4大プロジェクトと 新市民会館整備事業

4大プロジェクトと
新市民会館整備事業
~笑顔あふれる安心快適空間
さきがけ
未来に躍動する 魁 のまち・水戸を目指して~
1
4大プロジェクトの財政計画
2
新市民会館の施設概要と財源計画
3
泉町 1 丁目北地区市街地再開発事業の概要と財源計画
≪連絡先≫
水戸市市民協働部文化交流課
新市民会館整備係
平成28年3月作成
電話:029-231-7070
1
1 4大プロジェクトの事業費と財源内訳
(単位:億円)
施設名
事業費
市役所新庁舎
新ごみ処理施設
新市民会館
東町運動公園新体育館
合 計
国・県支出金
A
204
365
192
103
864
103
116
12
35
266
財源内訳
市債
基金繰入等
B
C
83
211
148
52
494
16
3
19
一般財源
D
2
35
32
16
85
2 4大プロジェクトの市債内訳
施設名
交付税措置
見込額
B1
市債
B
市役所新庁舎
新ごみ処理施設
新市民会館
東町運動公園新体育館
合 計
83
211
148
52
494
57
92
63
16
228
(単位:億円)
市債の
実質負担額
B2
26
119
85
36
266
3 4大プロジェクトの市実質負担額合計
施設名
市役所新庁舎
新ごみ処理施設
新市民会館
東町運動公園新体育館
合 計
事業の
一般財源
D
2
35
32
16
85
市債の
実質負担額
B2
26
119
85
36
266
(単位:億円)
実質負担額
合計
D+B2
28
154
117
52
351
○4大プロジェクトの事業費は,合計で864億円を見込んでいます。
最大限の財源確保に取り組むとともに,市債を有効に活用することにより,一般財源は85億
円まで抑制できる見通しです。
なお,この一般財源は,これまで着実に積み立ててきた財政調整基金(平成27年度末残高見
込98億円)を活用しますので,他の市民サービスに影響を与えることはありません。
○市債は,494億円を発行する予定ですが,このうち228億円は国からの交付税措置が見込ま
れますので,市債の実質負担額は,266億円となる見込みです。
また,市債の返済は,15~30年間の期間で行いますが,減債基金を計画的に活用するととも
に,通常事業の市債発行を適正に管理することで,将来においても過大な負担となることはあ
りません。
○4大プロジェクト全体の実質負担額は,総事業費の4割程度となる351億円に抑制できる見
込みであり,今後も健全な財政運営を堅持できる見通しです。
水戸市は,「多様な人々の交流と多彩な文化が織りなす,ひと・まちが輝く
ステージ」の実現を目指して,皆様に愛される新市民会館の整備を進めて
います。
2
新市民会館は「わくわく」がいっぱい!!
目 標
規 模
施
設
概
要
機 能
効 果
財 源
市内外から広く人が集い,まちに新たなにぎわい,交流を生み出します。
誰もが快適に過ごせ,また来たいと思ってもらえる居心地よい空間を目指します。
ポップス,大規模コンサート,ミュージカルなど,多彩な芸術文化活動を展開しま
す。
著名なアーティストの公演や全国ツアーの会場選びの基準は2,000席以上と言わ
れています。新市民会館は,会場として選ばれる施設を目指します。
全国規模の式典,大規模イベント,吹奏楽や合唱コンクールなどの全国大会等が
開催できる機能を備えた施設とします。
多機能ホール,展示ホール,会議室,練習室など,市民の様々なニーズに応えま
す。
○芸術・文化の拠点
・水戸芸術館との連携による相乗効果
・芸術文化の拠点性の向上
・みと文化交流プラザなど近隣公共施設等との連携による利便性の向上
○まちの活性化
・中心市街地の新たなにぎわい,交流の創出
・偕楽園や弘道館等の観光資源との連携によるにぎわい創出
・飲食店,商業施設等との連携による地域経済の活性化
国庫補助をはじめ,合併特例債などの有利な条件の地方債を活用し,実質的な
市の負担軽減を図ってまいります。
(単位:億円)
財源内訳
整
備
費
用
概算事業費
192億円
国支出金
市債
(a)
12
148
概算事業費の内訳
保留床取得費
舞台等関連工事費
備品購入費
その他経費
160億円
22億円
8億円
2億円
交付税 市債実
措置見 質負担
一般財 込額(c) (d=a-c)
源(b)
32
63
85
実質的な
市の負担額 計
(b+d)
117億円
平成32年度から平成52年度まで
年度別支出見込
まで
平成29年度
1億円
市債を約20年で償還
平成30年度
4億円
平成31年度
17億円
平成32年度
10億円
(財政調整基金を活用)
新市民会館は,一度整備すると,50年以上は使える施設です。
そこで,実質的な市の負担額117億円を50年で平均すると,年あたり2億3,400万円。
さらに,27万人の市民一人当たりにすると,年あたり約900円で整備できることになります。
3
≪教えて!!おさいふくん≫
①新市民会館などの4大プロジェクトを進めるから,国保税や下水道料金を値上げするの?
②将来の負担が増えて,福祉や教育などの市民サービスが低下するの?
①国保税や下水道事業は特別会計で,独立採算を原則として運営しているので,4大プロ
ジェクトの推進とは関係ありません。
②みと財政安心ビジョンは,市民サービスの向上に努めているので,安心してください。