(1)件名 吸着ガラスの放射線劣化等に係

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平成2 8年4月1 2日
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
研究連携成果展開部長大森和之
(住所)茨城県那珂郡東海村大字舟石川765番地1
下記のとおり公募します。
公募に付する事項
(1)件名
吸着ガラスの放射線劣化等に係る安全性評価
(2)内容
別添実施計画書のとおり
(3)履行期限
平成2 9年1月3 1日
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公募に参加する者に必要な資格に関する事項
(1)公募参加資格
国もしくは機構の競争参加資格を有すると認められた者とする。なお、機構の競争
参加資格の認定を受けていない者であっても、参加意思確認書を提出することができ
るが、その者が応募要件を満たすと認められ、競争的契約手続きに移行した場合に技
術提案書等を提出するためには、技術提案書等の提出時までに、当該資格の認定を受
ける必要がある。
(2)公募に参加できない者
競争に係る契約を締結する能力を有しない者及び破産者で復権を得ない者。資格審
査申請書及びその添付書類に故意に虚偽の事実を記載した者等。
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応募要件
(1)コバルト60線源を用いたγ線照射試験、及び加速器を用いた Heイオン照射実験に
関する研究実績を有すること。
(2)マイクロ PIXE, PIXE-CT を用いた元素分布分析、 GC/MS 等を用いた構造解析を実施
する能力を有すること。
応募要件等を満たす意思表示
本公募に参加を希望する者は、 3項に示す応募要件を満たすことを証明する資料を参加
意思確認書に添付の上、以下の期限までに「6.連絡先」まで、持参又は郵送(書類書留
郵便等の配達の記録が残るものに限る)により、提出すること。
上述の資料の様式は自由とするが、応募者の組織として意思決定が確認できる書類とす
る。
応募要件を満たす者があった場合には、機構は、応募要件の遂行能力を確認し、確認結
果を書面にて通知する。
期限:平成28年4月26日(火)必着優3送による場合も同様とする)
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備考
(1)応募がなかった場合には、特定の者と随意契約を行う。
(2)応募があった場合で、かつ確認の結果合格者があった場合には、一般競争入札によ
り決定することとなる。その場合には別途公告する。
(3)手続きにおいて使用する言語及び通貨は、日本語及び日本国通貨に限る。
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連絡先
〒319-1195 茨城県那珂郡東海村大字白方2番地4
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
研究連携成果展開部連携協力課村上克裕
TEL :029-282-510O FAX :029-282-6808
実施計画書
1.委託研究題目
「吸着ガラスの放射線劣化等に係る安全陛評価」
2.委託研究の目的
経済産業省資源エネルギー庁からの受託事業として実施する「H28年度次世代
再処理ガラス固化技術基盤研究事業」において、国立研究開発法人日本原子力
研究開発機構(以下、原子力機構)は、高レベル放射性廃液からMAを選択的に吸
着し得る吸着ガラスの開発を行う。本研究開発において、使用済吸着材の保管中に
おける安全性、安定性を調査することは、本技術の成立性を評価する上で必要不可
欠である。一方そのような評価に必須である吸着ガラスの放射線劣化に関する調査
は、放射線源ならびに特殊な分析装置を必要とすることから、それら装置の取扱い
及び分析評価等に習熟した機関に研究を委託する。
委託研究の範囲
①研究計画の立案
②必要な機器・材料、人員の手配
③吸着ガラスへの照射実験
④照射済み吸着ガラスの分析
⑤データ解析
⑥中間報告
⑦取りまとめ
⑧最終報告
⑨報告書の作成
なお、吸着ガラスは原子力機構が必要量を支給する。
4.委託研究の内容
4.1 吸着ガラスへの照射実験
原子力機構が支給する吸着ガラスについて、保管中における放射線を模擬して、コ
バノレト60線源を用いたγ線照射、及び御Amからのα線を模擬したHeイオンビーム
を照射する。照射線量率及び積算照射線量については別途原子力機構より指定す
る。
4.2 照射済み吸着ガラスの分析
上記照射試験で得られた照射済み吸着ガラスについて、吸着済み元素の溶出挙
動、残留する元素の分布を評価するため、マイクロPIXE分析及びPIXE-CT分析を実
施する。また、吸着ガラスに放射線を照射することで、吸着ガラスの有機成分が劣化し
て生成した物質の評価を行うことを目的とし、GC/MS,FT-1R,NMR分析を組み合わせ
て劣化物の同定を行う。
4.3 結果の取りまとめ
上記の試験及び分析結果を取りまとめ、吸着ガラスの耐放射線性について、吸着し
た元素の溶出及び劣化生成物の振る舞いの観点より整理する。
5.実施場所
受託者側実施施設
6.研究期間
契約締結日 平成29年1月31日
フ.委託者側実施責任者
次世代高速炉サイクル研究開発センター燃料サイクル技術開発部
再処理技術開発グルーリーダー竹内正行
8.グリーン購入法の推進
D本契約においてグリーン購入法に適用する環境物品が発生する場合はそれを
採用することとする。
2)本仕様に定める提出図書(納入印刷物)においては,グリーン購入法に該当す
るためその基準を満たしたものであること。
9.特記事項
委託研究における放射性廃棄物の発生はない。
10.添付書類
・提出書類一覧表偶1絲氏1)
・支給物件表偶1絲氏2)
偶1俳氏1)
提出書類一覧表
提出書類
提出期限
提出先
部数
研究計画書
契約締結後速やかに
再処理技術開発Gr
3部
中間報告書
平成28年12月末日
再処理技術開発Gr
3部
備考
電子媒体
1部含む
最終報告書
その他必要
書類
研究期間終了時
原子力機構からの要
求後速やかに
研究連携成果展開部
連携協力課
3部
再処理技術開発Gr
1部
電子媒体
暗3含む
(牙1絲氏2)
添付支給物件表
品名・仕様
吸着ガラス
数量
必要量
引渡し場所
郵送もしくは持ち込み渡しと
する