福祉科通信 5版 1号 - 山形県立山辺高等学校

祝
5版
第1号 平成 28 年 4 月 23 日
「福祉科は今年度 20 周年を迎えました…」
平成 28 年度に入り、本校福祉科は 20 周年を迎えました。平成 8 年度に将
来の福祉・介護のスペシャリストの輩出を目指して開設されたこの学科は、
これまで約 700 名以上の生徒が卒業し、県内外の保健・医療・福祉といった
分野で活躍をみせています。
専門学科としての教育活動では、介護福祉士の養成校いわゆる福祉系高等
学校として、全国の同じ立場にある高校生と切磋琢磨し、校内での授業そし
て 13 週間におよぶ特別養護老人ホーム等での介護実習に取り組んでいます。
また、新たな介護ニーズに応えるべく昨年度の 3 年生から医療的ケア(喀痰
吸引・経管栄養)に関する教育内容が加わり、看護科教員の指導のもとその
基本研修をスタートさせています。
今後、さらに高齢化の進展、障害者福祉の充実化といった社会全体が変わ
る中で「福祉」を学ぶみなさんへの期待は大きくなっていくはずです。
本校福祉科生は、将来の福祉社会を支えるべく「未来から来た留学生」で
す。二度とない高校生活で日々の勉強に真剣に取り組み、それを継続してい
く、逆境に遭っても決してくじけず勇気を持って笑顔で立ち向かう、以上二
つを胸に刻み大切に学校生活を送るようにして下さい。
平成 28 年度
1
福祉科
学科目標と具体的な重点目標
学科目標
福祉・介護に関する専門的な知識と技術の習得をとおして、豊かな人間性
を育てるとともに、社会福祉の向上に貢献できる有為な人材を育成し、あわ
せて介護職員初任者研修課程の修了と介護福祉士の資格を取得させる。
2 具体的な重点目標
(1)自ら学ぶ意欲を育て、学力の向上に努める。
(2)将来の福祉・介護のスペシャリストとしての自覚を育てる。
(3)施設等における実習体験をとおして、思いやりのある態度と職業観を
育てる。
(4)ボランティア活動や山辺町との地域連携事業に積極的に取り組むこと
で、地域社会に貢献する態度を育てる。
(5)情報教育の基礎・基本を身につけさせ、高度情報通信社会への適応力
を育てる。
第 28 回介護福祉士国家試験 福祉科 18 期生全員合格達成!
3 月 28 日に第 28 回介護福祉士国家試験の合格発表が行われ、今年 3 月
に卒業した 18 期生 39 名全員が合格を達成することができました。
合格発表の日には非常に多くの卒業生が
介護実習室に集まり、14:00 のインターネ
ット上での合格発表を待ちました。
全員合格の結果に介護実習室は歓喜に
包まれましたが、その後行われた合格セレ
モニーでは校長先生はじめ諸先生方からの
お祝いの言葉に凛とした表情で耳を傾け、
新たな目標に向かって決意を固めました。
それぞれの新天地での活躍を祈ります。 <http://www.yamanobe-h.ed.jp>
福祉科 21 期生です!よろしくお願いします…
1 年福祉科
学級担任
福岡 俊一
教諭
今年度も福祉科に新たな仲間が
加わりました。「21 期生 40 名」です。
すでに小中学校の頃から老人福祉施
設や募金活動などでボランティア活動
の経験が豊富な生徒が多く、将来の進路
についても介護福祉士に加え、介護支援
専門員(ケアマネージャー)の資格を
取得し地域の高齢者福祉に貢献したい
といった声が聞かれます。
これからの学習の中で専門的な知識
や技術を授業や介護実習の場で身に付けていきますが、ボランティア
活動や地域連携事業、10 月の介護実習に臨む前には上級生による助言
が必要とされます。
そんな時は 2・3 年生のみなさん、ぜひ協力をお願いします。
福
祉
科
主
任