終了報告書 留学プログラム名 TASTE 海外短期語学学習 所属(本学) 工学部 6 類 1 年 留学先国 イギリス 留学先 Oxford University Language Centre 留学期間 プログラム実施期間: 滞在期間: 2015 2015 年 年 8 月 24 日~2015 8 月 22 日~ 2015 年 9 月 18 日 年 9 月 21 日 ① 留学先 機関 Oxford University Language Centre プログラム名 Pre-sessional Course in English for Academic Purposes C 秋からオックスフォード大学の学士、修士、博士課程の所属が決定した英語が母国語でない学生 を対象とした、オックスフォードでの学習、研究に必要な実践的な英語力を身につけるためのプロ グラム。授業は週4日、9時から15時。全てネイティブの教師によって英語で行われ、リーディン グ、リスニング、ライティング、スピーキング、ランゲージ・スタディーズ(文法)の授業がある。1クラ ス13人程度で、全体で4クラス程度。一通りの学術内容が理解できる程度の英語力が必要。 世界各国から文理問わず様々な分野を学習、研究する生徒が集まる。生徒の大半は修士または 博士課程所属者で、日本人は6人程度だった。 ② 留学前の準備 TASTE の指定講座になっているため受講を希望したが、オックスフォードに所属が決定した生徒を対 象とした講座のためホームページにはほとんど情報が記載されていない。メールで問い合わせるなど してタイムテーブルなどは入手可能。 原則一般募集は行っていないが、メールにて問い合わせた。 専門分野についての知識は不要だが、一通りの学術内容が理解でき、ディスカッションできる程度の 英語力が必要。受講者のほとんどは IELTS を受けているので、IELTS 対策、受験は役に立つかもしれ ない。 日本人のイギリス滞在は、3ヶ月以内ではビザは必要ない。 住居や交通手段についてはランゲージセンターではなにも手配してくれないので、自分で探す必要が ある。住居については多少の情報提供があったが、提供された連絡先に自らメールして問い合わせ た。 ③ 留学中の活動 毎週水曜日にラングエッジセンターが開催する任意参加のツアーに参加した。行き先はオックスフォー ド周辺の歴史的建造物などで、イギリスの歴史について解説員の話を聞くことができる。 平日にはコースの友人とオックスフォード内の大学や観光地を回った。博物館や一部の大学は入場料 が無料であるほか、オックスフォードオープンデーや大学に所属する友人がいれば多くの大学や機関 に無料で出入りすることができる。 また週末を使ってバスに乗り、ケンブリッジとロンドンをそれぞれ日帰りで旅行した。バスは安価で乗り 換えもないので使い勝手が良い。ケンブリッジは日帰りで十分楽しめるが、ロンドンは 1 日では回りき れない。 ④ 留学を終えて、自分自身の成長を実感したエピソード 海外での一人暮らしで金銭感覚や冷静さ、判断力が養われたと感じた。また多様な学術的背景を持つ 世界各国の修士、博士課程所属者たちとの交流で、視野が広がり、世界中の高等教育機関やアカデ ミックなキャリアについての知識を得ることができたことで、進路についての考えに大きな影響があった。 英語力もより自然で流暢な読み書き、口頭表現ができるようになったと思う。 ⑤ 留学費用 渡航前:航空券空券 20 万円、家賃(光熱費込)600 ポンド、授業料 1330 ポンド 渡航後:生活費 400 ポンド、旅行費 140 ポンド 合計 70 万円程度 ⑥ 留学先での住居 住居や交通手段についてはランゲージセンターではなにも手配してくれないので、自分で探す必要が ある。住居については多少の情報提供があったが、提供された連絡先に自らメールして問い合わせた。 オックフォード郊外の大学所有のフラットの一部屋で、風呂、トイレが各部屋にあり、キッチンと洗濯機 は共用、光熱費込で、1ヶ月で 600 ポンド(12 万円)程度であったが、郊外ということもあり相場よりは安 い。 オックスフォードは地価が非常に高いほか、古い建物が多いので住居を選ぶ際は水回りに注意したい。 特に大学の寮では風呂、トイレ、キッチン、洗濯機は共用であることが多い。 ⑦ 留学先での語学状況 授業では一通りの学術内容が理解できる程度の英語力が必要。TOEIC800 点程度? 日常生活ではイギリス英語の早いやりとりやなまりなどが難しかったが買い物ができれば事足りる。ク ラスの友人などとのやりとりは基本的に英語だが日常会話ができれば問題はない。 ⑧ 単位認定 予定している ⑨ 留学経験を今後、どのように活かしたい 英語圏の大学院での修士後取得を考えているので、その際にアカデミックな英語の使い方や、世界各 国の大学に関する知識を活かしたいと思う。また今後の学業、研究、および就職後の生活で今回培っ た教養や経験、英語力、プレゼンテーションを構成する技術などが役にたつと思う。 ⑩ 留学先で困ったこと ⑪ 留学を希望する後輩へのアドバイス 機会が与えられているのなら行かない手はないと思う。期間、滞在地に関わらず日本国内では得難い 経験が得られる。生活面は事務的な手続きを十分にしておけば、あとは行ってしまえばなんとかなるも のなので、あまり心配せずに本来の目標を大切にしたい。
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