山辺高等学校 進路課 進 路 T I M E S 2016 年 1 月 15 日(金)Vol.14 2015 「明けましたら国家試験だよ!!」号 ☆進路内定状況その4(高校・福祉科:進学)☆ 今回は福祉科 3 年生の進学志望者の進学先を紹介します。 福祉科 進学先 四年制大学:7 名 社会 福祉系 東北公益文科大学 :5 名 日本社会事業大学(東京) 東北福祉大学(宮城) 短期大学:3 名 各種学校:13 名 (専門・専修学校など) 社会福祉士の国家資格 理学療法士・作業療法士・言語聴覚 取得を目指しているよ 士の資格に挑戦できる学科です。 うです。 山形医療技術専門学校 医療系 :6 名 国際メディカルテクノロジー専門学校 (福島) 仙台青葉学院短期大学(宮城) 山形厚生看護学校 看護系 :8 名 福祉大は教育学部、白 百合は保育系学部学科 への進学です。 教育・ 保育系 :4 名 東北福祉大学(宮城) 仙台白百合女子大学(宮城) 羽陽学園短期大学 三友堂看護専門学校 さいたま赤十字看護専門学校(埼玉) 横浜中央病院附属看護専門学校(神奈川) 長岡看護福祉専門学校(新潟) 介護福祉士と看護師のダブルラ イセンスは就職の幅も広がる! ※( )内は都道府県名=県外進学 福祉科は、現在取得を目指して勉強している介護福祉士の国家資格に加え、さらに別の資格を 取得するために進学する生徒がほとんどです。また、近年の福祉科の進学志望者の大きな特徴は、 県外への進学者もいずれは山形県内に戻って就職したいという意識を強く持っていることです。 進学する皆さん、将来みなさんが差し伸べる手を待っている人がいます。しっかり勉強して確か な知識と技術を身につけて、待っている方々を助けてあげてください。 ☆堀川先輩、 技能五輪全国大会銀メダル獲得おめでとう!☆ 平成 27 年 12 月 4~7 日に開催された第 53 回技能五輪全国大会の西洋料 理部門に本校食物科卒業の堀川茜さん(H25 年度卒、パレスグランデール勤 務)が出場し、全国の並み居る強豪を抑えて初出場にして見事に銀メダルを 獲得しました。まさに快挙です。技能五輪全国大会とは 40 を超える職種で 23 歳以下の青年技能者の技能レベル日本一を競う大会です。平成28年度の 全国大会はなんと地元山形での開催となります。自分の仕事をしっかりこな しながら大会に向けた練習を積み重ねることは、並大抵の努力ではないと思 いますが、持ち前の明るさでプレッシャーも一緒に笑い飛ばし、金メダ 先日のテーブルマナー講習会にて。 ルをつかんでほしいと思います。まずは本当におめでとうございます。 (撮影:大井先生) 特別寄稿:佐山佳子先生 みなさんは、 「どんな人と人生のラストステージ(最期)を過ごしたいですか?」 「もしあなたに障がいがあ ったら、どんな人に生活を共にしてほしいですか」。多くの人が「愛する人や家族と住み慣れた自宅で過ごした い」と答えるのではないでしょうか。しかし、現実はその想いを実現できる人ばかりではありません。その中で、 介護福祉士が関わらせていただくことになるわけですが、その方の生活を支援すること大きく言えば人生を共に 歩んでいくことだと考えています。3年間「利用者さんは、どんな人を求めているのだろう。」 「どんな自分で関 わらせていただけば信頼関係を築くことができるのか。」と考えながら学習してきました。 「あなたに出逢えて良かった」と思っていただける介護福祉士になる第一歩を踏み出す3年2組に大きなエー ルをお願いします。 本校福祉科は筆記試験(2次試験免除のカリキュラムになっています)に合格すると介護福祉士の資格を取得 することができます。筆記試験の合格基準は、120問のうちその60%程度を基準として、問題の難易度で補 正した点数以上を得点し、かつ10科目群ですべての科目で得点のある場合に合格となります。つまり、10科 目群の中に、1つでも0点があったら合格点に達していても不合格となります。福祉科では、合格点以上を目指 して、さまざまな国家試験対策に取り組んできました。昨年卒業し合格した先輩からどのように勉強をしたらよ いのかをお聞きする機会をもうけ、国家試験に向けて意識を高めるとともに、10月から授業の他にプリント大 作戦として毎日数問ずつ合計1500問以上の過去問題・模擬問題を解いてきました。また月~木曜日は、7校 時授業(今年度の3年生からカリキュラムが変更)の実施、模擬試験を行い自分自身の勉強がどれだけ確実なも のとなったのかを確認しながら、最後の頑張りの時期となりました。 【10科目群】 ①人間の尊厳と自立、介護の基本 ③社会の理解 ⑦認知症の理解 ④生活支援技術 ⑧障害の理解 ②人間関係とコミュニケーション ⑤介護過程 ⑥発達と老化の理解 ⑨こころとからだのしくみ ⑩総合問題 ➙介護に関する歴史や専門的知識・技術はもちろん、医学の基礎知識や生活を 支援することから心理的特性等など幅広い知識が問われます。 「全員で介護福祉士国家試験に合格する!」これが、今の3年2組全員の気持ちです。冬休み中、 授業間の休憩を惜しんで、みんなで励まし合いながら勉強してきました。時には、国家試験を受け ることへの自覚のなさが態度に表れていたのか、先生方から指導されることもありました。 「国試は団体戦であること」 「相手の立場や気持ちを考えた言動」の大切さに改めて気づかされ、そ の度に気持ちを引き締め直してここまで頑張ってきました。 国家試験まで残りわずかになり焦りと不安もあります。ですが、3年2組の長所でもある「負け ず嫌い」を友に力の限り頑張り、最後には3年2組全員で合格して「やればできるじゃん!」と言 ってもらえるように努力し続けたいと思います。感謝と自分自身の努力を宝に国家試験受験にむけ て頑張っていきます。応援よろしくお願いします。 3年2組 代表 大谷 良奈 介護福祉士に合格することは本校福祉科の目標ではありますが、社会に出るときには資格はプロとしてスター トラインです。また、その中で培ってきた人間性をこれからも磨きつづけてほしいと思います。 これまでも心温まる応援をたくさんいただきました。 国家試験にむけて、残り少しとなります。今後とも応援をよろしくお願いいたします。
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