土地売買契約書

土 地 売 買 契 約 書(案)
売渡人 草津市土地開発公社(以下「甲」という。)と買受人
「乙」という。)とは、下記条項により土地売買契約を締結する。
(以下
(信義誠実の義務)
第1条 甲および乙は、信義を重んじ誠実にこの契約を履行しなければならない。
(特約条項)
第2条 乙は、売買物件を買い受けるにあたり、末尾記載の特約条項1および2を遵守
すること。
(売買物件および売買代金)
第3条 甲は、乙に末尾記載の土地(以下「この土地」という。)を現状有姿のまま、
次の金額で売り渡すものとする。
金
円
(契約保証金)
第4条 甲および乙は、この契約を締結するにあたり、乙が甲に、契約保証金として、
金
円を支払ったことを確認する。
2 前項の契約保証金には、利息を付さない。
3 甲は、乙が第5条第1項に定める義務を履行しないときは、第1項に定める契約保
証金は、甲に帰属するものとする。
(売買代金の納入)
第5条 乙は、この契約の締結後、甲に対する第3条の売買代金を、甲の発行する納入
通知書により、契約の締結日から30日以内に一括して納入しなければならない。
2 前条第1項に定める契約保証金は、乙の申し出により売買代金の一部に充当するも
のとする。
(所有権移転および土地の引渡し)
第6条 この土地の所有権は、乙が売買代金を完納したとき、甲から乙に移転するもの
とする。
2 この土地は、所有権移転登記完了後、甲および乙立会いのうえ現状有姿のまま乙に
引き渡しを行うものとする。
(契約の費用)
第7条 この契約の締結に要する費用は、乙の負担とする。
(登記)
第8条 甲は、第3条の売買代金の完納を確認した後、この土地にかかる所有権移転登
記を嘱託するものとし、乙は、登記に必要な書類を甲に提出するものとする。
2 この所有権移転登記に要する費用は、すべて乙の負担とする。
(危険負担)
第9条 契約の締結の日からこの土地の引渡しの日までにおいて、甲の責めに帰するこ
とのできない事由により、この土地に滅失、き損等の損害が生じたときは、その損害
は、乙が負担するものとし、甲に対して売買代金の減免、損害賠償または契約の解除
を申し入れることができないものとする。
(かし担保)
第10条 乙は、この契約締結後、この土地に数量の不足その他隠れたかしのあること
を発見しても、売買代金の減免、損害賠償の請求または契約の解除を申し入れること
ができないものとする。
(禁止用途)
第11条 乙は、この土地の利用に関し、風俗営業に関する施設、地域の風紀を阻害す
る施設および暴力団員の事務所その他これに類する施設の用途に供してはならない。
(実地調査等)
第12条 甲は、前条に定める内容に関し必要があると認めるときは、乙に対し、質問
し、立入検査を行い、帳簿、書類、その他の物件を調査し、または参考となるべき報
告もしくは資料の提出を求めることができる。
2 乙は、甲から要求があるときは、この土地について前条に定める内容に関し、その
事実を証する書類その他の資料を添えてこの土地の利用状況等を直ちに甲に報告し
なければならない。
3 乙は、正当な理由なく前2項に定める調査を拒み、妨げもしくは忌避し、または報
告もしくは資料の提出を怠ってはならない。
(違約金)
第13条 乙は、次の各号に定める事由が生じたときは、それぞれ当該各号に定める金
額(1円未満の端数を生じるときは、これを切り捨てるものとする。)を違約金とし
て甲に支払わなければならない。
(1) 第11条に定める義務に違反したときは、第3条に定める売買代金の100分の
30に相当する金額
(2) 前条に定める義務に違反したときは、第3条に定める売買代金の100分の10
に相当する金額
(3) 第18条第7項、第8項および第19条の規定に該当する場合は、第3条に定め
る売買代金の100分の10に相当する金額
2 前項の違約金は、第22条の損害賠償額の予定とは解釈しない。
(延滞金)
第14条 乙は、第5条に定める期日までに売買代金の納付をしなかったときは、その
翌日から支払った日までの期間について、延滞金として、支払い金額に年2.90%
の割合を乗じて得た額を加算して、甲に支払わなければならない。
(公租公課)
第15条 この土地に対して賦課される公租公課で、乙を義務者として課されるものに
ついては、乙の負担とする。
(土地の譲渡の禁止)
第16条 乙は、この土地の都市計画法(昭和43年法律第100号)第36条第2項
に規定する開発行為検査済証を受領するまでは、この土地を他に譲渡することはでき
ない。ただし、甲は、乙が第三者にこの契約を承継し、この土地を譲渡することがや
むを得ないと認めたときは、この限りでない。
(紛争の解決)
第17条 この契約の内容またはこの契約の履行に関し、関係者から異議の申し出があ
ったときは、その原因が甲に起因するときは甲が、乙に起因するときは乙がそれぞれ
責任をもって解決するものとする。
(買戻しの特約)
第18条 甲は、乙が第2条の特約条項2に違反したときは、既納の売買代金を乙に返
還して、この土地を無条件で買戻しすることができるものとする。この場合、売買契
約に要した費用およびこの土地に投じた必要費、有益費等乙の負担した一切の費用は
返還しないものとする。
2 前項の規定による買戻しの場合、甲の返還する売買代金には利息は付さない。
3 第1項の規定による買戻しの期間は、この契約締結の日から5年間とする。
4 買戻し特約の登記および買戻しの手続きは、すべて甲の指示によって行うものとし、
その登記に要する費用は乙の負担とする。
5 甲は、第3項の買戻し期間が満了した場合または都市計画法第36条第1項に定め
る公共施設に関する工事の完了届出書の提出がなされたことを確認した場合は、買戻
しの特約を解除するものとする。この場合、乙の請求により買戻権の登記の抹消登記
を嘱託し、この登記に要する費用は乙の負担とする。
6 買戻しをした場合において、乙または第三者に損害を生じても、甲はその責を負わ
ない。
7 買戻しをした場合は、乙は第13条第1項第3号に定める違約金および第22条に
定める損害賠償金を甲に支払わなければならない。
8 乙が第1項に該当する場合で、甲が買戻しをすることが適当でないと認めたときも
前項の規定を準用するものとする。
(契約の解除)
第19条 甲は、乙がこの契約に基づく義務(第2条に規定する特約条項1を含む。)
を履行しないときは、この契約を解除することができる。
2 甲は、乙に次のいずれかの事由が生じたときは、本契約を解除することができる。
(1) 乙が銀行より取引停止処分をうけたとき、または乙が事業を事実上中止したとき。
(2) 破産手続開始決定、民事再生手続開始決定、会社更生開始決定等を受けたとき。
3 前2項に規定する契約の解除に関する事由が発生したときは、前条第1項、第2項
および第6項から第8項までの規定を準用するものとする。この場合において、同条
中「買戻し」とあるのは「契約解除」に読み替えるものとする。
(原状回復の義務)
第20条 甲が第18条に規定する買戻権、または前条に規定する解除権を行使したと
きは、乙は、自己の費用と責任において、この土地を原状に回復し、甲の指定する期
日までに返還しなければならない。ただし、甲が原状に復することを必要としないと
認めるときは、この限りでない。なお、乙が投じた財物は、甲に帰属するものとする。
(有益費等請求権の放棄)
第21条 乙は、この契約を解除された場合において、土地に投じた有益費、必要経費
その他の経費があっても、これを甲に請求しないものとする。
(損害賠償)
第22条 乙は、
この契約に定める義務を履行しないために、甲に損害を与えたときは、
その損害に相当する金額を損害賠償として甲に支払わなければならない。また、乙に
損害があっても、乙は、甲にその賠償を請求することができない。
(返還金の相殺等)
第23条 甲は、第18条または第19条の規定に基づき売買代金を返還する場合にお
いて、乙が甲に支払うべき違約金や損害賠償金があるときは、それらの全部または一
部とその返還金とを相殺するものとする。
(相隣関係等)
第24条 乙は、この土地の引渡し以降においては、十分な注意をもってこの土地を管
理し、近隣住民その他第三者との紛争が生じないよう留意するものとする。
(法令等の規制の遵守)
第25条 乙は、この土地の法令等の規制を熟知の上、この契約を締結したものである
ことを確認し、
この土地を利用するにあたっては、当該法令等を遵守するものとする。
(管轄裁判所)
第26条 本契約に関する訴えの管轄は、甲の所在地を管轄する地方裁判所または簡易
裁判所をもって管轄裁判所とする。
(定めのない事項の処理)
第27条 この契約に定めのない事項およびこの契約に関し疑義が生じたときは、関係
諸法令(草津市の条例等を含む。)の定めるところによるもののほか、甲乙双方協議
のうえ処理するものとする。
この契約締結の証として、この契約書2通を作成し、甲乙記名押印の上、それぞれ
1通を保有する。
特約条項1
乙は、平成28年度公社所有地売却に係る条件付一般競争入札実施要領
に定める内容を誠実に遵守するものとし、同要領に違反しないこと。
(この契約にかかる入札において同要領に違反したことが明らかにな
ったときは、この特約条項に違反したものとみなす。)
特約条項2
①土地売買契約締結後、1年以内に都市計画法第29条第1項に規定する
開発許可申請を行うこと。
②この土地の整備にあたっては、一戸建て分譲宅地(建物3階建て以下、
敷地面積150㎡以上)の団地として整備すること。
③この土地の整備にあたっては、都市計画法、草津市開発許可の手続およ
び基準等に関する条例(平成24年草津市条例第7号)等関係法令・基
準等を遵守すること。
④別紙現況平面図に示す土地の上笠四丁目字堤951番1、上笠五丁目字
弾正120番3および上笠五丁目字堤975番31(売却土地)の一部
は、隣接する土地の上笠五丁目字弾正120番5、120番1、上笠四
丁目字堤975番2および上笠五丁目字堤975番1に接する道路(都
市計画法に基づく開発行為に関する技術基準に適合する道路)を築造す
ること。(別紙現況平面図の斜線箇所を参照)
また、団地内に築造する他の道路(都市計画法に基づく開発行為に関す
る技術基準に適合する道路)とも接続すること。
⑤市道下笠南21号線との接道に関しては、草津市道路網計画があり、土
地利用計画策定にあたり道路形状、安全対策等について隣接町内会と協
議のこと。
⑥入札物件北隅(963番11、12、13の隣接区域)に公共空間等を設
け、既存住宅と一定の距離を設けることについて協議のこと。
平成
年
月
日
甲
住所
氏名
乙
草津市草津三丁目13番30号
草津市土地開発公社
理事長 橋川
渉
印
住所
氏名
印
土地の表示
所
在
地
目
951番1
宅
地
9,862.17㎡
草津市上笠五丁目字弾正120番3
宅
地
1,368.10㎡
草津市上笠五丁目字堤
宅
地
122.27㎡
草津市上笠四丁目字堤
地
975番31
面
積