(様式2) 平成27年度 〔 自己評価報告書 〕

(様式2)
平成27年度 〔 自己評価報告書 〕
学校番号
学校名
71
川崎市立鷺沼小学校
校長名
三ッ木 純子
(1)書き方については、19年度~21年度発行の「学校評価報告書」を参照ください。
(2)評価項目設定については、各学校の実情に応じて取捨選択したり、新たな項目を各学校独自の言葉で
作成したりして記入することもできます。
(3)学校関係者評価を実施した学校は、「学校関係者の評価」に記入してください。
(4)「今年度のまとめ・次年度へ向けての取組」に、今年度の学校運営のまとめと次年度への具体的な取
組を記入してください。また、取組や課題に関連して、教育委員会の施策や事業に対するご意見、ある
いはご要望等がございましたら記入してください。
学校教育目標
・よく考え工夫する子ども(考える子)
・思いやりがあり美しさを求める子ども(やさしい子)
・めあてをもってやりぬく子ども(やりぬく子)
・すすんで体をきたえる子ども(たくましい子)
学校経営の目標
今年度の重点目標
「笑顔輝き、喜びに満ちた学校」
―笑顔いっぱい、みんな大好き、鷺沼小学校―
・子どもたち一人一人を大切にし、安心して過ごせ
る居場所づくり
・子どもたちの主体的で豊かな学びを育む集団づく
り
・子どもたちと共にかかわるすべての人々が喜び
にあふれた学校づくり
人権尊重教育を基盤に、川崎教育プランの「自主・
自立」の能力や態度、「共生・協働」の育成など、人
間としての在り方生き方となる力を育む。
●豊かな心・感動する心を育て、他者を思いやり、
自信をもてるような活動を充実させる。
●学習のめあてを明確にし、「考える力」「判断する
力」「表現する力」を育て、子どもたち一人一人の
学びを保障する。地域学習や地域教材の開発に
努め、年間計画の整備を図る。
●子どもたち一人一人が学級内での存在感、有用
感を高め、集団づくりに努める。児童理解・児童指
導、支援教育等を充実させて、学校全体で子ども
たちを育て、児童支援に努める。
●教育相談の充実を図り、保護者・地域と連携し
学校づくりを行う。安心・安全な学校生活を送れる
ように、危機管理意識をもち、防災教育を進める。
評価項目
具体的な取組
実現状況及び課題
具体的な改善策
(1) 体験を通した ①人とかかわる活動や体験活動、表現活動の充実を図り、 学年の状況に応じて、体験活動や人(動物含む)とかかわる活 来年度に向けて、人材記録の一本化をしていく。カリキュラム
感動する心を育てる。
動に取り組んできた。さまざまな活動や専門の講師による指導 の備考欄、学年ノート、shareの体験活動の欄に、講師依頼の
1 学び(豊かな心・健
は、充実して効果的であった。今後も時期や回数を見直し、効 詳細について記録する。鼓笛の時間は、全学年の体育の配当
康な体の育成)
果的に取り入れていく。
時間にバランスよく組み込んでいく。
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②鷺沼キラキラタイムや集会活動を創意工夫し、集団遊び
の楽しさやルールづくりを通して体力向上を図る。
きらきらタイムの趣旨にそって実施されている。長縄集会やドッ 子どもの自主性を大切にしながら、来年度も集会委員会の子
ジボール大会を全校で行い、クラスで目標を立てて取り組んだ どもが主体となって、なわとび集会やドッジボール集会を進め
り、休み時間に練習したりして、子どもが主体的に取り組むこと ていく。
ができた。
③人権尊重教育や共生・共育プログラムを通して、自主性・ 権利の学習は、委員会から送られてきた教材も良く、保護者か 効果測定は学級指導に役立ったので、来年度も2回実施す
自律性、自己理解・他者理解等の育成を図り、望ましい集団 らの評判も良かった。
る。
づくりを行う。
共生共育プログラムは、活動や振り返りを通して、仲間作りの 個別級から交流級への働きかけ(個別児童の特徴や関わり方
効果的な活動になっている。効果測定では、子どもたちの潜在 など)は、学活・共生教育等のカリキュラム内に入れていく。
的な意識が読み取れた。
個別級から交流級へ子どもの特徴や関わり方について話をし
④道徳の時間や日常的な指導を中心に教育活動全般で道 全体計画や年間指導計画をもとに場面絵や中心発問を工夫し 他教科とも関連付けながら「私たちの道徳」を有効に使ってい
徳教育を実践する。
ながら実践できた。他の教科や行事など、学校教育活動全体 く。学年で作成した教材・資料・指導案等を一つの場所にセット
との関連を意識し、日常的な指導を展開していく。
で保管し、活用しやすくする。ファイルにまとめ、職員室に整理
して置きたい。
⑤毎日のあいさつや校舎内外の整頓や給食・清掃活動を積 あいさつ運動は、どの学年もペアで頑張っていた。ただ、なか 教師からあいさつをし、あいさつの大切さを伝えていく。給食の
極的に行う。
なかあいさつを返すことができていない。日常でのあいさつも アレルギー対応については次年度も情報を引き継ぐ。自校献
少なく、全教職員で働きかけ、継続していくことが大切である。 立のなかよし給食は継続していく。
アレルギー対応については、年度初めに職員研修があったの
で、対応しやすかった。
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⑥栽培活動や飼育活動を通して、命の大切さや思いやりの 全学年で栽培飼育活動に取り組んだ。植物の成長の様子に
心を育てる。
ふれたり、生き物に対し配慮が感じられる言動が出たり、命の
大切さを感じとる活動として継続して取り組む。学年の札を
作っていただいたおかげで、学年園を意識できるようになっ
⑦担任も一緒に行う朝の読書活動を通して読書習慣を形成 た。
読書の時間は定着して、静かな時間を共有している。読書が
し、静謐な時間を共有する。
勤労生産部が学年ごとの計画を立てる。学習への意欲づけと
して前学年から指導し、指導計画に明記していくようにする。
栽培飼育活動を全学年で継続して取り組む。
読書の習慣がついてきているので、今後も読書の時間は担任
苦手な子も活字にふれる時間が確保されていて良い。担任が も一緒に過ごすとともに、継続していく。学級文庫を保管する
入れ替わって読み聞かせをする機会を作ったことも良かった。 本棚などの環境整備を検討する。
(2)わかる・楽しい ①各教科における思考力・判断力・表現力の向上をめざし、 書く活動や発表する機会を作ったり、校内研究を通して言語活
動の充実を図った。子どもの学習に対する意欲が向上し、表
授業の構築(確か 言語活動の充実を図る。
現する力が身に付いた。友達の発言を聞こうとする意識も高
な学力の育成)
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まってきている。言語活動を意識することで、学習中に教師よ
今後も各教科における思考力・判断力・表現力の向上や言語
活動の充実を図った授業を意識して行っていく。学年のはじめ
に一年間を通した言語活動の取り組みを明確にし、一年をか
けて育てる子どもの姿を目指し取り組む。
り子どもたちが話す時間が増えてきた。
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②学習のめあてを明確にして、子どもが意欲を継続し、課題 学習のめあてを明確にして、指導をした。拡大提示装置やタブ 今後も情報機器を活用したり、子どもの意欲を引き出せるよう
を追求する授業の展開を工夫する。
レットなど、子どもたちの意欲を引き出す授業やわかりやすい に、導入の工夫、問題提起、発問、学習の場の設定などは常
授業を工夫している。今後も子どもの意欲を高めていけるよう に意識をして学習に臨む。教材教具(ワークシート等含む)は
な学習計画を立てていく。ゲストティーチャーや講師と事前に 教職員でさらに共有化を図り、保管や申し送りに関しては年間
打ち合わせをして、学習活動やねらいを伝え、より効果的な活 指導計画に明記していく。
動にしていく。
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③校内研究を推進し、協力して教材研究を深め、授業を公
開し、お互いに学び合い、授業力を向上させる。
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④健康安全教育(防災教育)・食育・キャリア教育・情報モラ 栄養士・養護教諭、専門性の高い方に協力を得て、充実した
ル教育・英語活動等について年間指導計画や学習環境の 学習ができた。
整備に努める。
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各学年で教材研究や単元開発を行った。少人数での研究討
議の仕方は、話しやすくてよかった。
学年の全クラスが一度に公開する方法は、学年研究はできた
が、難しい部分が多々あった。よりよい方法を検討していく。
実施計画を立て、ゲストティチャーと共に学習を行っていけるよ
うにする。
⑤鷺沼小教育活動および各教科の年間指導計画・評価計
画を検証する。
年間指導計画については、各教科、学年で適宜修正を入れて 教科書の内容や流れとの関連は、各教科部会で確認や見直
取り組んできた。3年生の総合的な学習の時間(国際理解)
しを進めていく。1、2年生の担任は4月の段階で、どこの単元
は、地域や保護者の協力が得られやすく、取り組みやすい。 に重点を置くか話し合っておく。すべての領域が網羅できるよ
うに、しっかりと引き継ぐ。体育手引書は年度ごとに1冊は揃え
⑥校内研修を充実させ、校外研究・研修会等に積極的に参 いろいろな形(ちょこっとトライ含む)で研修を企画し、積極的に たい。
どの教科、何について知りたいのかアンケートを取り、研修を
加する。
取り組むことができた。校外での研究・研修等の情報を共有 企画していく。
し、日々の学習活動に役立てた。
(3)特色ある学年・ ①学年全員の名前を覚え、意識して声をかけ、学年全体で 児童理解では学校全体で情報交換をし、共通理解を図った。 来年度もクラスを解体したり、交換授業を行ったり、学年や学
子どもたちにかかわる。
交換授業(算数)や学級解体(総合)などを取り入れることで、 校全体で情報交換をしたりすることで児童理解に努めたい。
14 学級経営
学年全体で児童を理解する意識が深まり行動することができ
(子どもの居場所と
た。
集団づくり)
②子ども一人一人が存在感、有用感を高めるよう特別活動 さまざまな活動場面で子どもたちが自分で動いていこうとする 挨拶運動や登下校のマナーの遵守は十分とは言えない。まず
の充実を図り、主体性を育てる。
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③各学年に応じた子どもの自主的な取組を大切にし、望ま
しい集団づくりを行う。
意識が見られた。委員会やクラブ活動では、6年生が主体とな
り積極的に活動している。4・5年生のお手本となっている学校
の決まりごとを守らせることに重点を置き、指導してきた。その
ため、主体的に取り組ませる姿勢を育てることに重点を置けな
かった。
一人一役の実行委員として学年のために取り組んでいる。自
分自身の役割を理解させ自覚させるように支援している。自分
の役割を全うすることはできたが、自主的な活動は難しかっ
た。
は、大人が自主的に行う必要がある。保護者にも協力を求め
たい。委員会や各クラブの活動したことを写真で撮ったものを
ポスター等に貼るなどして取り組んでいけるとよい。学級会
グッズを使った授業や研修を行いたい。
実行委員の活動の仕方、させ方については、学年ごとに活動
の仕方(低学年は係活動)を検討して進めていく。仕事を自覚
させ、自主的に学校のために働く機会を設ける。委員会と実行
委員の仕事が重なることがあるので、その都度対応していく。
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④他学年とのふれあい(つながり)を意識した活動を充実さ どの学年も様々な学年と交流することができよかった。異学年 活動に合わせて交流学年を選んでいく。
せる。
交流は高学年としての自覚や責任感を育てることができ、低
学年にはなりたい姿として目標がもてる。
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⑤望ましい学習態度、学習習慣の形成、学習規律の確保を 鷺沼小ルールブックで確認しながら、学年会等で情報交換し、 鷺沼ルールブックとスタンダードの内容を年度内に確認して、
図る。
共通理解して指導を行ってきた。登下校の仕方が悪い(広がっ 学期始めに全員で確認する。
て歩く・坂道を走る・ポケットに手を入れて歩く・あいさつをしな
い)。
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(4)共に歩み、
信頼される学校
21 (開かれた学校)
⑥支援の必要な子どもについての情報を共有し、学校全体 学校全体で情報を共有する機会が増え、話しやすい相談しや 今後も学校全体で支援教育に取り組み、保護者とも連絡を密
で支援に取り組む。
すい環境が整ってきたと感じる。教育活動サポーターによる取 に行い、信頼関係を築きながら進めていきたい。支援に必要な
り出しや見守りなどの人員確保が難しいが、成果を上げている 環境をつくるためにもチームでの対応と具体的な共通理解を
ので今後も継続したい。
図りながら進める。外部の支援機関と連携をしたり、児童支援
コーディネーターを配置したりできるよう検討したい。
⑦いじめ・不登校の未然防止に努め、全教職員での声かけ 鷺沼小学校いじめ防止基本方針に則り、学校体制を確立し、 今後も各クラス、各学年での情報を共有し、学校全体でチーム
や居場所づくりを行い、チームで対応する。
相談体制整備に努め、教職員の共通理解を図った。子どもた となり児童指導に努めたい。必要に応じて校内委員会を開くよ
ちからの話を丁寧に聞くとともに、学年での情報共有を行い、 うにしていく。
早期解決に努めた。
①子どもや保護者が話しやすいように心がけ、全教職員で
連携して、教育相談体制の充実を図る。
教育相談日を設け、必要に応じてこまめに迅速に教育相談を
行ってきた。職員室で対応している子どもとの接し方の共通理
解が必要である。低学年のうちにしっかり対応し、必要な専門
機関や専門家とつなげることを心がけ、学年や管理職に報・
連・相することを継続する。
今後も子どもたちや保護者に寄り添い、教育相談体制を充実
させる。チーム支援の体制を組むための指揮系統を確立する
ために、児童支援コーディネーターを検討する。
教育相談室は、来年度も継続して確保する。
②安心・安全な学校生活が送れるように危機管理意識を
もって、防災・防犯、緊急対応等を統合した環境整備を行
う。
防災意識を高める取り組みを工夫してきた。避難訓練を繰り返
し、迅速な行動がとれるようになってきた。地区別の避難訓練
でも、スムーズに動けるようになった。登下校中の歩き方は良
くない。引き続き定期的な通学路の指導が必要である。
子どもは「自分の命は自分で守る」、教職員は「子どもたちの
命を守る」という意識を強くもって、今後も危機管理体制を強化
したい。「学校の安全管理マニュアル」の内容の精選、更新を
図り、全体への周知を徹底する。登下校中の歩き方は、引き
続き学年で朝、放課後の分担をするなど、子どもと職員の通学
路の再確認も行いたい。
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③保護者・地域の方の協力や支援を得て、広く教育ボラン 多くの方々にゲストティーチャーや出前授業としてご協力いた
ティアやゲストティーチャーを募り、教育活動を充実させる。 だき、充実した学習を行っている。また、図書ボランティアだけ
でなく、PTAの清掃のお手伝い、生活科・かけ算九九・総合的
な学習や家庭科の実習等多くの教育ボランティアの協力を得
られた。今後も計画的に教育ボランティアをお願いし、教育活
動を充実させたい。
引継ぎをスムーズに行うために、今年度のゲストティー
チャー、地域、保護者ボランティアの方々の明確なリストを作
成するとよい。(現在ある体験を通した学びのものとリンクまた
は集約させる。)
④校務分掌と連動する学校評価システムを充実させ、学校 学校報告会を学年末懇談会の前半にTVで行い、より多くの保 校内のすべての役割などの校務分掌を連携させてほしい。校
改善に生かす。
護者に参加してもらえるようにした。
務分掌の見直しを行いたい。
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⑤教育活動を公開し、学校ホームページ、学校・学年・学級 各学年が学年だより等工夫して、学校の様子や学習に必要な 学校の情報を発信する一つの手段としてホームページの更新
だより、懇談会等の内容の充実に努め、積極的に情報の発 ものなどのお知らせを随時行っている。情報配信メールを活用 を来年度も引き続き行う。職員一人一人がセキュリティ、個人
信を行う。
し、校外学習等での子どもの様子や学校の情報を保護者や地 情報等への意識をより高めていくようにしていく。
域の方々に発信することができた。
⑥小中連携教育推進協議会の取組を充実させ、近隣小学
校、中学校との連携を深める。
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近隣3校合同の自然教室や中学校への体験入学など、内容を 今後も児童生徒の交流や教職員の情報交換を行い、連携を
充実させることができた。特に、合唱交流や体験入学を通し
深めたい。授業を参観し合ったりすることは有効であるので、
て、中学校生活の見通しをもつことができたり、有馬中学校の 今後も継続してほしい旨、他校にも働きかけたい。
よさを体験できたことがよかった。
⑦幼稚園や保育園からのスムーズな移行を行うために幼保 幼稚園、保育園の先生方との話をする機会がもててよかった。 今後も幼保小との情報交換を行い、小1プロブレムをなくして
小連携を推進する。
子どもたちの交流では、小学校では初めてのことで教わること いきたい。幼稚園と保育園との連携は指導計画に入れてある
が多い中で、自分たちが学んだことを伝える経験がもてたこと ので、スムーズに実施することができた。今後も継続したい。
は成長につながった。今年度も入学説明会に、就学する子ど 今後も入学説明会等で就学児たちの参観や体験活動も行っ
もに体験入学的な取り組みを行った。
て、より多くの教職員で子どもの実態把握に努める。
学 校 関 係 者 の評 価
・日常での挨拶が少ない。「こんにちは」は言えるが「さよ
うなら」が言えない。地域で顔を知っている人と挨拶がで
きるようになってほしい。大人が言わないと言えないので
はないか。まず、大人や先生方から範を示すようにした
い。
・朝読書は、読書が苦手な子どもも活字に触れる時間が
確保されていて評価できる。図書ボランティアや担任の読
み聞かせも効果的である。
・授業の工夫がよくわかる。ゲストティーチャーや講師を
招いたり、教材教具の利用したり、子どもの興味関心を引
き出している。教育ボランティアの活用も引き続き工夫し
てほしい。
・地区別の避難訓練は評価できる。町会防災訓練にも3・
4年生が参加し、地域連携に貢献している。
・登下校の歩き方が良くない。ふざけて歩いたり走ったり
する行動が目立つ。安全指導を強化してほしい。
・自分を表現することに慣れていない子どもが多い。お互
いを理解することも苦手である。バーチャルの世界ではな
い、人と関わり考える時間を意図的に多く持ってほしい。
今年度のまとめ ・ 次年度へ向けての取組
・体験を通した活動は、子どもたちにとって有効であり、特に人とかかわる活動は充実した内容であった。専門の講師
や教育ボランティア等の人材の記録や情報を共有化し、次年度に確実に引き継ぐようにする。
・各学年、意図的に言語活動の充実を図ってきた。書く活動や発表する機会を作り、表現する力を意識して指導してき
た。その結果、友達の発言を聞こうとする意識や話し合おうとする姿勢は少しずつ身についてきているが、次年度は、
学年で系統立てた言語活動の取組を実施していきたい。また、教職員の言葉遣い等子どもの言語環境を常に意識す
るよう努めていく。
・読書の習慣がついてきているので、今後も担任と一緒に読書をする時間を継続していく。学級文庫を保管する書棚な
どの環境整備も検討していく。
・相手意識をもって伝えたり聴いたりする授業を工夫してきた。グループ学習で話し合いや友達同士の交流ができ、校
内研究の成果が認められた。また、学習のめあてを明確にし、意欲を引き出すための授業改善を行った。情報機器の
活用や教材教具の共有化、導入や学習の場の設定等常に確認しながら授業に臨む。教育ボランティアやゲストティー
チャーの協力を得て、効果的な学習をさらに工夫していく。
・挨拶運動や登下校のマナーの遵守、学習規律など代表委員会と連携しながら、子ども自身が自主的に活動できるよ
うに支援していく。また、学校全体として同じように指導していくように鷺沼ルールブックの確認をしながら共通理解を図
る。異学年交流活動についても成果が認められるので、引き続き実施していく。
・学校ホームページを活性化させ、最新情報を提供していくように努める。創立40周年を迎えるので、周年事業の情
報提供も行いたい。
・人権尊重教育を基本に、各クラス・各学年での情報を共有し、児童指導の早期対応に努める。教職員全員での声か
けや見守り、居場所づくりなどを行い、学校全体で支援していく。また、保護者やPTAと連携しチームでの対応をしてい