ご参考資料 この数字はなんだ? Vol.101 ナンバー・ナンダー 日 本 2016年4月22日 201 9 の 2016年3月 の .6 訪日外国人客数 万人 です 日本政府観光局(JNTO)が20日に発表した2016年3月の訪日外国人客数(推計値)は、前年同月比 31.7%増の約201万人となりました。単月では初めて200万人を上回り、過去最高となりました。主な背景 として、桜の開花シーズンを迎えたことやクルーズ船が日本に多く寄港したことなどに加え、航空路線の拡 充や訪日旅行のプロモーションなどの取り組みが奏功し、訪日需要の増加につながりました。また、イース ター休暇も押し上げ要因となり、香港や米国、英国など6ヵ国からの訪日客数が過去最高を記録しました。 近年、アジアにおける所得水準の向上とともに、海外旅行が可能な中間層が増えていることや、日本政府 によるビザの発給要件の緩和などの後押しを受け、訪日外国人客数は増加基調にあり、2015年度通算で は2,136万人と、初めて2,000万人を上回りました。こうしたなか、インバウンド消費も増加しており、2016 年1-3月期の訪日外国人旅行消費額は前年同期比31.7%増の9,305億円となりました。一方で、1人当た りの消費額は減少しており、為替が人民元などに対して円高に振れたことなどが影響したとみられます。 政府は、新たな目標として、2020年に訪日外国人客数を4,000万人へ、インバウンド消費(2015年:約3.5 兆円)を8兆円へ拡大させることを3月に表明し、様々な施策を打ち出す方針を示しました。短期的には、為 替や熊本地震の影響が懸念されるものの、政策の後押しも受け、訪日外国人客数は今後も力強く推移す るとみられ、インバウンド消費の拡大を通じて日本経済のけん引役の一つになると期待されます。 訪日外国人客数の推移 (月次) (2010年1月~2016年3月) (万人) 250 初の200万人突破 200 150 100 50 0 10年 11年 12年 13年 ※上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。 14年 15年 16年 (出所)日本政府観光局(JNTO) ■当資料は、日興アセットマネジメントが市況等についてお伝えすることを目的として作成したものであり、特定ファンドの勧誘資 料ではありません。また、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。なお、掲載されている見解は当資料作成 時点のものであり、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。■投資信託は、値動きのある資産(外貨建資産に は為替変動リスクもあります。)を投資対象としているため、基準価額は変動します。したがって、元金を割り込むことがあります。 投資信託の申込み・保有・換金時には、費用をご負担いただく場合があります。詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご 覧ください。 1/1
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