点とし、
それ以上の件数や業務の概要、手持ち業
務等に応じ加点する。
任意
10
-
10
-
業務に従事する者が、有害物質に関する
廃棄物・リサイクル制度の設計に関する調
査・検討を実施した実績があるか。ある場
合は、可:2点とし、それ以上の件数や業務
の概要、手持ち業務等に応じ加点する。
過去に廃棄物・リサイクル関連の調査業務
実績があれば、その業務名、それぞれの概
要等を記載すること。
任意
15
-
15
-
過去に水廃棄物・リサイクル関連の調査業
務を実施した実績があるか。ある場合は、
可:3点とし、それ以上の件数や業務の概
要等に応じて加点する。
ISO14001、エコアクション21、KES、エ
コステージ、地方公共団体による認証制度
等のうち、第三者による環境マネジメント認
6 組織の環境マネジメントシス
証取得の有無、有の場合は認証の名称を
テム認証取得状況
記載し、証明書の写しを添付すること。ただ
し、開札する時点において認証期間中であ
ること。
任意
5
-
5
-
事業者の経営における主たる事業所(本社
等)において、環境マネジメント認証取得が
あるか。1つでもあれば加点(5点)
技術点
小計
200
70
130
価格点
総計
100
300
5 組織の実績
加点合計
基礎点
価格点
総合評価点
基礎点部分の採点は、技術上の基準を満たす場合に、当該基礎点全部を得点とする。
加点部分の採点は、配点5点の場合、技術上の基準に基づき、優;5点、良;3点、可;1点、不可;0点、の4段階評価とし、配点に応じて係数をかけて得点を算出する。
基礎点がある項目に係る加点部分の「不可;0点」とは、基礎点の基準は満たす(基礎点は得点)が、加点部分の基準をなんら満たさない場合である。
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70
(別添6)
◆環境マネジメントシステム認証制度の例◆
事業者が、その事業経営の中で自主的に環境保全に関する取組を進めるにあたり、環境に関する方針や目標を自ら設定し、
これらの達成に向けて取り組み、その取組結果を確認・評価し、改善していくこと(環境保全の取組に係るPDCAサイクル)を
「環境マネジメント」といい、そのための事業者内の体制・手続等の仕組みを「環境マネジメントシステム」(EMS)という。その
主な例は以下のとおりであるが、他にも地方版のEMSや、運送事業者を対象としたグリーン経営認証制度などがある。
全国版EMS
ISO14001
エコアクション21
KES
エコステージ
概要
ISO審査登録機関及び
認定機関で構成。国際
的に認められた第三者
認証制度。1996年に制
定。
環境省が策定した中小
企業にも取り組みやすい
環境マネジメントシステム。
2004年に開始。把握す
べき環境負荷指標を特
定しているほか、環境活
動レポートの作成・公表
を必須要件としている。
中小企業にも取り組
みやすい環境マネジメ
ントシステムとして
2001年に京都で開始。
KESを参考とした地方
版KESが他の自治体
等に広がっているとと
もに、相互認証も行わ
れ、KESの認証取得
事業者は全国に広
がっている。
ISO14001取得前から取
得後も含めた環境マネジ
メントシステム。5段階の
認証ステージがある。エ
コステージ2は
ISO14001の要求事項を
全て含んでおり、エコス
テージ2の認証を取得で
きれば、ISO14001に挑
戦可能なレベルとなる
事務局の母体となる団
体
ISO(国際標準化機構)
持続性推進機構
KES環境機構
エコステージ協会
地方版EMSの例:
北海道環境マネジメントシステムスタンダード(HES),青森環境マネジメントフォーラムAES, いわて環境マネジメントフォーラムIES,みちのくEMS,三重環境マネージ
メントシステム(M-EMS),宝塚環境マネジメントシステム(TEMS), 神戸環境マネジメントシステム(KEMS) 等
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