仕様書(PDF:202KB)

平成 28 年度「沖縄クラウドオープンネットワーク技術基盤構築事業」
企画提案仕様書
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事業名
沖縄クラウドオープンネットワーク技術基盤構築事業
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事業期間及び補助金額
事業期間:交付決定日から平成 30 年度末まで
※1 平成 28 年度末に本事業の平成 28 年度の事業実績及び次年度以降
の事業計画を「沖縄クラウドオープンネットワーク技術基盤構築事
業」推進委員会で審査し、補助継続の可否を判断する。このため、本
事業の事業期間は平成 30 年度末までであるが、平成 28 年度以降の補
助事業としての事業継続を確約するものではない。
※2 補助継続が認められた場合は、次年度事業にかかる補助金交付申
請に対して交付決定を行うものとし、継続が認められなかった場合
は、改めて企画提案を応募のうえ、補助事業者を選定する。
補助金額:平成 28 年度 54,000 千円
平成 29 年度 54,000 千円(予定)
平成 30 年度 54,000 千円(予定)
※1 事業期間及び予算額は本企画提案応募時点の予定であり、変更の
可能性がある。
※2 本事業の目的を達成するため複数年度の事業期間を要する場合
は、上記事業期間及び予算額の範囲内で事業提案すること。
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事業実施の背景
IT産業集積拠点としての沖縄の知名度向上、国際的誘因力強化に向け、
平成 25 年度から3年間、「クラウドオープンネットワーク国際研究開発拠点
形成事業」を実施したところ、国内外のトップエンジニアが研究拠点に往来・
集積し、着実に最先端技術の研究成果が蓄積され、集積拠点としての存在感
も高まりつつある。
一方で、国際海底光ケーブルの敷設や沖縄クラウドネットワークの構築等
をはじめとした、ハード面の整備が進んだことにより、次世代型ネットワー
ク技術やクラウド技術を活用したソフト面での技術者の需要が高まりつつあ
るものの、県内企業の人的リソースに余裕が無いことから、当該技術を習得
できる県内技術者は少なく、県内企業との協業による技術・ノウハウの移転
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に課題がある。
このため、本事業では、優秀な技術者と県内人材との交流を促進すること
により、通常の研修では得られない最新スキルを習得したトップエンジニア
を育成し、さらに、当該技術に関する国際会議の開催を支援することにより、
高度な技術を有した国内外企業・団体と県内企業との協業の機会を設け、県
内技術者・県内企業に最先端技術を根付かせ、県の情報通信産業の新たな優
位性を創出する。
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事業の目的
沖縄県の国際的なITブランド力向上と、県内企業・人材の高度化を図る
ため、次世代型ネットワーク技術とクラウド技術を融合する研究活動を通じ
た人材育成や国際会議を開催する事業者に対して、必要な経費の一部を支援
することにより、国内外の企業・ビジネス・人材が活発に交流する拠点形成
を目指す。
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想定事業内容
(1) スペシャリスト育成事業
クラウドコンピューティング及びSDN(Software Defined Networking)
(以下、「先端インフラ技術」という)に関する人材育成プログラムを県
内で実施する事業
ア 沖縄県内教育機関と連携し、IT業界の先端インフラ技術に関する座
学セミナー
イ 先端インフラ技術を有するトップエンジニアによる指導で、先端イン
フラ技術の実務操作を経験するハンズオンセミナー
ウ 先端インフラ技術の研究開発環境において、実践的な課題解決を長期
間研修するスペシャリスト育成プログラム
エ 事業期間中にコンテスト等へ参加することによる先端インフラ技術の
能力検証
(2) 国際イベント開催事業
先端インフラ技術に関する国際イベント等を開催する事業
ア 先端インフラ技術に関する国際的な情報発信、意見交換、人的交流の
場となる国際会議の県内開催
イ 先端インフラ技術と関わりがある国内外の団体、コミュニティとの交
流会等の開催
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企画提案の内容
次に掲げる項目を網羅した企画提案とすること。
(1) 体制の整備
本事業を円滑に進めるために、事務局を設置し、事業管理・経理等を行
う体制を整えるほか、公的機関、研究団体、教育機関及び県内情報通信関
連企業と連携できる体制を整備すること。
(2) 企画提案書の記載内容
企画提案募集要領及び本仕様書を踏まえたものとし、次に掲げる内容を
含めること。
ア
事業実施にあたっての基本方針
本事業を実施するに当たっての基本的な考え方を記載すること。
イ 提案事業、実施方法の内容
スペシャリスト育成事業及び国際イベント開催事業に関する実施内
容、実施方法について、具体的に記載すること。
ウ 事業全体の工程表
スペシャリスト育成事業における研修生の募集・選定から当該事業に
係る研修実施、成果検証までの一連のスケジュールと、国際イベント開
催事業におけるイベント開催時期を具体的に記載すること。
※ 事業計画が複数年度に跨がる場合は、今年度分の工程表と全体の工程
表
エ その他
事業を円滑に実施する上で必要な管理体制について記載すること。
また、上記アからウ以外で、事業目的を達成するために効果的な提案
がある場合は、その理由を含めて記載すること。
(3) 企画提案書の編てつ
原則としてA4判、左綴りで30ページ以内とする。(ただし、グラフ・
表等は必要に応じてA3判にして織り込むなど、見やすいよう適宜工夫す
ることは可能)
(4) 事業の成果目標
県においては本事業における平成 28 年度の成果目標を以下のとおり設定
していることから、これを上回る事業内容とすること。
ネットワークスペシャリストの育成者数 20 人程度
国際会議・国際交流会の開催数 3回以上
(5) 事業展開
本事業により得られた成果・課題を翌年度の取り組みにフィードバック
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する形の提案を認める。よって、複数年度(最長3年間)に跨る事業提案
も可能とする。
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経費の計上
(1) 経費の区分
本事業の対象とする経費は、事業の遂行に直接必要な経費及び事業成果
の取りまとめに必要な経費であり、以下の経費が対象となる。
経費項目
内容
1
人件費
事業に直接従事する者の直接作業時間に対する給料その他
の手当等
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報償費
事業を行うために必要な謝金(研修・講演等に出席した外部
専門家等に対する謝金等)
旅費
事業を行うために必要な国内及び海外出張に係る経費(業務
のために必要な会議への出席、外部専門家の招聘に関する経
費等)
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需要費
事業を行うために必要な物品(ただし、当該事業のみで使用
されることが確認できるもの)の購入に要する経費及び事業
で使用するパンフレット・リーフレット、事業成果報告書等
の印刷製本に関する経費等
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役務費
事業を行うため必要となるサービスを受けるための経費で
あって通信運搬(郵便料、運送代、通信・電話料等)に要す
る経費及び業務の広報に要する経費等
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委託費
補助事業者が直接実施することができないもの又は適当で
ないものについて、他の事業者に行わせるために必要な経費
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使用料
事業を行うために必要な機械器具等のリース・レンタル及び
及び賃借料 会場の使用に要する経費等
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負担金
事業を行うために必要な会議・学会等に参加するために必要
な経費等
※経費項目毎に積算された詳細について、適正なものか確認するため、積算
根拠や見積書等を整備すること。
※委託費は、原則として総経費の2分の1を超えないようにすること。
2分の1を超える場合は、事業費積算内訳書に理由書を添付すること。
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(2) 直接経費として計上できない経費
ア 建物等施設に関する経費
イ 事業内容に照らして当然備えているべき機器・備品等(机、椅子、
書棚等の什器類、事務機器等)
ウ 事業実施中に発生した事故・災害の処理のための経費
エ その他事業に関係のない経費
(3) 事業費積算に当たっての特記事項
人件費とは、事業に直接従事した者の直接作業時間に対する給与等であ
り、基本給、通勤手当等の諸手当(社内規定等において、支給が義務づけ
られているものに限る。)、社会保険料(雇用保険料、労災保険料等含む。)
に係る事業主負担分から算定された費用であること。
なお、所定時間外労働の賃金等(いわゆる「残業代」)については、平
日に所定時間外労働が必要不可欠な場合及び休日出勤が必要である場合
で、補助事業者が手当を支給している場合のみ補助対象とする。
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事業の開始
県からの補助金交付決定後に事業を開始することになるが、以下の点に留
意すること。
(1) 申請内容の公表
交付決定を受けた事業については、申請者の事業者名及び事業の概要等
を公表することがある。なお、公表する内容については、事前に調整を行う。
(2) 交付決定の取り消し
申請内容の虚偽、補助金の重複受給等が判明した場合は、交付決定後で
あっても交付決定を取り消し、補助金の返還請求、罰則の適用が行われるこ
とがある。
(3) 補助金の支払い
本事業における補助金の交付は、一部概算払いを行うものとし、補助事
業終了時に提出される実績報告書に基づき、最終の精算払いを行う。
(4) 補助金の経理
補助事業者は、補助金に係る経理について、その収支の事実を明確にし
た証拠書類を整理し、かつ、これらの書類を事業期間の終了年度の翌年度以
降5年間保存する必要がある。
(5) 事業の終了
ア 実績報告書の提出
本補助事業が完了したときは、その日から起算して 30 日を経過した
日又は事業実施年度の 3 月 31 日のいずれか早い日までに、報告書及び
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電子ファイル(CD-R 等)を提出すること。
イ 取得財産の管理
本補助事業により取得し、又は効用が増加した財産の所有権は補助事
業者にあるが、この財産の処分については一定の制限がある。また、
これら財産を処分したことにより当該補助事業者に収入があったと認
められるときは、その収入に相当する額の全部又は一部を沖縄県に納
付すること。
ウ 成果報告書の提出
補助事業の終了後は、知事の求めに応じて成果報告書を提出するこ
と。
エ
産業財産権等に関する届け出
補助事業者は、補助対象事業に基づく発明、考案等に関して特許権、
実用新案権、意匠権若しくは商標権等(以下「産業財産権」という。)
を取得した場合、又はこれらを譲渡し若しくは実施権を設定した場合
には、遅滞なく財産権届出書を知事に提出すること。
(6)その他
業務の遂行にあたっては沖縄県と随時協議を行い、その指示に従うこ
と。
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その他
本仕様書に記載されていない事項が発生した場合、あるいは本仕様書の記
載事項に疑義が生じた場合は、沖縄県(商工労働部情報産業振興課)と協議
すること。
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