緊急通報システム契約書(案)[PDF:83KB]

浦添市緊急通報システム事業業務委託契約書(案)
「契約の要項」
1
契約期間
平成29年4月1日から平成32年3月31日まで
2
契約金額
本契約書第8条のとおり
3
契約保証金
浦添市契約規則第6条の規程による
浦添市長
松本
哲治(以下「甲」という。)と○○○○(以下「乙」という。)とは、
次葉以降の内容によって浦添市緊急通報システム事業業務委託契約を締結し、信義に従っ
て誠実にこれを履行するものとする。
この契約の締結を証するため、本書2通を作成し、甲乙記名押印の上、各自その1通を
保有する。
平成29年○○月○○日
甲
浦添市安波茶一丁目1番1号
浦添市長
乙
○○○○○○○○○○
○○○○○○○○○○
松本
哲治
(契約受託)
第1条 甲は、浦添市緊急通報システム事業実施要領(高齢)第3条及び浦添市緊急通報
システム事業実施要綱(障害)第2条の規定に基づき、次に掲げる業務を乙に委託し、
乙はこれを受託する。
(1) 緊急通報システム利用者に対する緊急通報システム機器(以下「機器」とい
う。)の貸与サービス
(2) 緊急通報センター装置への利用者のデータ入力、機器の設置(機器の取扱説明
及び工事立会いを含む。)及び機器の撤去サービス
(3) 機器の保守管理サービス(電池の無償取替え及び年1回の定期点検を含む。)
(4) 緊急通報システムによる24時間体制の緊急通報対応及び通報連絡サービス
(5) 見守り協力員不在の場合の、24時間体制の駆け付け安否確認サービス
(6) 定期コール(週1回)、誕生日おめでとうコール、及び台風時等災害時安否確
認コール(台風の場合は台風接近前1回及び通過後1回の計2回)等のコールサー
ビス
(7) 福祉、生活、健康その他の総合相談サービス
(要員の確保)
第2条 乙は、緊急通報システム事業業務を受託するに際して次に掲げる要員を確保し、
業務体制を整備して受託業務を運営する。
(1) 緊急通報システムの緊急通報センター設備を24時間体制で稼動管理する要員を
確保し、常駐待機体制で緊急通報及び通報連絡に対応する。
(2) 機器の保守管理に必要な要員を確保し、機器の設置、保守管理及び撤去に支障
のないように対応する。
(3) 24時間体制の駆け付け安否確認サービスに必要な要員を確保し、業務に対応す
る。
(4) コールサービス業務並びに福祉、生活、健康及びその他の総合相談サービス業
務に必要な要員を確保し、業務に対応する。
(5) その他甲乙間の協議により必要と認めた要員を確保する。
2 乙は、受託業務に従事する要員については、老人福祉及び障害福祉に深い理解を有す
る者を配置しなければならない。
(事前協議事項)
第3条 乙は、次に掲げる事項については、事前に甲と協議しなければならない。
(1) 受託業務の事業計画の確定及び変更に関する事項
(2) その他受託業務の執行に関する重要事項
(再委託の禁止)
第4条 乙は、受託業務を乙の責任で運営するものとし、その業務の全部又は一部を他に
委託してはならない。ただし、甲が適当と認めた場合は、この限りでない。
(契約期間)
第5条 この契約の期間は、平成29年4月1日から平成32年3月31日までとする。
(契約保証金)
第6条 浦添市契約規則第6条の規定による。
(報告業務)
第7条 乙は、受託業務に関する運営状況について業務実施月の翌月10日までに甲に対し
て書面により報告をしなければならない。
2 乙は、年度末に1年間の受託業務をまとめて甲に対して書面により速やかに報告しな
ければならない。
(委託料及び請求等)
第8条 委託料は、一件につき月額○○○円(消費税及び地方消費税額○○○円を含
む。)とする。この場合において、月の途中の開始及び廃止についても同額とする。
2 前項の規定にかかわらず、月の初日から末日において休止する場合の委託料は、1件
につき月額○○○円(消費税及び地方消費税額○○○円を含む。)とする。
3 乙は、業務実施月の委託料を翌月10日までに書面により請求するものとする。
4 甲は、前項の請求を受理した日から30日以内に委託料を支払うものとする。
5 税法の改正により消費税及び地方消費税の税率が変動した場合には、改正以降におけ
る消費税及び地方消費税相当額は変動後の税率により計算する。
(個人情報の取扱い)
第9条 乙は、この契約による事務を処理するために個人情報を取扱う場合は、受託した
業務の範囲内で、個人情報の保護について必要な措置を講じなければならない。
(守秘義務)
第10条 乙は、この契約による事務に関し知り得た個人情報を漏らしてはならない。この
契約が終了し、又は解除された後も、同様とする。
(目的外利用及び外部提供の禁止)
第11条 乙は、この契約による事務を処理するため甲から貸与された個人情報(以下「貸
与された個人情報」という。)を、本契約の目的の範囲を超えて利用し、又は第三者へ
提供してはならない。
2 乙は、甲が承諾した場合を除き、個人情報の処理を自ら行うこととし、第三者にその
処理を委託してはならない。
(複写及び複製の禁止)
第12条 乙は、貸与された個人情報を、甲の承諾なしに複写し、又は複製してはならな
い。
(返還義務)
第13条 乙は、貸与された個人情報を、受託業務終了後、速やかに甲に返還しなければな
らない。
(個人情報の管理)
第14条 乙は、貸与された個人情報を、き損又は滅失することのないよう、当該個人情報
の安全な管理に努めなければならない。
(事故報告義務)
第15条 乙は、貸与された個人情報の内容が漏洩し、き損し、若しくは滅失し、又はその
個人情報の保護に関し事故があった場合は、甲に速やかに報告し、その指示に従わなけ
ればならない。
(秘密保持)
第16条 乙及び受託業務に従事する者は、この契約により知り得たことを外部に漏らし、
又は自らの利益のために使用してはならない。
(指導及び調査)
第17条 甲は第1条の業務達成のため、乙の業務実施に関して適切な指導を行うものと
し、必要に応じて業務実施状況を調査することができるものとする。
(損害の負担及び補償義務)
第18条 受託業務の実施について生じた損害は、乙の負担とする。ただし、甲が乙の責め
に帰すべきことが適当でないと認めた場合は、この限りでない。
(契約解除)
第19条 甲又は乙は、この契約の期間中であっても、甲乙協議の上この契約の内容を変更
し、又はこの契約を解除することができる。
2 甲は、乙が次のいずれかに該当すると認められるときは、解約を解除し、又は乙に対
し、委託料の全部若しくは一部の返還を命ずることができる。
(1) 正当な理由がなくこの契約を履行しなかったとき。
(2) この契約の条項に違反したとき。
(3) 業務を遂行することが困難であると認められたとき。
3 乙は、前項に規定する契約解除により損害を受けた場合においては、甲に対し、その
損害を請求することができないものとする。
(協議)
第20条 この契約に定めのない事項について、定める必要が生じたとき、又はこの契約に
定める事項について、疑義が生じた場合には、甲乙協議の上定めるものとする。
(準備期間)
第21条 この契約が成立した時から平成29年3月31日までを準備期間とし、乙はこの期間
内に全ての緊急通報システム利用者に対し、機器を設置し、受託業務を開始しなければ
ならない。
2 第8条の規定にかかわらず、前項の準備期間内の委託料は発生しないものとする。