資料4 保 留 地 売 買 契 約 旭川圏都市計画事業旭川駅周辺土地区画整理事業施行者 書 旭川市(以下「甲」という。) と (以 下「乙」という。 )とは,土地区画整理法(昭和29年法律第119号。以下「法」という。 )第96 条第2項の規定により生じた保留地の売渡しについて,次の条項により契約を締結する。 (保留地) 第1条 甲は,別表記載の保留地(以下「本件保留地」という。 )を乙に売り渡すものとする。 (契約保証金) 第2条 乙は本件契約の締結の際,契約保証金として金 円を甲が発行する納付書に より納付しなければならない。 2 契約保証金には,その受入期間につき利子を付さない。 3 甲が第12条第1項の規定により契約を解除したときは,契約保証金は甲に帰属する。 (売買代金) 第3条 2 売買代金は,金 円とする。 乙は,前項の売買代金を甲が発行する納入通知書により 年 月 日までに納付するも のとする。 3 前条第1項に規定する契約保証金は,第1項の売買代金に充当するものとする。 (所有権移転及び引渡し) 第4条 2 本件保留地の所有権は,売買代金が完納された日の翌日に甲から乙に移転するものとする。 甲は,前項の規定により売買物件の所有権が移転したときは,乙に対し保留地を現状のまま引き 渡すものとする。 (登記関係書類の提出) 第5条 乙は,甲が保留地の所有権移転登記の嘱託をするためにあらかじめ登録免許税相当額の収入 印紙,または現金領収証書及び登記に必要な関係書類その他甲が必要と認めて提出を求めた書類を 遅滞なく甲に提出するものとする。 (登記の嘱託) 第6条 乙は,第4条第1項の規定により,保留地の所有権が移転した後,速やかに甲に対して所有 権の移転登記を請求するものとし,甲は,その請求により遅滞なく所有権移転登記を嘱託するもの とする。 (特記) 第7条 乙は,本件契約締結の日から起算しておおむね3年以内に必要な工事を完了しなければなら ない。ただし,やむを得ず期限までに建築物をしゅん工させることができない場合は,甲に対しそ の理由及び新たな期限を申し出て,あらかじめ書面による承諾を得なければならない。 2 乙は,事業提案書に基づいた土地利用に供することとし,本件契約締結の日から10年間は,そ の土地利用に供さなければならない。なお,売買物件の役割を踏まえ,指定期間以降についても適 切な事業として継続されることを期待するものとする。 3 乙は,建築確認等の諸手続の前に建築計画の概要等を甲に提出し,提案内容との相違の有無につ いて確認を得なければならない。なお,事業を行うに当たって,やむを得ない事情により,事業計 画を変更する場合は,書面により甲に申請し,承諾を得なければならない。ただし,事業計画の趣 旨を損なうような用途や容積率などの変更は認めないものとする。 (所有権の移転及び権利の設定の禁止) 第8条 乙は,本件契約締結の日から10年間は,売買物件及び売買物件の上に建築された建物につ いて,第三者に対し甲の承諾を得ないで,所有権を移転し又は地上権,質権,使用貸借による権利 若しくは賃借権その他の使用及び収益を目的とする権利の設定をしてはならない。ただし,事業計 画で予定されている場合及び抵当権の設定については,この限りでない。 (禁止用途) 第9条 乙は,本件契約締結の日から10年間は,売買物件を風俗営業等の規制及び業務の適正化等 に関する法律(昭和23年法律第122号)第2条第1項に定める風俗営業,同条第5項に定める 性風俗関連特殊営業,同条第11項に定める接客業務受託営業その他これらに類する営業の用に供 してはならない。 2 乙は,旭川市暴力団排除条例(平成26年旭川市条例第16号。以下「暴排条例」という。 )第2 条第1号に規定する暴力団,同条第2号に規定する暴力団員,暴排条例第7条第1項に規定する暴 力団関係事業者又は暴排条例第12条の規定に該当する者の事務所その他これに類するものの用に 供し,又はこれらの用に供されることを知りながら,所有権を第三者に移転し,若しくは売買物件 を第三者に貸してはならない。 (違約金) 第 10 条 乙は,第7条から第9条までに定める義務に違反したときは,売買代金の20%に相当する 額を甲に対して支払わなければならない。ただし,特別の事由があると認めた場合において,禁止 用途の変更又は解除を書面により認めたときは,この限りでない。 2 乙は,前項の違約金を甲に指定した納付期限までに支払わなかったときは,その翌日から支払っ た日までの日数に応じ,年14.6%の割合で計算した金額を延滞金として違約金に合わせて甲に 支払わなければならない。 (公租公課の負担) 第 11 条 乙は,第4条第2項の規定による引渡しを受けた日から本件保留地に対する一切の公租公課 を負担する。 (契約の解除) 第 12 条 甲は,乙が旭川圏都市計画事業旭川駅周辺土地区画整理事業の保留地処分に関する規則(平 成 10 年旭川市規則第 47 号)に違反したとき,又はこの契約を履行しないときは,契約を解除する ことができる。 2 甲は,前項の規定により,本件契約を解除するときは,乙にその旨を文書で通知するものとする。 3 乙は,前項の規定による通知を受けたときは,指定された期日までに本件保留地を原状に回復し て甲に引渡さなければならない。 4 甲は,前項の規定による引渡しを受けたときは,売買代金として納付された金額(甲に帰属する 契約保証金の額を控除した額)を還付金として乙に返還するものとする。 5 前項の還付金には,利子を付さない。 (契約に要する費用) 第 13 条 この契約に要する費用は,乙の負担とする。 (瑕疵担保) 第 14 条 甲は,本件契約締結後,売買物件に隠れた瑕疵が発見された場合には,引渡しの日から2年 間に限り民法(明治29年法律第89号)第570条に規定する担保の責任を負うものとする。 (信義誠実の原則) 第 15 条 甲,乙両者は,信義を重んじ誠実にこの契約を履行しなければならない。 (損害賠償) 第 16 条 甲は,乙がこの契約に定める義務を履行しないために損害を受けたときは,その損害賠償を 請求することができる。 (疑義の決定) 第 17 条 この契約に関し,疑義が生じたときは,甲,乙協議のうえ,決定するものとする。 (管轄裁判所) 第 18 条 この契約に関し,甲,乙間に紛争が生じたときは,甲の所在地を管轄する裁判所を第一審の 裁判所とする。 この契約の締結を証するため,本書2通を作成し,甲,乙記名押印の上,それぞれ1通を保有する。 年 月 日 甲 乙 旭川市6条通14丁目63番地の5 林 博 章 旭川圏都市計画事業旭川駅周辺土地区画整理事業 施行者 旭 代表者 旭川市長 住 所 氏 名 川 市 印 □ ㊞ 別表 保 所 在 旭川市宮前通2条1丁目 2番○号 以下余白 地 積(㎡) 単 価(円/㎡) 価 留 地 格(円) 備考
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