「福祉科は今年で 20 年目を迎えました…」 平成 27

祝
4版
第1号 平成 27 年 5 月 8 日
「福祉科は今年で 20 年目を迎えました…」
平成 27 年度に入り、本校福祉科は 20 年目を迎えました。平成 8 年度に将
来の福祉・介護のスペシャリストの輩出を目指して開設されたこの学科は、
これまで 600 人以上の生徒が卒業し、県内外の保健・医療・福祉といった分
野で活躍をみせています。
専門学科としての教育活動では、特に介護福祉士の養成に力が置かれてき
ましたが、平成 19 年には介護福祉士に関する法律が改正され、平成 22 年度
から福祉系高等学校として新しい教育課程(授業内容)のもと授業に取り組
んでいます。また、今年度の 3 年生からは医療的ケア(喀痰吸引・経管栄養)
に関する教育内容が加わることで新たな転機を迎えようとしています。
今後、さらに高齢化の進展、障害者福祉の充実化といった社会全体が変わ
る中で「福祉」を学ぶみなさんへの期待は大きくなっていくはずです。
本校福祉科生は、将来の福祉社会を支えるべく「未来から来た留学生」で
す。二度とない高校生活で日々の勉強に真剣に取り組み、それを継続してい
く、逆境に遭っても決してくじけず勇気を持って笑顔で立ち向かう、以上二
つを胸に刻み大切にしていくことを願っています。
平成 27 年度
1
福祉科
学科目標と具体的な重点目標
学科目標
福祉・介護に関する専門的な知識と技術の習得をとおして、豊かな人間性
を育てるとともに、社会福祉の向上に貢献できる有為な人材を育成し、あわ
せて介護職員初任者研修課程の修了と介護福祉士の資格を取得させる。
2 具体的な重点目標
(1)自ら学ぶ意欲を育て、学力の向上に努める。
(2)将来の福祉・介護のスペシャリストとしての自覚を育てる。
(3)施設等における実習体験をとおして、思いやりのある態度と職業観を
育てる。
(4)ボランティア活動や山辺町との地域連携事業に積極的に取り組むこと
で、地域社会に貢献する態度を育てる。
(5)情報教育の基礎・基本を身につけさせ、高度情報通信社会への適応力
を育てる。
第 27 回介護福祉士国家試験 福祉科 17 期生全員合格達成!
3 月 26 日に第 27 回介護福祉士国家試験の合格発表が行われ、今年 3 月
に卒業した 17 期生 40 名全員が合格を達成することができました。
3 年の 9 月から国家試験に向けた本格的
な学習が始まりましたが、全員合格に向け
て何が必要かクラスの中で意見を交換し
合う姿勢がみられたこと、進学・就職試験
前にはクラス全体で個人を励ますなど団
結心にあふれた集団でした。
それぞれの新天地での活躍を祈ります。
<http://www.yamanobe-h.ed.jp>
福祉科 20 期生です!よろしくお願いします…
1 年福祉科
学級担任
岩本 智恵子
教諭
今年度も福祉科に新たな仲間が
加わりました。
「花の 20 期生 38 名」です。
入学当初の自己紹介の中で将来の
夢を話してもらうと、介護福祉士とし
て老人福祉施設等で働きたい、理学療
法士として活躍したいといった声が
聞かれ、個々人の目的意識の高さを感
じました。
これからの学習の中で専門的な知
識や技術を身に付けていきますが、
ボランティア活動や地域連携事業、
10 月の介護実習に臨む前には上級生
による助言が必要とされます。
そんな時は 2・3 年生のみなさん、ぜひ協力をお願いします。
福
祉
科
主
任