福祉科の

介護の専門職として必要な姿勢、介護技術を身に付けていくことになります。
もちろん学年ごとの実習目標や内容は異なりますが、全員が山辺高校福祉科生
であることを誇りに一生懸命取り組んでいきましょう。
4版 第 2 号 平成 27 年 6 月 12 日
「福祉科 介護実習が始まりました…」
5 月 12 日(火)~5 月 22 日(金)の土日を除く 9 日間、福祉科2年第Ⅰ
期介護実習が行われました。
今年度も 5 月から 11 月までの 7 か月の間、1年生は1週間、2・3年生は
6週間の施設での実習活動に取り組みます。
介護実習の目標では、教科「福祉」の指導の中で次のように定めています。
「介護に関する体験的な学習を多様な介護の場において行い、知識と技術
を統合させ、介護従事者としての役割を理解させるとともに、適切かつ安全
な介護ができる実践的な能力と態度を育てる」と。
特に3年生は 6 月 22 日(月)から4週間、特別養護老人ホームと障害者支
援施設で実習活動を控えていますが、先日「介護総合演習」の授業の中で生
徒一人ひとりに個人目標や現時点で抱いている気持ちをまとめてもらいまし
た。その中の一部を紹介します。
<個人目標>
・職員の方々のコミュニケーションの図り方をよく観察した上で、自身の
活動では自分から話題を出すことで積極的に活動していく。
・実習に取り組ませていただいているという気持ちを忘れずに臨む。
・笑顔を忘れず、常に相手の立場で関わらせていただく姿勢を大切にする。
・活動の中で一つひとつの支援に対する根拠を深く学ぶよう心がける。
<現時点で抱いている気持ち>
・
(初めての実習施設となる)障害者支援施設で利用者の方々とどのように
コミュニケーションを図るか不安な面もあるが、今までの実習の中で嬉し
かったこと、やりがいを感じたことを思い出して長い期間の実習を頑張っ
ていきたい。
・常に利用者の方を第一に考えて笑顔で活動に取り組んでいきたい。
以上のような内容から最高学年として有意義な実習活動にしていこうとす
る熱意が感じられます。
この介護実習では、学年を問わず様々な場面に出会いながら、現場の職員
の方々の指導のもと、利用者の方々と接する機会を頂くことで、将来の福祉・
福祉科と看護科が合同授業を実施しました…
5 月 28 日に福祉科2・3年そして看護科 2 年に
よる合同授業が行われました。これから病院実習や
介護実習を本格的に控える福祉科、看護科の 2 年生
に対し、福祉科の 3 年生が「高齢者とのコミュニケ
ーション」というテーマでこれまでの実習活動の経
験からその関わり方について様々なアドバイスを
行うといった内容でした。
学科を越えての合同授業は、初めてことですが、
アドバイスをした福祉科3年生も改めて自分を振
り、今後の活動に生かす絶好の機会になりました。
看護科 2 年生のみなさん、ありがとうございま
した。
<http://www.yamanobe-h.ed.jp>
福祉科の中堅、2 年生です!
2年福祉科
学級担任 草刈
大気
教諭
昨年4月に初々しい姿で入学してきた 39
名も2年生になりました。5月には福祉科の
先陣を切って小規模多機能型居宅介護事業所、
認知症グループホーム、老人デイサービスセ
ンターで介護実習を行いました。
今回の実習では、介護技術の学びに加え、
利用者の方に寄り添うことの重要性について
気づきながら、より一層福祉・介護の仕事へ
の素晴らしさを実感してきたようです。
今後の学科の活動では、時に 3 年生を助け、1 年生に的確にアドバイスをする、
そんな役割を担うことが期待されます。
1年間よろしくお願いします。
福
祉
科
主
任