12 開発区域の防災及び安全に関する審査基準

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開発区域の防災及び安全に関する審査基準
都市計画法第 33 条第1項第7号の規定に適合するものは、次のすべての要件を満たすも
のであること。
1
地盤の沈下、崖崩れ、出水その他による災害を防止するため、開発区域内の土地につ
いて講ずべき地盤の改良又は排水施設の設置その他安全上必要な措置については、法第
33 条並びにこれに基づく規定によるほか、「開発許可制度運用指針」及び「宅地防災マ
ニュアル」に準拠した設計を行うこと。
2
擁壁の構造は、宅地造成等規制法施行令第6条から第 10 条までに定める基準に適合
するよう設計すること。また、擁壁の構造別に次のように取り扱うこととする。
(1)
鉄筋コンクリート造擁壁については、神奈川県八市開発許可研究協議会「鉄筋コ
ンクリート造擁壁取扱基準集」の基準を適用する。
なお、この基準集の標準設計にあるものと条件及び設計が合致すると認められる
もの以外の鉄筋コンクリート造擁壁については、開発許可申請書に構造計算書を添
付すること。
(2)
練積み造等の擁壁については、国又は神奈川県内の公共団体が、宅地造成等規制
法施行令第6条から第 10 条までの規定による擁壁と同等以上の効力があると認める
ものとすること。