平成27年度 岡山県立瀬戸高等学校 学校評価書・別紙 <評価基準> A:目標を上回った 学校経営目標 担当 ① 生徒の志 望進路を実 現させるべ く,学習習 慣の確立と 学力の向上 を図る。 B:ほぼ目標どおり 具体的計画 現状及び今年度の達成基準 ・教員を6グループに分け,各グル ・6月及び10月,11月の年2回の 教 ープから1名以上の代表者によるア 中心実施期間を設け,6グループ 務 クティブラーニングを心がけた授業 全てで実施する。 課 公開及び授業力向上研修会を開催す る。 進 路 指 導 課 ・生徒の客観的な学力を把握し, 向上させるために,校外模試の結 果について,情報を共有し,有効 に活用する。 ・各学年ごとに数値目標を設定 し,達成状況やその原因・対策に ついて検討を行う。 岡山県立瀬戸高等学校 C:目標を下回った ・学校改善アンケート(教職員対 象)において,校外模試などの資 料を活用して学力向上に向けて努 力しているという回答の割合が8 0%以上になるようにする。(昨年 度77%) 中間達成状況 評 価 最終達成状況 評 総 価 合 ・1学期に1回目の授業公開(3グルー ・6グループ全てで授業公開 プ)を行った。研修会は,付箋紙を利用 及び授業力向上研修会を行っ したワークショップ型で実施するグル た。研修会は,付箋紙を利用 ープがある等,参加者一人一人が積極 A したワークショップ型で実施 A 的に参加して,一定の時間内で成果を するグループがある等,参加 生み出している。 者一人一人が積極的に参加し て,一定の時間内で成果を生 み出すことができた。 ・校外模試のまとめを学年団や教科 ・学校改善アンケート(教 担当に配付し,生徒の学力の現状の 職員対象)において,「校 把握に努めている。 外模試などの資料を活用し ・学力向上目標シートに各教科担当 て,志望進路を実現させる が現状分析,今後の対策を示し,教 B ための学力を身につけさせ A 員間で情報を共有している。 ようとしている」という回 答の割合が89%であった。 校外模試に対する教員の意 識は高い結果であった。 ・実力考査に対する生徒の意識を ・実力考査後にアンケートを行っ ・6月実施のアンケート結果では, ・1月実施のアンケート結 高める。復習の機会として,校内 て,事前に準備をして臨んだ生徒 事前に準備をして臨んだ生徒の割合 果では,事前に準備をして 実力考査への準備を意識させる。 の割合が各学年とも80%以上に達 が,1年84%,2年61%,3年78%で 臨んだ生徒の割合が,1年 するようにする。 (昨年度は1,2 あった。今後も,考査の時間割や範 C 生90.3%,2年生76.5%,3 。 年70%前後,3年89%) 囲,また,教科からの指示内容など 年生85.3%であった。1,3 A を早めに連絡し,考査に向けての意 年生は目標値を達成,2年 識付けを行う。 生は目標値を下回ったが, 6月より数値は上がった。 ・3年後の進路を見据えて,志望 ・校外模試平均点偏差値52を目指 ・7月模試の3教科総合の平均点偏 1 進路を実現させるために,十分な す。 差値は48.8であった。(昨年度49.2) 年 基礎学力を身につけさせる。その ・家庭学習時間1日平均180分を目 ・4月実施:家庭学習時間1日平均 ために家庭学習時間を確保させ 指す。 167分(昨年度167分) る。 C ・10月模試の3教科総合の 平均点偏差値は47.9であっ た。(昨年度50.0) ・9月実施:家庭学習時間 1日平均151分 C (昨年度138分) ・1月実施:家庭学習時間 1日平均162分 (昨年度138分) ・志望進路実現に向けて,十分な ・校外模試平均点偏差値52を目指 ・7月模試の3教科総合の平均点偏 ・10月模試の5教科総合の 2 学力を身につけさせる。そのため す。 (1年最終回:51.1) 差値は49.5であった。 平均点偏差値は47.6であっ 年 に学習実態調査や面談等を活用し ・家庭学習時間は1日平均180分を ・4月実施:家庭学習時間1日平均 た。(昨年度49.5) て,学習習慣の確立を図る。 目指す。 (1年最終調査:138分) 132分 C ・9月実施:家庭学習時間 C 1日平均136分 (昨年度140分) ・1月実施:家庭学習時間 1日平均141分 (昨年度146分) ○学習実態調査・進路志望調査を ○校外模試5科の平均偏差値50ま 3 記入させることで自己管理の意識 での累積度数80を目指す。 (2年最 年 を持たせるとともに,「受け身の 終回:74) 学習」から「自発的な学習」への 意識の転換をはかる。 ・家庭学習時間は平日4時間,休 ・実力テストや模擬試験の結果を 日6時間を目指す。 学年で共有し,分析結果を生徒に (2年最終調査:平日146分) 還元するとともに,面談等を通じ ・年間4回行う実力考査の各教科 て今後の学習指導や進路指導に活 の結果分析を学年で共有し,事後 かす。 指導等の学習指導に活かす。 ・スマートフォンの使用状況等に ついて,機会あるごとに話題とし て取りあげる。 ② 学校の ・ホームページを全面リニュー ・年間40回以上のホームページの 魅 力 を 積 極 教 アルするとともに,新しくブロ 更新(H24 17回,H25 49回,H26 3 的に発信し, 務 グを開設し,最新情報を盛り込 6回),1日平均アクセス数70件以 学 区 , 地 域 課 んだホームページの更新を積極 上(H25約60件,H26 約62件)を目 に支持され 的に行う。 指す。 る学校づく りに努める。 ・校外模試5科SS50までの累積度数 6月マーク:86人(昨年度77人) 7月記述:54人(昨年度40人) ・校外模試5科SS50までの 累積度数 11月マーク 35人(昨年度27人) 10月記述 47人(昨年度32人) ・4月実施:家庭学習時間1日平均 156分(昨年度152分) ・実力考査の結果分析は,日々の業 務に追われ,後回しになりがちであ る。 B B ・11月実施:家庭学習時間 C 1日平均 211分 (昨年度229分) ・実力考査の結果分析を, 検討会等で活用し,志望校 検討の資料として活用し た。 ・5月末にブログを開設して,8月 ・5月末にブログを開設し 18日には,ホームページを全面リニ て,8月18日には,ホーム ューアルすることができた。9月24 ページを全面リニューアル 日までにホームページの更新を67回 することができた。1月23 行い,最新情報を盛り込んで魅力を A 日までにホームページの更 A 発信している。1日平均アクセス 新を117回行い,最新情報 数は,約90件である。 を盛り込んで魅力を発信し ている。1日平均アクセ ス数は,約77件である。 ・保健委員会として校内外の各分 ・各活動でアンケートをとり,理 ・7月9日に熱中症講習会を実施し 厚 野で,自主的・積極的に活動でき 解度。積極性・満足度等に関係し た。講習を受けての理解度は90.2%, 生 るよう支援する。 た項目において肯定的評価80%以 満足度は96.1%(どちらも「良かっ 課 (文化祭への参加,熱中症予防 上を目指す。 (新規) た」 「とても良かった」をカウント) 講習会・救急救命法講習会への参 と満足のいく結果であったと思う。 加,ひたぶる歯磨きウィークの取 ・教育相談便り1回発行済み。保健 組,掲示物の作成,学校保健委員 ・年2回以上発行する。 (昨年度0 便りは2学期中に発行予定。 会での発表) 回) ・校外清掃活動は1学期中に2回実 ・保護者向けの保健便りや教育相 ・美化委員会主催の校外清掃活動 施した。今後も様子を見て実施する 談便りを発行する。 を行う。 (昨年度1回) 予定。 ・校外清掃活動に積極的に参加で きるよう支援する。 A ・熱中症講習会,ひたぶる 歯磨きウィークへの取組, 教室の換気の呼びかけ・実 施など,精力的に行うこと ができた。2月3日に学校 保健委員会が開催予定であ り,その際には保健委員と しての発表を計画してい る。 A ・教育相談便りは2回発 行。保護者向けの保健便り は1回発行した。 ・校外清掃活動は本年度3 回実施することができた。 来年度は地域清掃で中学校 との連携も進めていきた い。 A ③ 生徒の ・在校生が,オープンスクールにお ・オープンスクールにおいて,生徒 主 体 的 な 活 教 いて,主体的に活動する場面を設け 会執行部(約10名),部活動代表生徒 動 の 機 会 を 務 て,積極的に活動するように指導・ (約100名) ,1年生有志(約50名)が 充 実 さ せ , 課 支援する。 積極的に活動する。 表現力・行 動力の育成 を図る。 ・生徒会における最大の学校行 生 事である瀬戸高祭「体育の部」 「文 徒 化の部」の成功に向けて,積極 課 的・継続的な支援を図る。生徒 が主体的にアイディアを出し合 い,全校生徒を巻き込んだ取り 組みができるようサポートする。 ・プレゼンテーション研修会,事前説 ・プレゼンテーション研修 明会,リハーサルの開催等により,生 会,事前説明会,リハーサル 徒会執行部(約15名) ,部活動代表生 の開催等により,生徒会執行 徒(約100名) ,1年生有志(約60名) A 部(約15名) ,部活動代表生 A が積極的に活動するように指導・支援 徒(約100名) ,1年生有志(約 できた。 60名)が積極的に活動するよ うに指導・支援できた。 ・近年,生徒会執行部を中心に主 ・瀬戸高祭事後アンケートでは,良 体的な活動場面が増えてきている。い 77%,普通 22% という結果で 瀬戸高祭では,事後アンケートの あった。 文化の部・体育の部ともに, 満足度の項目において本年度は9 おおむね生徒主体で活動できた。 0%を目指す。(H24 68%,H25 77% B H26 85% ) ・目標の90%には届かなか ったが,観覧ガイドやスタ ンプラリーなど新たなるこ とに取り組むことができ た。 B ・治療率の向上,熱中症の予防, 厚 インフルエンザの流行予 防,け 生 がの防止など,生徒自身が健康な 課 生活を送ることができるよう意識 させる。 ・各種治療率を80%以上を目指す。・9月現在の治療率は歯科28.7%, ・1月現在の治療率は歯科 (H26…歯科89.8%,眼科83.3%, 眼科50.0%,耳鼻43.9%,視力47.8% 90.4%,眼科91.7%,耳鼻 耳鼻58.8%,視力80.8%) である。10月に対象者に視力検査・ 73.2%,視力85.1%である。 ・保健委員を中心に各講習会にお 個別指導を行う予定にしているが, 未治療者に対して個別に指 いて生徒自身が企画運営できるよ 全ての治療率向上に向けて指導して 導した成果が出てきてい うになる。 いきたい。 る。 ・自らの健康課題を理解し,積極 ・年間の治療指示計画を作成し, 的に健康の保持増進に取り組む態 全体への保健指導,個別指導を実 B 度を養う。 施する。 A ・保健だよりや保健室における個 ・保健委員による生徒向け保健便り ・保健委員による生徒向け 別保健指導を通して睡眠や食事な の作成,SHR時での説明を今後も 保健便りは年間を通じて行 どの基本的生活習慣についての知 続けていきたい。 うことができた。来年度も 識を活用できるようにする。 タイムリーなものを提示し ていきたい。 ・校内美化において積極的に自ら ・美化委員によるゴミステーショ ・美化委員によるゴミステーション 活動できるよう支援する。 ンの当番を,責任を持って行わせ の当番は責任を持ち,行えている。 る。ゴミの分別・減量化への意識 校内の美化意識を高めるため,委員 を高め,校内美化に努めるよう,美 会を中心に働きかける場を設けた B 化委員が率先して動く。 い。 ・年間を通じて美化委員に よるゴミステーションの当 番は責任を持ち行うことが できた。 B ・1,2年生の社会貢献活動を通 ・学校改善アンケートの「積極的 ・活動報告書によれば社会貢献活動 社会 じて,地域と関わりながら生徒の に参加できたか」の項目において, を通じて興味が薄れた人0%、もう 貢献 主体的態度を育て,思いやりの精 肯定的評価65%以上を目指す。(昨 やりたくない人0%。参加生徒全員 活動 神や社会の中 の一員としての意 年度61%) が肯定的な回答である。 識を涵養する。 以前より興味を持った人52% A (昨年度42%) 取り組みたい人78% (昨年度67%) ・概ね良好である。ただ, 地域連携を強化し,社会貢 献の進化を図るには体系的 な取り組みを構築しなけれ ばならない。 A ④ 自他を ・登校時,生徒が主体となるあ ・月3回~4回のあいさつ運動・ ・登校指導は,ほぼ計画通りに実施 ・各学期の始業式・終業式 尊 重 す る 態 生 いさつ運動を行うとともに全教 登校指導を実施するとともに,学 できている。服装点検も始業式・終 および衣替えの時期に点検 度 を 身 に つ 徒 員による服装・頭髪,安全指導 期に2回以上の服装点検を行う。 業式・衣替えなど,節目ごとに行っ を行った。式典時は男子の け さ せ , 生 課 を継続して行う。 各学年間での情報を共有し,全教 ている。情報共有に関しては,生徒 ソックスの色が白黒紺の単 徒の規範意 職員での意思統一を図る。 課内では課会を通して確認できてい B 色であるという認識ができ 識・公徳心 るが,全教職員での統一した指導に ていない様子である。あい の育成を図 は到っていない。 さつについては学校改善ア る。 ンケートのポイントを下げ ている。来年度の課題とし て取り組みたい。 ・時間を守り,チャイムと同時に ・生徒の自己振り返りシートの基 ・1学期集計結果 ・2学期集計結果 1 授業が始められるように指導す 本的生活習慣に関する項目で肯定 肯定的評価(できた+だいたい) 肯定的評価(できた+だ 年 る。 的評価80%以上の達成を目指す。 授業の準備・態勢:89.7% A いたい) ・身だしなみを整え,身の回りの 整理整頓:87.7% 授業の準備・態勢:91.1% 整理整頓を心掛けるよう促す。 整理整頓:82.8% ・規律ある生活をおくり,自他 ・生徒の自己振り返りシートの自 ・1学期集計結果 ・2学期集計結果 2 を尊重する態度を身につけさせ 他の尊重・清掃に関する項目で肯 肯定的評価(できた+だいたい) 肯定的評価(できた+だ 年 る。 定的評価80%以上の達成を目指す。 自他の尊重:92.3% A いたい) ・身の回りや共有スペースの整理 (1年最終調査:78%) 清掃:84.2% 自他の尊重:92.9% 整頓を心掛け,快適な学習・生活 清掃:73.7% 環境を作らせる。 ・クラス・学年・部活動等での良 ・生徒の自己振り返りシートの対 ・1学期集計結果 ・生徒個々人が自覚を持っ 3 好な人間関係の維持に努め,集団 人関係・挨拶・清掃に関する項目 肯定的評価(できた+だいたい) て行動し、進路実現を目指 年 の中での自分の役割を理解し行動 で肯定的評価80%以上の達成を目 対人関係:94.8% して落ち着いて学校生活を できるように指導する。 指す。 (2年最終調査:78%) 挨拶:90.3% 送った。 ・挨拶・服装など,学校生活にお 清掃:96.1% ける高い規範意識を持てるように A 指導する。 ・登下校中の交通やコンビニでのマ ・スマートフォンの使用状況等に ナーなど,校外での行動も含めて改 ついて,機会あるごとに話題とし 善すべき点は多々あり,機会あるご て取りあげる。 とに注意を促していく。 いじ め対 策委 員会 ・人権教育室と連携し,人権教育 講演会などを通して,人権・いじ めに対する問題意識を高めるとと もに,各学期にアンケートを実施 する。 A B A B B ・昨年度のアンケートでは,いじ ・1学期末のアンケート結果では1 ・2学期末のアンケート結 め問題は報告されていないが,各 件の報告があったが,担任による聞 果では,該当生徒はいなか 学期にアンケートを実施すること き取り等により対処している。 B った。 B により早期発見・解決に努める。 B
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