環２８委第１１８号松島町三浦墓地法面整備調査測量設計業務委託に関する特記仕様書第１章総則（共通仕様書の概要）本業務は「宮城県土木部制定共通仕様書（建設関連業務）」に基づき実施しなければならない。当該業務に関する特記事項は次のとおりとする。第２章目的（適用範囲）第１条本仕様書は、発注者、松島町（以下「甲」という。）が実施する「環２８委第１１８号松島町三浦墓地法面整備調査測量設計業務委託」について適用するものとする。また、受託者（以下「乙」という。）は、関連する法令等を遵守しなければならないものとする。２本業務は契約書、設計図書、関係規定及び本仕様書に基づいて、実施するものとする。（業務概要）第２条測量業務は、松島町手樽字牛木地内の町営三浦墓地において、基準点測量・現地測量及び路線測量を行い、法面整備の詳細設計の基礎資料とする。地質調査業務は当該法面において機械ボーリング調査を行い法面整備の詳細設計の基礎資料とする。設計業務は当該地域において、測量及び調査業務で得た資料に基づき法面工詳細設計を行うものである。（管理技術者･照査技術者）第３条乙は業務における管理技術者及び照査技術者を定め、速やかに甲に通知するものとする。２管理技術者は、契約図書等に基づき、業務に関する技術上の一切の事項を処理するものとする。３管理技術者又は、照査技術者に技術士（建設部門－道路）､（建設部門－鋼構造及びコンクリート）又は（総合技術監理部門）、若しくはＲＣＣＭ（登録技術部門－道路）、（登録技術部門－鋼構造及びコンクリート）の資格を有している者を配置できる者であることとし、技術上の管理を行うために必要な能力と経験を有する技術者でなければならないものとする。（提出書類）第４条乙は業務の着手及び完了にあたって、甲の契約約款に定めるものの他、下記の書類を提出し承認を受けるものとする。（１）業務実施計画書（２）着手届（３）管理技術者･照査技術者選任届（経歴付記）（４）工程表 -1- （５）完了届及び納品書（６）その他必要書類（打合せ等）第５条乙は、業務を適正かつ円滑に実施するため、甲と常に密接な連絡をとり、業務の方針及び条件等の疑義を正すものとし、その内容については、その都度記録し相互に確認しなければならないものとする。２業務着手時及び業務の主要な区切りにおいて、甲と乙は打合せを行うものとし、その結果について記録し相互に確認しなければならないものとする。（資料等の貸与及び返還）第６条甲は、業務遂行の上で必要となる図書及びその他関係資料等を乙に貸与するものとする。２乙は、貸与された図面及び関係資料等が必要なくなった場合は、ただちに返還するものとする。（関係官公庁その他への手続き等）第７条乙が業務を実施するため、関係官公庁等に対する諸手続きが必要な場合は、速やかに処理するものとする。２乙が関係官公庁等から交渉を受けたときは、遅滞なくその旨を甲に報告し協議するものとする。（納入成果品）第８条乙は、業務が完了したときは成果品を業務完了届とともに提出し、完了検査を受けるものとする。２乙は、業務期間途中において、甲の指示があった場合は、成果品を部分提出するものとする。（手直し）第９条業務完了後、乙の責に帰すべき理由による成果品の不良箇所が発見された場合は、速やかに訂正及び補足その他の必要な措置を講ずるものとする。（疑義）第１０条乙は、業務の実施に当たり、設計図書等に疑義を生じた場合、又は本仕様書に定めのない事項については甲と協議のうえ行うものとする。 -2- 第３章業務の目的（業務の目的）第１１条本業務は、松島町で管理する三浦墓地の地盤が風化によって浸食されており、墓地を訪れる地区住民の安全を守る必要があることから、保護する箇所選定及び法面工の詳細設計を行うものである。第４章業務内容（業務内容等）第１２条業務内容は次のとおりとする。（１）松島町三浦墓地法面整備調査測量設計業務委託（業務内容）法面保護に関する測量及び設計業務を実施する。測量業務現地測量：A=0.007ｋ㎡、4 級基準点：N=10 点、路線測量：L=0.23km 設計業務アンカー付き場所打ち法枠工設計：N=1 式地質調査範業務岩盤ボーリング：L=5m、標準貫入試験：N=5 回作業条件地形:耕地、地域：平地、縮尺:1/500 交通量:0～1000 台、曲線数:2 測量幅:45m 未満、測点間隔:20m （測量業務について）第１３条現場作業員は、必ず身分証明書を携帯すること。作業の過程でやむを得ず民有地へ入り作業を行う場合は、事前に調査職員へ報告し、地権者又は管理者の了解を得ること。（報告書のとりまとめ）第１４条前条までの調査及び検討結果を報告書としてとりまとめる。具体については、後掲のとおり。（設計協議）第１５条第１２条に掲げる事業の調査及び検討にあたっては、必要に応じて打合せを行うものとする。また、中間時の打合せについては、調査職員と協議の上決定するものとする。 -3- 第（検査）第１６条５章検査乙は、完了検査に際しては、成果品及びその他の関係資料等を整えておくものとし、原則として管理技術者を検査に立ち会わせるものとする。第６章納入成果品（納入成果品）第１７条本業務の成果品は、下記のとおりとする。（１）松島町三浦墓地法面整備調査測量設計業務委託報告書 3部（２）原稿（電子データを含む。）CD-R または DVD-R 3部（３）その他参考となる資料 1式（４）納品成果物の詳細は次のとおりとする。 ① 成果物は、製本による設計図書と電子納品による。 ② 製本による設計図書は、原則としてA1サイズ横、A3サイズ横、左綴じ製本とし、部数は3部とする。また、同一の物をA3サイズに縮小した製本も３部とする。 ③ 電子納品には、CD-RまたはDVD-Rに件名を表示して、３部提出すること。 ④ 内容は、製本による設計図書の体裁をPDF形式に整理・変換したもののほか作成したデータを以下の形式により格納すること。なお、マイクロソフトのアプリケーションについてはMicrosoft office 2010形式を標準とする。１）文章：Microsoft Word形式２）表・グラフ：Microsoft Excel形式３）写真データ：JPEG形式４）図面データ：DXF形式並びにPDF形式（秘密の保持）第１８条受託者は作成する設計図書及び町から提供おこなった関連資料を当該設計に関する者以外に漏らしてはいけない。特に個人情報および設計積算に関する資料については留意すること。（著作権の帰属）第１９条本業務の成果物に係る著作権は、松島町に帰属する。（契約履行期間）第２０条契約の日から平成２８年９月２３日まで（担当部署）第２１条本業務に係る町担当部署は、松島町建設課復興班とする。 -4-