仕 様 書 1.業務の名称 第2次大津市文化振興計画策定支援業務 2.業務の目的 本市においては、大津市の文化施策を総合的に展開するための指針として、平成2 3年3月に「第2次大津市文化振興ビジョン」(以下、「ビジョン」という。 )を策定し た。また、平成24年3月には、ビジョンの実現を図るための実施計画として「大津 市文化振興計画」を策定し、文化振興施策を推進している。 今後も、大津市の文化を振興していくにあたり、第2次大津市文化振興計画(平成 29年度以降) (以下「次期計画」という。)を策定する。 3.履行期間 契約締結日から平成29年3月31日までとする。 4.履行場所 委託者 大津市(以下「甲」という。 )の指定する場所とする。ただし、円滑な仰遂 行のため業務内容により指定外の場所で履行する場合は、甲と受託者(以下、「乙」と いう。 )の双方で協議するものとする。 5.業務内容 第2次大津市文化振興ビジョンに基づき、現計画の進捗確認や課題の抽出などの検 証を行い、社会経済状況等の変化による新たな課題に対する解決策や今後の重点施策 等についての提案を含めた次期計画の案を策定する。また、大津市湖都文化推進審議 会及び大津市湖都文化庁内推進本部の運営補助を行うとともに、パブリックコメント の実施に係る支援や文化団体との意見交換会などの運営支援などを行う。 (1) 現計画の検証及び文化振興施策の進捗状況等の調査、分析 ①現計画の進捗状況の確認、評価 ②現計画の課題を抽出、分析 ③本市の文化振興施策の進捗状況把握 ④大津市内の各地域における固有の文化的資源の調査 (2) 次期計画の策定 ①現計画の課題に対する解決策を提示 ②今後の重点施策についての提案 (3) 次期計画書の本編及び概要版の作成 ①次期計画及び概要版の作成 作成にあたっては、図、イラスト、概念図、写真などを盛り込むこと。 ②編集・校正および製本 (4) 「大津市湖都文化推進審議会」及び「大津市湖都文化庁内推進本部」に係る運営及 び作業支援 ①同審議会及び本部に参加し、運営に係る提案や関連資料の作成及び議事録作成など の事務作業を支援 ②同審議会及び本部への情報提供 (5) 次期計画策定段階における情報公開および意見聴取 ①パブリックコメントに必要な資料の作成と結果のまとめ ②文化団体意見交換会において、会の企画、準備、進行の補佐、ファシリテーターの 役割を担うとともに、会の運営に係る提案、関連資料の作成、会議録(概要)の作 成等を行うこと ③文化施設(長等創作展示館、市民文化会館、仰木太鼓会館、市民会館、スカイプラ ザ浜大津、伝統芸能会館)の利用者を対象としたアンケートの実施と結果のまとめ や結果に対する助言を行うこと 6.成果物 (1) 第2次大津市文化振興計画(平成29年度以降) ①原稿 1部(電子媒体) ②本編 100部(A4版カラー) ③概要版 100部(A4版カラー) ④納期 平成29年3月下旬 (2) 現計画の検証、先進自治体の研究及び次期計画策定に係る状況調査等の結果 1部(電子媒体) (3) パブリックコメント、文化団体意見交換会、文化施設利用者アンケートのまとめ 1部(電子媒体) (4) その他関連資料 1式 成果物の帰属先は甲とする。 業務完了後、乙の責任に帰すべき理由による成果物の不良箇所が発見された場合、 乙は速やかに甲が必要と認める訂正、補足、その他必要な措置を講じるものとし、こ れに対する経費は乙の負担とする。 また、成果物の著作権については、甲に無償で譲渡し、著作者人格権は行使しない ものとする。 7.その他 (1) 乙は、甲と常に綿密な協議を行い、その意図や目的を十分に理解したうえで、誠意 をもって業務を遂行するものとする。 (2) 本業務の実施にあたり、甲は乙に必要な資料を貸与するが、乙は貸与資料の取り扱 いについては、十分注意し、汚損、破損のないように慎重に取り扱うとともに本業務 完了後、速やかに甲へ返却すること。 (3) 本仕様書に定めのないものについては、その都度、協議して定めることとする。
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