一次サンプル採取マニュアル PM共通0001 Department of Clinical Laboratory, Kyoto University Hospital 25th Apr. 2016 8.その他の検体検査 >> 8A.負荷試験・機能検査 1230000 レニン活性 (PRA) 〔負荷試験〕 plasma renin activity 基本情報 分析物 識別 材料 測定法 第2章 4Z010 レニン活性(PRA) JLAC11 (暫定案) 022 血漿 005 ラジオイムノアッセイ(RIA)(固相法) 特掲診療料 第3部 検査(1) (負荷試験等) D287 内分泌負荷試験 診療報酬 5 副腎皮質負荷試験 イ 鉱質コルチコイド(一連として月1回) 1200点 JLAC10 測定物 H9011 レニン活性(PRA) 識別 材料 242 血漿(EDTA入り) 測定法 第3節 生体検査料 検査オーダー・検体採取 患者同意に関する 要求事項 検査結果に影響を 与える臨床情報 検体 ⇒ 検体検査 ⇒ RI負荷/日内検査 ⇒ 血漿レニン活性 オーダーボタン 検査予約 至急オーダー 検体ラベル(単項目オーダー時) 不可 ホンバン テスト 検査予約について オーダーについて 注 800 外 N60 患者の検査前準備 検体採取の タイミング 記号 添加物(キャップ色等)・採取容器 O EDTA-2Na(薄紫) O 採取材料 ◎血液 採取量 5mL 測定材料 →血漿 レニンカッセイ 09.03 血液 @ 外注2 O 採取容器について 検体採取について 検体搬送について 病棟での検体保存方法 遠心分離後の血漿を凍結保存 再検査・追加検査の対応可能日数 検体到着後30日(検体量ある場合のみ) 負荷薬剤:フロセマイド, アンギオテンシン等 http://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~kensa/reference/index/ 1/3 氷 **-****-93001* 5ml **-***-*** 一次サンプル採取マニュアル 1230000 PM共通0001 Department of Clinical Laboratory, Kyoto University Hospital 25th Apr. 2016 8.その他の検体検査 >> 8A.負荷試験・機能検査 レニン活性 (PRA) 〔負荷試験〕 plasma renin activity 検査結果報告 測定機器 検査所要日数 2~3日 まいこネット開示までの目安 3~4日後(土日祝日を除く) 検査部門 外部委託(ビー・エム・エル) 基準値 期間 現行 基準値設定材料 血液〔負荷試験〕 測定方法 ラジオイムノアッセイ(RIA)(ビーズ固相法) 項目 男性 01 レニン活性 *** *** 緊急異常値 電話連絡対応 http://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~kensa/reference/index/ 2/3 女性 単位 ng/mL/hr 一次サンプル採取マニュアル 1230000 PM共通0001 Department of Clinical Laboratory, Kyoto University Hospital 25th Apr. 2016 8.その他の検体検査 >> 8A.負荷試験・機能検査 レニン活性 (PRA) 〔負荷試験〕 plasma renin activity 臨床情報 臨床的意義 腎の傍糸球体装置で産生されるレニンは, レニン-アンジオテンシン(R-A)系の律速酵素でレニン基質に作用して10個のアミノ酸で構成され るアンジオテンシンⅠ(AngⅠ)を生成し, これにアンジオテンシンⅠ転換酵素(ACE)が作用して昇圧作用などの強い生理活性をもつ, 8個のアミ ノ酸から成るアンジオテンシンⅡが産生される. レニン活性は, レニン量を把握するのにもっとも一般的なものであり, 測定法は血漿中のレニンとレニン基質を一定時間反応させて, 産生され るアンジオテンシンⅠの量を測定する. したがって, 血漿中のレニン基質の増減により影響を受ける. それに対して, 「レニン濃度」は活性型レニンを認識する抗体により直接的に定量するもので, レニン基質の影響を受けないため正確にレニン 分泌動態を反映する. 異常値を示す病態・疾患 高値を示す病態 腎血管性高血圧, 褐色細胞腫, レニン産生腫瘍, BArtter症候群, 21-ヒドロキシラーゼ欠損症 低値を示す病態 原発性アルドステロン症, 17α-ヒドロキシラーゼ欠損症, 11β-ヒドロキシラーゼ欠損症 関連項目 レニン濃度(PRC), アンジオテンシンⅠ, アンジオテンシンⅡ, アンジオテンシンⅠ転換酵素(ACE), アルドステロン 〈血漿〉, アルドステロン 〈尿〉 参考文献 三菱化学メディエンス株式会社 Web Page「検査項目解説」 変更履歴 2011年12月21日 2014年4月1日 2015年4月1日 2016年4月1日 URI 採血容器変更 委託先社名変更(三菱化学メディエンス⇒LSIメディエンス) 外部委託先変更(LSIM⇒BML)(検査所要日数変更) 平成28年4月診療報酬改定 http://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~kensa/reference/item/1230000.html http://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~kensa/reference/index/ 3/3
© Copyright 2025 ExpyDoc